【熱海市】アートと物語の世界にひたる、熱海の街歩き。2026年11月の熱海旅お すすめ情報
芸術家・文豪たちに愛された熱海の魅力を再発見する旅

11月の熱海は、芸術や文化に触れながら、街歩きを楽しむのにぴったりの季節。芸術家や文豪たちに愛されてきた熱海には、歴史ある建築や文学ゆかりの場所、街角に佇む彫刻、海辺の美しい風景など、歩いて出会える「アート」が数多くあります。
さらに、熱海芸妓の伝統文化を映像で彩る「熱海芸妓 光映絵巻」や、坂東玉三郎丈の特別公演など、伝統文化に触れられるイベントも続々開催。熱海梅園では紅葉が見頃を迎え、網代温泉ひもの祭りでは港町ならではの味覚も楽しめます。
芸術家たちが見つめた熱海の奥深い魅力を探しに、街へ出かけてみませんか。
熱海の最新ニュース&イベント
11月は、熱海芸妓の伝統文化をプロジェクションマッピングで彩る「熱海芸妓 光映絵巻」をはじめ、熱海海上花火大会、MOA美術館の能楽堂で開催される坂東玉三郎丈の特別公演など、芸術の秋にぴったりのイベントを満喫。恒例の網代温泉ひもの祭りでは、香ばしい炭火焼きのアジの干物に舌鼓を。熱海梅園もみじまつりも始まり、秋の熱海を存分に楽しめます。
熱海芸妓 光映絵巻〜芸妓見番プロジェクションマッピング〜
熱海で大切に受け継がれてきた芸妓文化を、プロジェクションマッピングによる現代的な映像表現を通じて紹介します。芸妓文化の背景にある熱海の街並みや情景を、光と映像が織りなす華やかで美しい演出で描き出します。伝統文化と最新のデジタル技術を組み合わせることで、芸妓文化の新たな魅力を伝えるとともに、熱海の夜を楽しむ新たな観光コンテンツとして、地域の文化に触れる機会を創出します。
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期間:2026年10月10日(土)〜11月1日(日)、11月28日(土)〜12月27日(日)
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時間:18:00〜21:00
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場所:熱海芸妓見番(熱海市中央町17-13)
※天候等の理由により、中止となる場合があります。


MANTEN 1059 ILLUMINATION
標高770mの十国峠山頂が、幻想的な天空エリアに変わるイルミネーションイベント「MANTEN 1059 ILLUMINATION」。ブルーの光に包まれたパノラマテラスでは、星空と夜景が織りなす非日常空間を体感できます。さらに、山頂駅舎2階では、星空をテーマにしたプロジェクションとレーザーによる「MANTEN STAR TERRACE」を展開。山麓から山頂へ向かうパノラマケーブルカーでは、光とレーザー、音による演出が行われます。夜の十国峠ならではの、特別なひとときをお楽しみください。
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期間:2026年11月7日(土)〜2027年2月27日(土)※期間中の毎週土曜日営業(1/2は除く)
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場所:十国峠PANORAMA TERRACE 1059(田方郡函南町桑原1400-20)


熱海海上花火大会
年間15回以上開催される熱海海上花火大会。春・夏・秋・冬、それぞれの季節や開催時期に合わせ、花火の色彩や構成、演出に変化をつけ、一年を通したストーリーを楽しむことができます。特に注目したいのが、その日のためだけに組み上げたオリジナルプログラムで演出される中盤の「デジタルスターマイン」と、クライマックスを飾る名物「大空中ナイアガラ」。銀色の光が長く垂れ下がる「銀カムロ」を惜しげもなく連発し、熱海の夜空を一瞬にしてまばゆい銀色の光で埋め尽くします。視界いっぱいに広がる銀色の光と、すり鉢状の「天然の劇場」熱海湾に響き渡る轟音。その両方が重なった圧倒的なフィナーレを、ぜひ体感してください。
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期間:2026年11月8日(日)・23日(月祝)
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打上げ場所:熱海湾 ※観覧場所は熱海サンビーチ、親水公園ほか

