国内最大級のM&Aアドバイザーネットワークを持つM&A LIVE株式会社よりニーズ配信事業を譲受 M&A支援企業向け新プラットフォーム「AMAPE(アメイプ)」に組込み事業成長の加速を狙う

株式会社ペアキャピタル

M&A仲介事業を展開する株式会社ペアキャピタル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中哲、以下「ペアキャピタル」)は、M&A LIVE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:関根匠、以下「M&A LIVE」)より、ニーズ配信事業を譲り受けたことをお知らせします。これにより、9月より開始したM&A支援企業向けの新たなM&Aプラットフォーム「AMAPE(アメイプ)」に掲載されるM&Aニーズ情報を質量両面で強化し、事業成長を加速します。

 

左:ペアキャピタル 代表取締役 田中哲 右:M&A LIVE 代表取締役 関根匠

■譲り受けの背景と今後の展望

「団塊世代」と呼ばれる世代の人たち全員が75歳以上の後期高齢者になることで起こる2025年問題を前に、現存する国内企業の約3分の1にあたる127万社が潜在的な後継者不在になると言われています(※1)。2023年の「休廃業・解散」企業は4万9,788件で、過去最多を記録しました(※2)。廃業を選択した企業の多くが負債も少なく、健全な経営をしてきた黒字企業であることから、経営者の高齢化、事業承継者の不足、事業運営上の人材不足による廃業の増加が社会問題となっています。 

このような事業承継問題、後継者不足を解決する一手として、昨今企業のM&Aニーズが高まりを見せており、M&Aを成長戦略の一環として活用する企業も増加しています。

M&Aニーズの高まりと共に、M&Aを支援する企業も増加していますが、全体の約98.5%が「M&A支援業務専従者」が10人未満の体制で業務を行っており(※3)、M&A支援業務に必要な人的リソースが不足しているのが現状です。

また、譲受(買い手)企業が自らのニーズを全てのM&A支援企業に一斉に伝える手段がないため、一部のM&A支援企業だけが情報を優位に扱うという課題があります。これに対し、日本政府による透明性向上に向けた注意喚起やガイドライン策定による解決を図る動きが行われておりますが、M&A業界全体で譲渡(売り手)企業と譲受(買い手)企業で受け取る情報に差があること(情報の非対称性)を解消することが急務となっています。

こうした状況を受け、ペアキャピタルは全てのM&A支援企業が譲受検討企業の情報を均一に受け取り、譲渡検討企業に提案できる、M&A支援企業向けの新たなM&Aプラットフォームである「AMAPE(アメイプ)」を2024年9月に開始しました。

今回のM&A LIVEのニーズ配信事業の譲り受けにより、M&A LIVEが保有する約600名のM&Aアドバイザーのネットワークと約200社の譲受検討企業のM&A買収ニーズを「AMAPE」に組み合わせることで、M&A支援企業間の情報共有ネットワークを強化する考えです。

まずは12月の本格ローンチに向けて登録企業の増加、機能拡充に取り組み、中小企業M&Aにおけるインフラとなることを目指します。

これまでペアキャピタルはAMAPEのサービス開始の他に、Alliance Tech事業の開始や、譲受(買い手)企業のM&A業務をワンストップで支援する新規部署の設立、地方への拠点拡大など、支援の質の確保・向上に向けた取り組みを行ってまいりました。今後も日本の財産である企業の廃業を防ぎ、経営者が最良の判断としてM&Aを選択できるための支援をするべく、M&A LIVEと共にAMAPE事業を加速させます。

ペアキャピタルとM&A LIVEはAMAPEを通じ、「Authentic M&A Platform=正確で信頼できるM&Aプラットフォーム」を「for Everyone=皆のために」という名称由来のもと、規模や業界を問わず、あらゆる企業がM&Aにより幸せになれるよう今後も支援をしてまいります。

 

(出典)

※1 中小企業庁「中小企業・小規模事業者におけるM&Aの現状と課題」(2019年11月7日)

