スーパースポーツの性能と日常の実用性が融合したMcLaren GTSに日本市場限定モデルGTS Signature Collectionが登場
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マクラーレンの国別販売台数において2024年に世界2位となるなど、堅調に推移する日本市場においてのみ、22台限定にて販売される特別なモデル
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本拠地である英国マクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)の設計コンセプトとデザインをインスピレーションの源泉とし、コーディネートされた4種のテーマを設定。2004年に完成したMTCはブランドの精神を体現するよう設計されており、機能美を追求するマクラーレンの姿勢を反映するとともに、自然と科学の美しい調和も特徴
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特別なカラーコーディネートに加えて、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)による数々のビスポーク・デザインを採用
 
マクラーレン・オートモーティブは、4リッターV8ツインターボ・エンジン搭載の後輪駆動グランドツーリングカー「GTS」の魅力をさらに研ぎ澄ませたモデル、「GTS Signature Collection」を日本市場限定で導入します。機能性とハイパフォーマンス、そして日常での常用性が高次元で融合したGTSをベースに、22台限定で作り上げられるこの特別なモデルには、マクラーレン・オートモーティブおよびマクラーレン・レーシングの本拠地である英国ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)の建築デザインに込められた哲学、および科学と自然の調和にインスピレーションを得た、4種のテーマが用意されます。
香港国際空港や東京のセンチュリータワーなどの作品で知られるノーマン・フォスター卿によって設計された MTC は、通常の建築物とは一線を画する存在です。そのデザインの本質は「バランス」と「調和」にあります。上空から見ると、建物と湖は陰陽をモチーフとする完全な円を描いています(この形はデザイン化され、すべてのマクラーレン・モデルのインフォテイメントシステムのホームボタンに採用されています)。建物とこの隣接する湖の形状はバランスと調和を表現しているだけでなく、この大量の水はヒートエクスチェンジャーを介して社屋のエアコンディショニングや風洞実験から発生する大量の熱の放出に寄与するなど、デザインと機能性をも兼ね備えています。また内部構造もそれぞれの業務部門の自立性を保ちつつ、協調を促すように動線を計算されています。すべてのデザインは意味と機能を持つというマクラーレンの思想を色濃く反映しており、完成後20年以上が経過したいまも変わらぬモダーンさを維持しています。
GTS Signature Collectionは、MTCに込められたユニークな設計概念と、マクラーレンのヒストリーから得たインスピレーションを、GTSに反映したモデルです。GTSもまたパフォーマンスと日常性を調和させたモデルであり、MTCの思想を投影するには最適なベースでした。4つのテーマはそれぞれ独自のMSOビスポーク・コンテンツを持ち、ボディカラーからユニークなインテリアに至るまで、この象徴的なマクラーレン本拠地へのオマージュを表現しています。また、建物全体を貫く光と影のコントラストも、この4種のGTS Signature Collectionに共通して影響を与えている美意識です。
4テーマを通してエクステリアは意図的に控え目な仕立てとされますが、ボディカラーはこの限定モデルのために開発され、それらひとつひとつに、MTCと関係するユニークなストーリーがあります。2色が用意されるホイールも、GTSで採用されるのは初めてのカラーです。加えてミラーハウジングにはMTCをモチーフに使用した繊細なパターンがあしらわれ、ドライバーが車に近づく瞬間からこの特別なモデルのデザイン哲学を感じ取ることができます。
インテリアではMTCとのつながりをさらに深め、建物デザインから抽出した造形が随所に配されます。ヘッドレストにはインフォテイメントボタンにも使用されているMTCロゴが、シート地に馴染むように刺繍されています。助手席側ダッシュボードのフェイシアプレートでは、MTCの側面シルエットがバックライトによって美しく浮かび上がります。ドア内張のフェイシアプレートに目を向けると、MTCの設計図面から俯瞰図の一部を切り取ってデザイン化したものが、同系色のトーナルスティッチとして縫い込まれています。まさにディテールに至るまでマクラーレンの“ホーム”を感じさせる仕上がりです。
GTS Signature Collectionの4つのコーディネートテーマは以下の通りです。
テーマ1:ホーソーン(Howthorn)
MTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)の豊かな自然環境から着想を得たこのテーマは、キャンパス周辺に群生するホーソーン(サンザシ)の木にちなんで名づけられました。深みのあるグリーンメタリックの「ホーソーン」は、マクラーレンの哲学を形づくる環境そのものを想起させます。このビスポーク塗装は、ディープブラックに鮮やかなグリーンのペイントエフェクトを重ね合わせた特別なものです。さらに、サテン仕上げのGTシルバー10スポーク・タービン鍛造アロイホイールとグラファイトグレーのブレーキキャリパーを組み合わせています。インテリアには、トーナルコントラストスティッチが印象的な、特注のアーモンドホワイト・セミアニリンレザーを採用しています。
テーマ2:パラゴン(Paragon)
この仕様は、MTCブルバードに敷き詰められたタイルからインスピレーションを得ています。「パラゴン・ブラック」ペイントは、シルバーメタリックフレークによる煌めく仕上げが特徴で、MTC建設時のプロジェクト名「パラゴン」にちなんで命名されました。サテン仕上げのGTシルバー・タービン鍛造ホイールとグラファイトグレーのキャリパーは、MTC建築に見られる金属構造の美しさを表現しています。アーモンドホワイト・セミアニリンレザーのインテリアとの対比により、外装デザインはMTCを包む光と影のコントラストを想起させます。
テーマ3:ロトンダ(Rotunda)
このテーマは、建物の地下階に広がる長く白い廊下と、そこへと通じる円形のエントランス(ロトンダ)から着想を得ています。「ロトンダ・ホワイト」ペイントは、ソリッドなオフホワイトカラーで、清潔感あふれる雰囲気を表現。ダークパラジウム仕上げのタービンホイールとグラファイトグレーのキャリパーが、建物内部のグレーのタイルの完璧さを想起させます。スコリアグレー・セミアニリンレザーにトーナルスティッチを施すことで、対称性と光と影の調和を一層際立たせています。
テーマ4:リフレクション(Reflection)
マクラーレン・テクノロジー・センターの象徴である美しい湖が、建物のガラスファサードに映り込む情景から着想を得たテーマです。「リフレクション・グリーン」ペイントは、シルバーメタリックフレークを含む独特の下地を持ち、水面に輝く陽光がMTCのガラス建築に反射する様を再現しています。ボディカラーとの対比を強調するため、ホイールにはダークパラジウム仕上げを採用。インテリアには、スコリアグレー・セミアニリンレザーのシートにトーナルスティッチを施し、上質な仕立てを加えています。
GTS Signature Collectionのすべての仕様には、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)による特別なデザイン要素と、厳選されたGTSの装備が融合した高水準のスペックが採用されています。
エクステリア
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MSOビスポークエクステリアペイント
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グラファイトグレー・ブレーキキャリパー
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ビスポーク・ミラーハウジングデザイン
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ステルスバッジパック
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GTSサイドバッジ
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スポーツエキゾースト+ナチュラルチタン・テールパイプ
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パノラミックプライバシーティンテッドガラスルーフ
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10スポークタービン鍛造アロイホイール
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スペシャルホイールフィニッシュ
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プライバシーガラス
 
