NTTビジネスソリューションズとスペクティの連携による、名古屋市での防災DXの実証実験について
~現場の災害情報をリアルタイムに共有できる新しい防災DXサービスの提供に向けて~
NTTビジネスソリューションズ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 上原 一郎 以下、「NTTビジネスソリューションズ」)と、防災テックベンチャーの株式会社Spectee(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 村上 建治郎 以下、「スペクティ」)は、2023年2月6日(月)に名古屋市において、災害発生時の迅速でリアルタイムな情報収集・共有の実現と、その活用によるDX化の効果測定を目的に、NTTビジネスソリューションズが提供するビジネスチャット「elgana®(エルガナ)※1」と、スペクティが提供するAI危機管理ソリューション「Spectee Pro※2」を連携させた実証実験を実施しました。
実証実験により本仕組みの有効性が確認できたことから、災害時の迅速な情報収集・共有できる新しい防災DXサービスとして2023年4月提供開始に向け検討を開始します。
実証実験により本仕組みの有効性が確認できたことから、災害時の迅速な情報収集・共有できる新しい防災DXサービスとして2023年4月提供開始に向け検討を開始します。
※1 安心かつ円滑なコミュニケーションをかなえ、次世代の働き方をサポートするビジネスチャット。わかりやすいユーザーインタフェースや高いセキュリティなどの評価を受け、160万ID以上の導入実績(2022年7月時点)がある。https://elgana.jp/
※2 スペクティが提供するAIリアルタイム危機管理サービス
1.背景
災害発生時、自治体内では現場の状況を迅速に把握し、共有することが求められます。収集した災害情報は、復旧作業や被災状況の住民周知などの災害対応に活用しますが、昨今のICTの進展に伴って数多くの災害情報収集サービスが存在し、その選択も含め必要な情報の取得、精査、確認に時間と自治体職員の稼働を要している状況があります。
また、自治体職員は、事前に収集した災害情報と、現地の被災状況を合わせて報告する必要があり、情報の確認・精査に時間と労力を要する課題も発生しています。
このような自治体における現状を受け、NTTビジネスソリューションズは、NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)※3」で開催されたビジネス共創ピッチプログラム「Business Match-up For Next Value※4」において、連携パートナーに採択されたスペクティ※5と、名古屋市の協力のもと、より安心なまちづくりの実現に向け、災害時の情報収集・共有に活用し、職員稼働の削減(DX化)にも繋げる、新しい防災DXにつながる仕組みの実証実験を行いました。
※3 「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」はNTT西日本が運営するオープンイノベーション施設です。西日本・大阪 京橋から企業・スタートアップ・自治体・大学等のパートナーと共に、「業界・地域課題の解決」と「未来社会の創造」をめざし、つながりでWell-beingを実感できる社会を実現していきます。 https://www.quintbridge.jp/
※4 https://www.quintbridge.jp/program/detail/tmzki5ap3f/
※5 スペクティ、NTTビジネスソリューションズが提供するビジネスチャット「elgana®」と連携サービス提供へ https://spectee.co.jp/pr20230124/
2.実証実験内容
(1)概要
「Spectee Pro」の特徴である、SNSを含む各種情報を一元的に集約して可視化する機能と、ビジネスチャットの特徴である双方向性を掛け合わせて、新しい防災サービスの開発につながる仕組みの実証を行いました。
具体的には、スペクティが提供する「Spectee Pro」の地図上に、「elgana®」で撮影した画像と作成した文章を投稿する仕組みを新たに構築し、合わせて「elgana®」のチャット機能を用いて、クローズドな環境で情報を共有できる機能を提供します。
「Spectee Pro」で提供されるSNSを含む各種情報と、「elgana®」で取得した現場からの情報が合わせて地図上に表示されることで、都度更新される災害情報をリアルタイムに確認できる利便性と効果、サービスの有用性や改善点の検証を実施しました。
この仕組みにより、災害時のリアルタイムな情報収集・共有を可能とし、発災時における迅速な初動行動に繋がることが期待できます。
【実証実験イメージ】
【実証実験で使用した「Spectee Pro」画面】
【実証実験で使用した「elgana®」投稿画面】
(2)実証実験時期
2023年2月6日(月)
(3)実証実験場所
名古屋市役所
(4)各社の役割
①NTTビジネスソリューションズ
・ビジネスチャット「elgana®」の提供
・実証実験の全体調整
②スペクティ
・「Spectee Pro」の提供並びに、「Spectee Pro」を活用した実証環境の構築
3.実証実験の結果
ビジネスチャットで収集する現場情報と「Spectee Pro」で提供されるSNSを含む各種情報を同時に閲覧することで、「Spectee Pro」単独で使用した場合と比べ、災害時における情報収集の利便性が高まると感じたという定性的な効果が確認できました。また「市町村で災害対策に役立つサービスである」といった名古屋市役所職員の方よりコメントをいただきました。
4.今後の予定
NTTビジネスソリューションズとスペクティは、本実証実験をもとに、災害時の迅速な情報収集・共有サービスとして、新しい防災DXサービスの提供に向けた検討を開始します。(2023年4月提供開始予定)
