知的障害のあるアーティストが描きだす作品を「Panasonic Laboratory Tokyo」オフィスエリアのファブリックに展開
100BANCHで活動する『株式会社ヘラルボニー』が知的障害のあるアーティストが描き出すアート作品をオフィスへ転用するBtoB展開事業をスタート
この度、パナソニック株式会社(代表取締役:津賀一宏、本社:大阪府門真市)が東京都中央区 住友不動産汐留浜離宮ビル(5階・6階)にリニューアルオープンした、Panasonic Laboratory Tokyoのオフィスエリアの壁紙・クッションに、知的障害のあるアーティストの作品を転用。知的障害のあるアーティストが描き出す世界観をファブリックに転用することで、オフィスに異彩の彩りを放ちます。
●プロジェクト概要
知的障害のあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド「MUKU」を運営する株式会社ヘラルボニーが手掛ける本企画は、「福祉 × アート」という従来はあまり知られてこなかった分野をビジネスと結び付ける新しい試みです。ヘラルボニーが契約する全国の福祉施設から生まれるアート作品をファブリック等に転用することで、知的障害のあるアーティストの新しい収益構造を実現します。また、本事業に参画することによりSDGs及びCSRに寄与する先駆的な企業としての発信も可能となります。
今回アート作品が転用されたのは汐留の浜離宮ビルの6階、Panasonic Laboratory TokyoのIdeation lounge。本ラウンジは、通勤などのストレスをリセットし、独創のインスピレーションを得る場として2018年12月にオープンしました。オフィス内でも緑を感じられるようにオフィス用植物が導入され、川のせせらぎの音が流れるこのラウンジは、浜離宮ビルに通勤するパナソニック社員の憩いの場所として利用されています。
今回オフィスに転用された2つのアート作品は、ヘラルボニーが契約を結ぶ、るんびにい美術館に所属するアーティスト、工藤みどり氏と佐々木早苗氏による作品。るんびにい美術館は岩手県・花巻市の社会福祉法人光林会が運営する、アートと憩いの空間。知的障害のあるアーティストが数多く所属しており、アートを通してボーダーレス(境界のないこと)な社会を目指しています。
- るんびにい美術館
<アーティスト紹介>
佐々木早苗氏|採用作品「無題」
工藤みどり氏|採用作品「無題」
- 株式会社ヘラルボニー について
ホームページ:http://www.heralbony.com/
- 100BANCH について
ホームページ:http://100banch.com/
- るんびにい美術館 について
https://www.kourinkai.net/museum-lumbi/
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