「花いろは」が新体制となって僅か３か月で4thワンマンライブ「天花符舞‐花ノ陣-」を1/30にZepp Shinjukuで決行！！

安田大サーカスのクロちゃんから2024年のオススメアイドルとして推してもらうなど今ノリにノっている超王道アイドルユニット「花いろは」の4thワンマンライブに密着

LIME LIGHT

2024年2月1日 08時00分

Zepp Shinjukuでワンマンライブをすることが決まってから、期待と不安が入り交じりつつも日々のライブ活動を精力的にこなしてきた花いろは、この舞台に立つ自分たちが恥ずかしくないようレッスン漬けの毎日を過ごしてきたが、年始から体調不良者が続出し満足な練習ができない日が続く中、メンバー達は焦りつつも、各自ができるワンマンに向けての対策を精一杯励んできた数週間、しかし皆どこかに不安を感じていた。

これまで自分たちが納得するまで王道アイドルとしての凛とした可愛らしい華やかな花いろはを追求し、そして新生花いろはのこの7人でしか出せない色を魅せるため、それぞれが持ち味を活かして活動してきたこの三ヶ月。まずはこの1/30を目標に、でも通過点に過ぎないと思いながらも、この日を目先の目標として日々頑張ってきた7人。観ていただいた方に絶対にすごかったね！と思わせたいというそんな一心であった。

2024年1月31日（月）とうとうZepp Shinjukuの幕がその日上がった
登場SEが流れると、会場は一気に盛り上がる

大型ビジョンに映し出されたメンバーそれぞれの直筆のメッセージとともにメンバーが一人づつ登場してくる。
トップバッターは、柊木まいな。「たのしませてやんよ！」と関西出身の自称お笑い担当らしいメッセージは会場を和ませ、自身はいつものマイペースなまいなスマイルで堂々と登場。
兎咲ななみは「おなかいっぱいにさせるよー」と調理師免許を持つ大食いキャラらしく、「おなかいっぱい」という表現にいろんな意味を込めたであろうこのメッセージは実にななみらしい言葉であり、実の本人はウサギのように飛び跳ねながら登場してきた。

新メンバーの宮園あいさは「世界で1番あいしてる！！」とストレートにファンへの感謝と愛情表現を名前の「あい」とかけたメッセージとなっていて、まさしく愛情をふりまきながら全身で大きく手を振って登場

穂積りんかは「忘れられない日にするよ！」とファンへ向けた熱い想いを書き記す。年末年始に体調不良が続き皆に心配をかけてきただけに、元気に登場してきたりんかを見守るファンはなんとも微笑ましい。
望月みらいは「今この瞬間、神オブ神」サポートメンバーとして加入したみらいは、これが花いろはとしての大きなワンマンLIVE最後になるであろうという想いもあってか、今というこの瞬間にこだわった熱いメッセージがファンの心に突き刺さる
新メンバーの今咲ひめのは「ZeppShinjuku世界で一番盛りあがれ！」というメッセージ。アイドル経験はあったものの、グループのワンマンライブの経験がこの日初めてだったひめのだけに不安を自信に変えるべく切実に盛り上がってほしい、いや自分が盛り上げてやるという熱い気持ちが伝わってきた

最後はリーダーの香山ゆきほ「幸せにしちゃうよ」となんともゆきほらしいラブリィな表現でこの空間にいる花いろはの為に予定を開けて観に来てくれたここにいる全員に感謝を込めたメッセージとともになんとも可愛らしく登場

最初のブロックは「シュプレヒコール」で元気に会場を冒頭から盛り上げるにはうってつけの楽曲を披露

次の「ラッキー☆ストラテジー」もイケイケにノリノリの楽曲で最初から熱く盛りあがり、「ね？」でかわいさMAXをお届けしファンの心を鷲掴みにしてくる

最初のMCではこの日初めて披露したメンバーお気に入りの新衣装について熱く語っていたが、会場から思わず「かわいい」という声があちらこちらから聞こえてくる

次のブロックは、真冬を感じさせないくらい熱ーい夏曲の「夏恋バケーション」

この曲は、花いろは初期メンバーのアルバムリリースのリード曲でありながらも1年半ほど花いろはでは披露していなかった楽曲を今回、この7人体制で初披露した
その後もLOVEバケ―ションと熱い楽曲が続き、可愛いらしく楽しくもしっかりとしたパフォーマンスでファンを魅了していく
その後の「恋のDIVA」の途中、メンバー達がシャボン玉を会場にむけて出すという遊び心あふれる演出も自分たちが一番楽しそうに無邪気に遊んでいる様子をみて会場のファンは彼女たちの可愛さにますます魅了されていく

ここでメンバー達も知らされていない告知映像が流れる
まずは3月3日のひなまつりの日に現体制初となるサブスク曲のリリース決定が発表された
次にメンバーの出身地を含めた全13都道府県での全国ツアー開催情報がビジョンに映し出され、その後のＭＣでメンバーの驚きとうれしさMAXというテンションで想いを伝えていた

次のブロックは「初恋アニバーサリー」から現体制新披露の「ナミダこぼれても」と「流星ストリングス」。
メロウな聞かせるナンバーで花いろはには珍しい楽曲となっているが、一言一言をかみしめながら、情景を歌詞に乗せて唄っているメンバー。
その歌声とメンバーの想いが会場の空気をガラッと一変させた。特に今咲ひめのソロパートは圧巻。しっかりとでも切なく表情も含めて大切に唄を届けているのがよくわかり、自然と聞き入ってしまう。他のメンバーも負けじと想いを乗せて唄っていているのがビンビンと感じ、明るくかわいい超王道アイドルという枠を超えて、懐の深さを感じさせてくれたブロックとなった