※2 株式会社東京商工リサーチ「2023年「休廃業・解散企業」動向調査」(2024年1月15日)

※3 中小企業庁「M&A支援機関登録制度に係る登録フィナンシャル・アドバイザー及び仲介業者の公表(令和6年度公募(7月分))について」(2024年8月20日)

■株式会社ペアキャピタル 代表取締役 田中 哲 コメント

この度、M&A LIVE社との提携により、当社のプラットフォーム事業「AMAPE」をさらに推進できることを大変喜ばしく思います。本提携は、私がかねてより掲げている目標であり、AMAPEを構想したきっかけでもある「M&Aを身近な存在にしたい」という想いを実現するための重要なステップになると確信しています。M&Aをより広く普及させるためには、豊富な買収ニーズ情報を提供し、マッチング機能を強化することが必要不可欠です。M&A LIVEが有するネットワークの活用は、こうした課題の解決において最適な選択でした。

M&Aが「時間を買う」と喩えられるように、当社は本提携によって、AMAPEの拡大に欠かせないリソースとノウハウを効率的かつ迅速に取り入れることができました。

より多くの企業がこのようなM&Aの有効性を享受し、M&Aが身近な存在となることを目指して今後も事業推進に努めてまいります。

■M&A LIVE株式会社 代表取締役 関根 匠 コメント

この度、ペアキャピタル社との提携を正式に発表できることを大変嬉しく思います。本提携は、私たちが掲げるM&A業界における情報の流動性と透明性の向上を実現するための大きな一歩となります。従来、M&A市場においては情報の非対称性が課題となっており、効率的なマッチングが難しい場面も多々ありました。そこで、ペアキャピタルの持つ豊富なリソースとの連携により、私たちM&A LIVEが長年にわたって蓄積してきた知見やデータをさらに活用し、業界全体にとって画期的なインフラを構築していく所存です。

また、私たちの提供するプラットフォームを通じて、より多くのM&A案件の成立を促進し、売り手・買い手・アドバイザーの三方にとって価値あるサービスを提供してまいります。今後も、私たちのビジョンに共感していただける多くの方々と共に、M&A業界の未来を切り拓いていきたいと考えております。

 

■株式会社ペアキャピタルについて

後継者不在・事業の再生等の様々な経営課題の解決のためには「M&A」は非常に有効的な手法です。M&Aは相手のある話であると同時に秘密裏に進めなければならず、そのプロセスは極めて複雑でデリケートです。当社ではM&Aのプロが初期相談から候補企業の探索・推定、諸条件調整、資料作成に至るまで一貫してフルサポートいたします。

 

■ペアキャピタル会社概要

会社名:株式会社ペアキャピタル

代表者:代表取締役 田中 哲

設立:2020年10月14日

本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31階

名古屋営業所:愛知県名古屋市東区葵3-24-2 第5オーシャンビル8階

大阪営業所:大阪府大阪市北区芝田2-2-13 日生ビル東館5階

福岡営業所:福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-28 博多偕成ビル9 階

台湾駐在員事務所:台湾台北市信義区信義路5 段7 号 台北101 57 階

資本金:1,000万円(資本準備金含む)

事業内容:M&A仲介業

URL:https://p-capital.co.jp/

 

■M&A LIVE株式会社について

M&A LIVEは「M&A情報の配信を通じて、全てのステークホルダーの架け橋となり最高のM&Aを実現する」をビジョンに、M&A買収ニーズ配信や買収戦略説明会の開催支援をはじめ、買手企業とM&Aアドバイザーを結ぶサービスを展開しております。

 

■M&A LIVE会社概要

会社名:M&A LIVE株式会社

代表者:代表取締役 関根 匠

設立:2023年3月3日

本社:東京都港区高輪1-2-6

資本金:100万円

事業内容:買収コンサルティング、買手データベースの運営、買収ニーズメール配信

URL:https://ma-live.com/

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会社概要

株式会社ペアキャピタル

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URL
https://p-capital.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイス31階
電話番号
03-6456-3481
代表者名
田中哲
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年10月