アフリカの金融包摂を推進するHAKKI AFRICA、商工中金より1億円の融資枠を開設

株式会社HAKKI AFRICA

2025年8月25日 10時00分

株式会社HAKKI AFRICA（本社：東京都港区、代表者：小林嶺司）は、この度、株式会社商工組合中央金庫（本社：東京都中央区、代表取締役社長：関根正裕、以下「商工中金」）より、事業拡大に必要な資金として1億円の融資枠を開設したことをお知らせいたします。

当社は、2019年の設立以来、「可能性をふやす人を、ふやす」をミッションに掲げ、ケニアをはじめとする新興国における金融アクセスの課題解決に取り組んできました。特に、既存の金融機関からの融資が困難なタクシー運転手の方々に対し、当社が独自に開発した信用スコアリングシステムを活用し、中古車ローンを提供しています。これまでに累計2000名以上のタクシー運転手の方々が当社のローンを利用し、車両取得を通じて安定した収入源を確保し、経済的に自立できるようサポートしてきました。この取り組みは、彼らの生活向上だけでなく、現地の経済発展にも大きく貢献しています。

今回調達した資金（無担保、無保証）は、ケニアにおける中古車ローンの需要拡大に対応するための事業基盤強化に充当し、さらなる事業成長を加速させてまいります。

■HAKKI AFRICAの事業概要

アフリカでは多くのタクシードライバーが銀行融資の与信に値する書類や頭金を準備できず、個人のオーナーから車をレンタルしてのタクシー個人事業が一般的になっています。

当社は独自のアルゴリズムを用いたクレジットスコアリングシステムを構築し、与信審査を機械的に行いリスクを限りなく抑えた車両購入用のファイナンス商品をケニアで提供しています。

2025年から南アフリカ・インドに事業を拡大し、同様の課題の解決に挑んでいます。

■HAKKI AFRICAが目指すのは「誠実な努力が報われる社会」

テックを最大限に活用したクレジットスコアリングを通じて、「誠実に信用を築くことこそが、豊かな人生への近道だ。」という世論の源流をつくり、新興国における「信用」の全く新たな歴史を作り出し、18億人いると言われる金融アクセスのない新興国の方々の金融包摂を実現します。