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STマイクロエレクトロニクス
会社概要

携帯型機器用バッテリ充電器の標準化を推進する集積保護ICを発表

STマイクロエレクトロニクス

過電圧保護ICが中国情報産業部およびGSM Associationの推奨する
USB充電器を含む6.8Vまでの充電器に適した4種類の閾値電圧を提供
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保護IC分野の世界的リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、
以下ST)は、携帯電話および携帯型機器向けの新しい保護ICを発表しました。
同製品は、ユーザが携帯端末を新機種にアップグレードする際に発生する、
多数の廃棄バッテリ充電器(以下充電器)による環境負荷の低減に貢献します。
毎年約10億台の携帯端末が出荷されていることから、この新しいICによって
世界全体の5億台以上の充電器の廃棄を防止できる可能性があります。

中国政府やGSM Associationといった政府・団体は、携帯電話向けの
ユニバーサル充電器を実現するため、標準充電器コネクタおよび電圧を提唱して
おり、USB標準規格が利便性ならびに費用対効果の高いソリューションとして
考えられています。標準充電器は、廃棄充電器を低減するだけでなく、
デスクトップ / ラップトップPCのUSBポートからの充電を可能にします。
携帯型機器のタイプや販売地域に関わらず、標準の充電インタフェースを備えた
携帯端末によって、環境パフォーマンスおよびユーザの利便性が向上します。

新しいICであるSTBP120は、外付け充電器によって過電圧が印加された際に、
携帯電話やその他のバッテリ駆動の携帯端末における充電制御回路を保護します。
同製品は、現時点での主要ソリューションが推奨する一定範囲内の充電電圧
レベル(USB電圧を含む)に適したいくつかのシリーズを用意しています。
これらの主要ソリューションには、中国情報産業部(MIIT)が提唱するYD/T 1591-2006も
含まれています。

バッテリ駆動の製品に搭載されたSTBP120は、充電器からの電圧をモニタします。
検出された電圧があらかじめ設定した閾値を超える場合は、内部のスイッチが
オープンになり、過電圧による損傷から内部回路を保護します。5.375V~6.02V
の閾値に亘る4種類のシリーズが用意されているため、技術者はUSB充電器に対し
て最大5.25V、その他の充電器に対してはより高い電圧の最大6.8Vといった設計
の最適化をすることが可能になります。各製品は、最大28Vまでの過電圧から
保護します。通常動作時、内部スイッチのNチャネルMOSFETは、効率を高めるこ
とで熱損失を最小限にするため、抵抗が90ミリΩと非常に低くなっています。

その他、フォルト・インジケータ出力、充電回路への突入電流を制限するための
ソフト・スタート機能、および過度の温度上昇から保護するためのサーマル・
シャットダウンといった機能があります。同製品を使用することで、ディスクリートの
過度電圧サプレッサおよびヒューズによって過電圧保護を行う場合と比べて、
部品点数の低減が可能になり、基板スペースを節約できます。
さらに、ディスクリート製品を使用するよりも過電圧閾値を正確に設定することができます。

STBP120は、超小型の10ピンTDFNパッケージ(2 x 2.5mm)で提供されます。
単価は、約1,000個購入時に約0.37ドルです。

詳細は、http://www.st-japan.co.jp/powerpathをご覧ください。

本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2394d.html

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することに
より、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com

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URL
http://www.st.com/jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟
電話番号
03-5783-8220
代表者名
マルコ・カッシス
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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