「京都文学レジデンシー」第5回開催のお知らせ(10月3日〜11月2日)
国内外8名の詩人・小説家・翻訳家が京都で滞在制作を行います。

1.京都文学レジデンシーについて
京都⽂学レジデンシー実⾏委員会は、世界の作家・詩⼈・⽇本⽂学翻訳者が京都の街なかに⼀定期間滞在して構想・執筆する環境を整え、読者を含めた⽂学の担い⼿たちとの交流の場を設けることを⽬的に 2021 年に発⾜しました。⽇本と海外の作家と翻訳家が京都に滞在し、⾃由に執筆する、⽇本初の⽂学レジデンシーの試みであり、⽴命館⼤学、⿓⾕⼤学、京都芸術大学、京都大学の文学者を中心に、京都市、書店CAVA BOOKS関係者らが実⾏委員を務め、2022年10⽉に第1回京都⽂学レジデンシーを開催しました。
今年度は、2026年10⽉3⽇(⼟)から11⽉2⽇(月)にかけて、第5回京都⽂学レジデンシーを開催する運びとなりました。今年度は、国内外から招聘した8名の詩⼈・⼩説家・翻訳家が京都に滞在し創作活動を⾏うほか、オープニング・フォーラムをはじめとした市⺠との交流イベントを実施します。
2.招聘作家
すべての作家のサンプルワーク(原語および日本語訳)は、京都文学レジデンシーのnoteで読むことができます。
〇京都文学レジデンシーのnoteはこちら

キム・ドユン / 김도윤 / Doyoon L. Kim
Arts Council Korea フェロー。韓国出身の小説家、リブレッティスト(オペラ台本作家)、批評家。2017年にアイオワ大学の国際創作プログラム(IWP)に参加。複数の短編小説を執筆したのち、2023年に初の長編小説『VANISHED』を出版した。同作は、2022年の釜山国際映画祭にて「ACFM(アジア・コンテンツ&フィルム・マーケット)」の選定作品となった。

エカ・クルニアワン / Eka Kurniawan
国際交流基金ASEAN文芸フェロー。インドネシア出身の小説家。主な長編小説に『美は傷』(2002年)、『Man Tiger』(2004年)、『Vengeance is Mine, All Others Pay Cash』(2014年)、『The Dog Meows, the Cat Barks』(2024年)などがある。オランダのプリンス・クラウス賞を受賞したほか、ブッカー国際賞の候補にも名を連ねた。現在はジャカルタ在住。

ジュリア・ヴェトリ / Giulia Vetri
ベルギー王国フランス語共同体フェロー。1989年、イタリア北部生まれの児童書作家、イラストレーター、小説家。工業デザインとグラフィックデザインを学んだのち、イラストレーションの修士号を取得。2016年にブリュッセルへ移住して以来、国際的な出版社と協働している。現在は、主に児童書の制作や小説の執筆に注力している。

ホン・ライチュー / 韓麗珠 / Hon Lai Chu
京都文学レジデンシーフェロー。小説家。香港を代表する作家の一人として、長編小説を多数出版している。主な長編小説に『縫身(Mending Bodies)』、『離心紀(Degravitation Zone)』、台北国際書展(台北国際ブックフェア)大賞を受賞した『屍骨の山(Flesh Mountain)』などがある。

イサベル・ガリモア / Isabel Galleymore
京都文学レジデンシー フェロー。イギリス出身。詩集 『Significant Other』、『Baby Schema』があり、作品はNew York Review of BooksやThe Times Literary Supplement などに掲載。2023〜24年、ハーバード大学フェロー。現在、英国バーミンガム大学教授。

カティア・カッシング / Katja Cassing
DMG森精機文芸フェロー。ドイツ出身の翻訳家。カティア・ブソン(Katja Busson)のペンネームでも活動。1970年生まれ。トリーアと東京で日本学と英文学を学ぶ。これまでに川上未映子、市川沙央、鈴木涼美、王谷晶、青山七恵、谷崎潤一郎、町田康などの作品をドイツ語に翻訳しており、2006年には国際交流基金の翻訳賞を受賞した。

南田偵一 / Teiichi Nanda
京都文学レジデンシーフェロー。詩人。1979年生まれ、東京都出身在住。2009年に出版社(合同会社パブリック・ブレイン)を創立。2020年頃より詩作を開始し、2025年春にドキュメンタリー詩誌『詩あ』を創刊。2026年11月27日〜12月6日に東京・蒼枯(そうこ)にて詩と写真の展示を行う予定。