最後のブロックは、花いろはのこれぞ王道という楽曲を存分に聞かせてくれるセトリとなっており、盛り上がりは最高潮を迎える

「究極LOVE」ではこの時間を共有できたファンの皆さんに向けて、少しも手を抜かず、全力で会場の後ろまで届くように大きなフリとパフォーマンスで会場を煽り、「ラビニュー」では今の花いろはの勢いそのままLOVEをたくさん届け、ファンもそれに答えるかのように全身全霊で推しメンカラーのペンライトをこれでもかと言わんばかり振って応援していてファンとの絆を感じられた
キミラボラトリーでメンバーは白衣を着る演出で可愛く登場。ビジョンの映像とリンクさせながら、いつもと違う‘‘キミラボ‘‘を全力で楽しんで届けていた
そしてラストは「ナナイロＭoment」7人7色の個性豊かな花いろはメンバーをそのまま描いたような楽曲でフォーメーションもフリも観てて楽しく自然とフリコピしたくなる楽曲ならではで、これで終わらせない、もっともっと楽しませるよ、お腹いっぱいになってもみんなの事を愛してるから、絶対に忘れさせないから、今この瞬間超楽しいでしょ、最高に盛り上がってる、今幸せでしょ！と冒頭のメッセージを体現させるべく、メンバーの全力パフォーマンスは加速していった。

そのメンバー達の想いと熱気はまだまだ終らないよね、まだまだいけるからと盛大なアンコールが会場にこだましていく

それに応えてワンマン特製Tシャツをアレンジした衣装で登場

アンコール1曲目は「花色ファイト」応援歌になっている曲だが、花いろはに小さなことで悩んでないで私がいつもそばにいるから大丈夫、ファイト！と率直に歌い上げられると、嫌なことがあっても素直に頑張れそうになる、そんなパフォーマンスで自然と明るくなれる
これをアンコールにもってこられるとなんだか気持ちよく純粋に来てよかった、と思わせてくれる

ここでメンバーは感謝の想いをそれぞれの言葉と気持ちで伝えていく
ななみは「どの瞬間の花いろはも最高で大好きなんですけど今日最高な花いろはを更新できたと思います。だけどもっと上を目指していきたいので、私の大好きな花いろはをここにいる大好きなみんなと一緒にこれからも歩んできたいです」
まいな「まだ全然終わってほしくないし、みんなも終わってほしくないよね。今この時間凄く楽しい。この素敵な時間をいっぱいのみんなと共有できてすごいすごい幸せです」

りんか「私たちがこのステージに立っている意味をくれている今日ここにきてくれている皆様本当に本当にありがとうございます。皆さんと楽しい時間や最高を更新できた事、一生忘れません」

あいさ「今このステージに立ててることは当たり前の事ではなくて、みんながいてくれて、実現できた事なので本当にありがとうございます。もっともっともっともっと上に行きたいのでこれからも応援宜しくお願いします」

ひめの「加入してからプレッシャーを感じている日々がずっと続いていましたが、大好きな花いろはに加入して、でもいろいろ言われると思っていましたが、そんな事なくてみんな暖かくて、もっと大好きになりました。そんな素敵なグループなのでもっと多くの人に知ってほしいです」
みらい「サポートメンバーとして加入させてもらいましたが、3月中旬を目処に活動を終了とし卒業することとなりました。残り約一か月半のアイドル人生最後を一緒にすごしてほしいです」

ゆきほ「初期メンバーから活動してきましたが、私が愛してきたメンバーや一番の味方でいてくれるファンの方がいたからこそここまで頑張ってきました。花いろはは、さらに上を目指していきます。これからも応援宜しくお願いします。ありがとうございました」
とここでみらいの卒業が発表された。
いくつかのグループを経験し頼もしい存在であったみらいが卒業してしまう事は残念だが、それでも前をむいて上へ上へと高見を目指していく花いろはは本当にどこまでも上り詰めていくであろうと確信が持てたライブとなったのではないだろうか。

そして「#恋アカ」これで終わりにしたくないというメンバーとファンの一体感がひしひしと伝わってきて力尽きるまで応援をしている会場にいるファンの全員が同じ方向をむいていて、今が本当に楽しくて仕方ない様子が空気が伝わってくる

ラストは「トキメキの鍵」終わってほしくないというのが本当に正直な感想だが、

ここにいる全員が笑顔で溢れ、楽しくてしかたない、そんな気持ちにさせてくれる花いろはっていいよね。って単純に思わせてくれた個性豊かな7人の花いろは。

最後は、この日1/30の楽屋からLIVEまでの映像が撮って出しで編集され流される粋な演出に思わず魅入ってしまい、どこを切り取っても飽きさせないライブとなっていた。
この先ももっと大きく羽ばたいてどこまでも行っても一緒に行こうと会場全体が温かく彼女たちを見守り応援し支えてくれているこの空気感は、
単純に「花いろはって凄くいいアイドルグループだよね！」という言葉につきる4thワンマンライブとなった

花いろは4thワンマンライブ「天花符舞‐花ノ陣-」2024.1.30
セットリスト

登場SE
1.シュプレヒコール

2.ラッキー☆ストラテジー

3.ね？

MC1

4.夏恋バケーション

5.LOVEバケーション

6.恋のDIVA

MC2

7.初恋アニバーサリー

9.ナミダこぼれても

10.流星ストリングス

MC3

11.究極LOVE