新しい防災DXサービスは「Spectee Pro」で提供されるSNSを含む各種情報と、「elgana®」で取得した現場からの情報を合わせて地図上に表示させることで、災害時のリアルタイムな情報収集・共有を可能とします。
今後、地域の防災対策や、BCP対策を検討する企業等に本サービスを広く展開することで、社会全体の防災・減災の推進に貢献します。
5.本件に関するお問い合わせ先
NTTビジネスソリューションズ株式会社
バリューデザイン部コアソリューション部門
マネージドIT担当フィールドサービスG
Mail:field_live-ft@west.ntt.co.jp
株式会社Spectee
Mail:press@spectee.com
※2 スペクティが提供するAIリアルタイム危機管理サービス
1.背景
災害発生時、自治体内では現場の状況を迅速に把握し、共有することが求められます。収集した災害情報は、復旧作業や被災状況の住民周知などの災害対応に活用しますが、昨今のICTの進展に伴って数多くの災害情報収集サービスが存在し、その選択も含め必要な情報の取得、精査、確認に時間と自治体職員の稼働を要している状況があります。
また、自治体職員は、事前に収集した災害情報と、現地の被災状況を合わせて報告する必要があり、情報の確認・精査に時間と労力を要する課題も発生しています。
このような自治体における現状を受け、NTTビジネスソリューションズは、NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)※3」で開催されたビジネス共創ピッチプログラム「Business Match-up For Next Value※4」において、連携パートナーに採択されたスペクティ※5と、名古屋市の協力のもと、より安心なまちづくりの実現に向け、災害時の情報収集・共有に活用し、職員稼働の削減(DX化)にも繋げる、新しい防災DXにつながる仕組みの実証実験を行いました。
※3 「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」はNTT西日本が運営するオープンイノベーション施設です。西日本・大阪 京橋から企業・スタートアップ・自治体・大学等のパートナーと共に、「業界・地域課題の解決」と「未来社会の創造」をめざし、つながりでWell-beingを実感できる社会を実現していきます。 https://www.quintbridge.jp/
※4 https://www.quintbridge.jp/program/detail/tmzki5ap3f/
※5 スペクティ、NTTビジネスソリューションズが提供するビジネスチャット「elgana®」と連携サービス提供へ https://spectee.co.jp/pr20230124/
2.実証実験内容
(1)概要
「Spectee Pro」の特徴である、SNSを含む各種情報を一元的に集約して可視化する機能と、ビジネスチャットの特徴である双方向性を掛け合わせて、新しい防災サービスの開発につながる仕組みの実証を行いました。
具体的には、スペクティが提供する「Spectee Pro」の地図上に、「elgana®」で撮影した画像と作成した文章を投稿する仕組みを新たに構築し、合わせて「elgana®」のチャット機能を用いて、クローズドな環境で情報を共有できる機能を提供します。
「Spectee Pro」で提供されるSNSを含む各種情報と、「elgana®」で取得した現場からの情報が合わせて地図上に表示されることで、都度更新される災害情報をリアルタイムに確認できる利便性と効果、サービスの有用性や改善点の検証を実施しました。
この仕組みにより、災害時のリアルタイムな情報収集・共有を可能とし、発災時における迅速な初動行動に繋がることが期待できます。
【実証実験イメージ】
【実証実験で使用した「Spectee Pro」画面】
【実証実験で使用した「elgana®」投稿画面】
(2)実証実験時期
2023年2月6日(月)
(3)実証実験場所
名古屋市役所
(4)各社の役割
①NTTビジネスソリューションズ
・ビジネスチャット「elgana®」の提供
・実証実験の全体調整
②スペクティ
・「Spectee Pro」の提供並びに、「Spectee Pro」を活用した実証環境の構築
3.実証実験の結果
ビジネスチャットで収集する現場情報と「Spectee Pro」で提供されるSNSを含む各種情報を同時に閲覧することで、「Spectee Pro」単独で使用した場合と比べ、災害時における情報収集の利便性が高まると感じたという定性的な効果が確認できました。また「市町村で災害対策に役立つサービスである」といった名古屋市役所職員の方よりコメントをいただきました。
4.今後の予定
NTTビジネスソリューションズとスペクティは、本実証実験をもとに、災害時の迅速な情報収集・共有サービスとして、新しい防災DXサービスの提供に向けた検討を開始します。(2023年4月提供開始予定)
新しい防災DXサービスは「Spectee Pro」で提供されるSNSを含む各種情報と、「elgana®」で取得した現場からの情報を合わせて地図上に表示させることで、災害時のリアルタイムな情報収集・共有を可能とします。
今後、地域の防災対策や、BCP対策を検討する企業等に本サービスを広く展開することで、社会全体の防災・減災の推進に貢献します。
5.本件に関するお問い合わせ先
NTTビジネスソリューションズ株式会社
バリューデザイン部コアソリューション部門
マネージドIT担当フィールドサービスG
Mail:field_live-ft@west.ntt.co.jp
株式会社Spectee
Mail:press@spectee.com
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