ヴィオラ・ディ・グラード / Viola Di Grado
イタリア文化会館‐大阪フェロー。ロンドンを拠点に活動するイタリアの小説家、翻訳家。これまでに執筆した8冊の長編小説は世界16カ国で出版されている。イタリアのカンピエッロ賞・新人賞(Premio Campiello Opera Prima)を史上最年少で受賞。The GuardianやLa Repubblicaなどのメディアにも寄稿している。
3. 関連イベント
第5回京都⽂学レジデンシーの開催期間中に、文学および文学創作を通した国際交流の魅力を伝えるさまざまなイベントを開催します。
① オープニング・フォーラム
ディスカッションテーマ:「すべての道はローマに通ず?」
世界共通に使われる格言「Omnibus viis Romam pervenitur」は、出発点や手段が違っても、最終的に同じ目標に辿り着くという意味を持ちます。みなさんにとって、文芸表現で目指す目的地はどこなのでしょうか? そこに至るまでの道のりになにを思いますか?そしてローマという共通の目的地があるのかどうか、話し合いましょう。
開催⽇:2026年10月4⽇(⽇)
時間:14:00〜16:00(開場13:30)
場所:⾹⽼舗 松栄堂・薫習館 KARANIホール(京都市中京区烏丸通⼆条上ル東側)
司会:藤井光(翻訳家、東京大学/京都文学レジデンシー実行委員)
通訳:日英逐次通訳あり
定員:会場60名(先着順、事前申込優先)
配信:ライブ配信およびアーカイブ公開を行います
参加費:無料
② クロージング・イベント(朗読会)
招聘作家が、滞在制作の締めくくりに、自国語で自作の朗読を行います。日本語訳も提供します。
開催⽇:2026年11月1⽇(⽇)
時間:14:00〜16:00(開場13:30)
場所:⾹⽼舗 松栄堂・薫習館 KARANIホール(京都市中京区烏丸通⼆条上ル東側)
司会:澤西祐典(作家、龍谷大学/京都文学レジデンシー実行委員 副代表)
通訳:トーク通訳あり
定員:会場60名(先着順、事前申込優先)
配信:なし
参加費:無料


③ブックフェア
市内の書店と連携し、招聘作家に関連する海外文学等のブックフェアを開催します。会場ごとにテーマを変え、異なるラインナップが並びます。
● [丸善 京都本店(京都BAL B1,2F)] 開催中。招聘作家が選んだ国内外文学を中心に構成。
● [京都 蔦屋書店(京都髙島屋S.C. [T8] 6F シェアラウンジ内)] 10月開催/招聘作家の著作(原語または邦訳版)を特別販売いたします。※特設ライブラリーと同時開催
④ 集中執筆会「書くための静寂|Kyoto Writers Oasis」

2026年7月からスタートし、第1・第3水曜の夜に定期開催している集中執筆会「書くための静寂|Kyoto Writers Oasis」を、京都文学レジデンシーの開催期間中も開催します。招聘作家も参加予定です。
「書くための静寂|Kyoto Writers Oasis」は、書くことに集中するための執筆の場です。同じ時間に集まり、それぞれが自分の「書くこと」に向き合います。会話を控えながら、参加者それぞれが集中できる空間を共有します。取り組む内容は、小説や詩、翻訳、論文、日記、アイデアメモなど自由。プロ・アマを問わず、「書くことを続けたい人」の参加を歓迎します。
開催日: 10月7日(水)、10月21日(水) 19:00〜20:45(開場18:45)
* 上記以外の第1・第3水曜日も定期的に開催しています
会場:FabCafe Kyoto(京都市下京区本塩竈町554 / 京阪清水五条駅徒歩5分)
主催:京都文学レジデンシー実行委員会
協力:FabCafe Kyoto
参加:1,000円(1ドリンク付き)、事前申込優先制
4.事業詳細
事業名称:第5回京都文学レジデンシー
開催期間:2026年10月3日(土)〜11月2日(月)
招聘作家:8名
主催:京都⽂学レジデンシー実⾏委員会
共催:⽴命館⼤学国際⾔語⽂化研究所、⿓⾕⼤学、京都芸術⼤学
特別協力:国際交流基金
協力: Arts Council Korea、イタリア文化会館-大阪、ベルギー王国フランス語共同体国際交流振興庁、株式会社共立メンテナンス、京都 蔦屋書店、丸善 京都本店
協賛: DMG森精機株式会社、⾹⽼舗 松栄堂
後援:京都市、京都経済同友会、京都市教育委員会、ブリティッシュ・カウンシル、駐日韓国大使館 韓国文化院、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、駐日ベルギー大使館、在大阪イタリア総領事館
共同プロデュース:MUZ ART PRODUCE、CAVA BOOKS
5.お問い合わせ先

〇京都文学レジデンシー実行委員会
住所:〒612-8577 京都市伏⾒区深草塚本町67 ⿓⾕⼤学国際学部 澤⻄祐典研究室内
メール:kyotowritersresidency@gmail.com
<ウェブサイト、SNS等>
Web: https://kyotowriters.org/
Instagram: @kyotowritersresidency
X (旧Twitter): @kyoto_writers
note: https://note.com/kyoto_wr
YouTube: @kyotowritersresidency
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