ジゴワッツ、ベトナム法人とベトナムEV充電市場で戦略的パートナーシップを締結

～日本発の技術で世界のEVインフラを支える～

　株式会社ジゴワッツ（本社：東京都中央区、代表取締役：柴田知輝、以下「ジゴワッツ」）は、2025年2月24日、ベトナムで環境事業を手掛けるMai Hoa Holdings Co.,Ltd（本社：ベトナム社会主義共和国ハノイ市、代表取締役：チャン・コン・ホア、以下「MHH」）と、ベトナム国内におけるEV充電インフラの開発・展開に関する戦略的パートナーシップ契約を締結しました。本提携により、ベトナム市場でのEV充電環境を大幅に向上させ、EV普及を後押しすることを目指します。

ベトナムEV市場の成長可能性

　ベトナム政府は、2050年のカーボンニュートラル達成 に向け、EV普及を促進する政策を次々と打ち出しています。2024年にはEVの新車販売台数が 約87,000台 に達し、国内自動車市場の15%以上を占めるまでに成長しています。同国政府は 2035年までに累計280万台以上 のEVを普及させる計画を掲げています。

　しかし、EV充電インフラの整備はまだ十分ではなく、都市部を中心に約 15万ポート の充電ポイントが設置されているものの、その多くは経路充電となっており、基礎充電、目的地充電の充電設備の不足が課題となっています。政府はこれを受け、EV充電ステーション向け電力料金の補助制度の導入等を進めています。

戦略的パートナーシップの目的と展望

　本提携により、ジゴワッツとMHHは、ベトナム国内におけるEV充電インフラの拡充を共同で推進し、EV市場の成長を支援します。

ジゴワッツの役割

■ EV充電器の開発・提供

　ベトナム市場に適した AC充電器（普通充電器） を開発・提供し、現地のEVユーザーの充電環境の向上に寄与します。

■ エネルギーマネジメント技術の導入

　充電インフラの効率的な運用を支援する エネルギーマネジメントシステム（EMS） を提供し、ベトナムの電力負荷の最適化を図ります。

■ 課金・管理システム「PIYO CHARGE」の展開

EV充電の課金・管理を一元化する 「PIYO CHARGE」のシステムをベースにベトナム向けにカスタマイズし、EVユーザーの利便性の向上に寄与します。

MHHの役割

■ ベトナム国内での充電ステーション展開

　ジゴワッツの技術と製品を活用し、商業施設・公共施設・集合住宅 などに充電ステーションを展開する支援を行います。

■ 現地インフラとの統合

ベトナムのエネルギー事業者や自治体と協力し、EV充電インフラの拡充を進めることを目指します。

本提携がもたらす社会的インパクト

■ EVユーザーの充電利便性向上

充電インフラを都市部だけでなく地方にも展開し、EVユーザーの利便性を向上。

■ EV充電インフラ市場の標準化・効率化

ジゴワッツのエネルギーマネジメント技術を活用し、充電器の運用効率を向上。

■ EV市場のさらなる成長を後押し

ベトナム政府のEV普及目標（2035年までに280万台以上）達成を支援し、持続可能な社会の実現に貢献。

今後の展開

　ジゴワッツとMHHは、2025年内にベトナム国内でのEV充電器の設置を開始する予定です。さらに、現地ニーズに応じた新技術の導入や、EV充電インフラの柔軟な展開にも取り組み、EV充電市場の発展に寄与してまいります。

　本パートナーシップを通じて、ジゴワッツはベトナム市場への本格的な参入を果たし、世界市場におけるEV充電インフラのリーディングカンパニーとしての地位を確立していきます。

ジゴワッツについて

　ジゴワッツは、日本最小*のEV充電器である「Ella」やベンチャー企業で唯一一般財団法人日本自動車研究所認証センターからの「JARI認証」というクルマ社会の品質を追求する認証も取得しているEV充電器「産業用モデル」を自社で開発・販売しているEV充電器メーカーです。また、EV充電器を開発・販売しているだけでなく、2019年からEV充電サービスである「PIYO CHARGE」を開発・提供しています。

　ジゴワッツは、EV充電事業者にEV充電器を提供するだけでなく、複数のEV充電事業者のアプリやシステム開発も行っています。このようにジゴワッツは、様々な側面から、EV充電業界に関わっております。

※2025年3月ジゴワッツ調べ

本リリースに関するお問い合わせ先

会社名：株式会社ジゴワッツ

担当： 川野

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