インテリア
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ビスポークインテリア
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マクラーレン・オレンジのピンストライプ入りVCFパドル
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インテリアカラーに合わせたトーンコントラスト・スティッチ
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MTC刺繍ロゴ入りヘッドレスト
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MTCの俯瞰建築設計図をモチーフにした刺繍入りドアパネル
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MTCの側面建築設計図をモチーフにした助手席フェイシアプレート
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MTCエディション記念プレート(センターコンソール)
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マクラーレン・ブランディングアームレスト
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ジェットブラック・レザーステアリングホイール
 
快適装備
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ビスポークデザインキー
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プラクティカリティパック
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プレミアムパック
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ビークルリフト
 
<オフィシャル画像>
マクラーレン・オートモーティブについて
マクラーレン・オートモーティブは、究極の軽量ハイパフォーマンス・スーパーカーを開発している企業です。2010年に設立され、マクラーレン・グループ・ホールディングスの一角を成しています。
マクラーレン・オートモーティブでは、イギリスのサリー州ウォーキングにあるマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を本拠地に、世界で最も刺激的で魅力にあふれたベンチマークを作り出すという目標に果敢に挑んでいます。60年以上にわたってレースで本物のパフォーマンスを追求してきた歴史を糧に、史上屈指の驚くべきスーパーカーの数々を世に送り出してきました。
GTS、スーパーカー、モータースポーツ、アルティメットモデルからなるポートフォリオは、世界40の市場で販売されています。マクラーレン・レーシングの拠点でもあるMTCの敷地内にあるマクラーレン・プロダクション・センター(MPC)において、車両はすべて手作業で組み立てられています。
マクラーレン・グループ・ホールディングスについて
2025年4月に設立されたマクラーレン・グループ・ホールディングス・リミテッドは、CYVNのイギリスにおけるポートフォリオと投資を包括的に統括し、株主のビジョンを導く役割を果たしています。CYVN Holdingsは、アブダビを拠点とする先進的モビリティ推進・投資企業です。
マクラーレン・グループ・ホールディングスは、マクラーレン・オートモーティブのほか、最近統合された、CYVNのイギリスでのアンカー投資先であるForsevenも監督しています。また、新グループには、CYVNによるマクラーレン・レーシングの株式保有と、新たに設立されたマクラーレン・ライセンシングの事業も含まれます。
革新と卓越した技術で高い評価を得るマクラーレンは、イギリスで最大規模の独立企業のひとつです。
オフィシャル ウェブサイト :https://cars.mclaren.com/jp-ja
オフィシャル フェイスブック:https://www.facebook.com/mclarenautomotivejpn/
オフィシャル インスタグラム:https://www.instagram.com/mclarenautojapan/
オフィシャルTikTok : https://www.tiktok.com/@mclarenautojapan
マクラーレン・オートモーティブ アジア 日本支社 オフィシャル ユーチューブ : https://www.youtube.com/@McLarenAutomotiveJapanTV
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