熱海座 坂東玉三郎と過ごす秋のひととき
MOA美術館の能楽堂で、歌舞伎俳優・坂東玉三郎丈のお話と素踊りによる地唄舞の特別公演が開催されます。公演は前半と後半の二部構成で、前半では、坂東玉三郎丈によるお話を中心に、来場者との交流を交えた内容を予定。後半では、地唄舞の代表的な演目の一つである「雪」が、素踊りで披露されます。素踊りは、衣裳や化粧、鬘などを用いずに舞う分、演者の力量があらわになる舞台芸術です。特別な舞台で、地唄の調べとともに玉三郎丈の美しい舞いを堪能してください。
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期間:2026年11月13日(金)〜16日(月)
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場所:MOA美術館(熱海市桃山町26-2)


第51回 網代温泉ひもの祭り
港町・網代の冬の風物詩「網代温泉ひもの祭り」が、今年も開催されます。会場では、脂ののったアジの干物が炭火で焼かれ、来場者に振る舞われます。干物は各日2,500枚が用意され、なくなり次第終了となります。このほかにも、農家直送の新鮮な野菜やサザエのつぼ焼き、イカの塩辛、焼きそば、汁物など、網代ならではのグルメをたっぷりと楽しむことができます。香ばしい炭火焼きのアジの干物を味わいに、ぜひ網代温泉へお出かけください。
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期間:2026年11月14日(土)・15日(日)
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時間:10:00~14:30
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場所:大繩公園(熱海市下多賀字大縄)

第40回 熱海梅園もみじまつり
「日本で最も早咲きの梅」で知られる熱海梅園では、秋には美しい紅葉が見られます。園内にはカエデ類が約380本あり、温暖な気候のせいか、毎年11月下旬から12月にかけて色づき、「日本で最も遅い紅葉」とも言われます。早咲きの梅は11月中旬ごろから開花が始まるので、紅葉と梅が同時に見られることも。もみじまつり期間中は、毎年恒例の足湯が開設されるほか、「熱海梅園もみじまつりフォトコンテスト」「もみじライトアップ」などが開催されます。
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期間:2026年11月14日(土)〜12月6日(日)
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場所:熱海梅園(熱海市梅園町8-11)

文学、建築、心に残る風景に出会う「熱海アート散歩」
熱海には、物語の舞台や、世界的な芸術家が手がけた建築、アート作品など、歩いて出会える芸術が点在しています。著名な作品だけでなく、日常の風景や街並みの中にも、アートを感じさせる場所がたくさんあります。そんな熱海ならではの「アート巡り」を楽しんでみませんか。
明治の人気小説『金色夜叉』の“聖地巡礼”で一躍有名になった熱海
熱海のまちには、尾崎紅葉をはじめとする著名な文学作品の舞台や、歴史ある建築、芸術作品が数多く残されています。物語の舞台を歩き、建物や作品に触れながら、熱海に息づくアートの魅力を感じてみましょう。
まず訪ねたいのが、熱海サンビーチ目の前のお宮緑地にある「お宮の松」と「貫一お宮の像」。尾崎紅葉の代表作『金色夜叉』で描かれた、主人公・貫一と婚約者の宮の別れのシーンをモチーフにした像です。作品を象徴する場面として知られ、この大ヒット小説の舞台を一目見ようと、熱海海岸には多くの人が訪れるようになり、熱海は一躍人気の観光地となりました。


さらに海沿いを歩けば、熱海サンビーチ横のムーンテラスで、熱海出身の彫刻家・澤田政廣の作品「釜鳴屋平七像」を見つけることができます。熱海の漁民200人以上を率いて韮山の代官所へ直訴した郷土の義人・釜鳴屋平七を題材に、澤田政廣が手がけた記念像です。熱海梅園に隣接する澤田政廣記念美術館で展示と紅葉を楽しんだあとに、足を運ぶのもおすすめです。


また、夜の熱海サンビーチでは、日没から22時まで毎晩ライトアップを実施。月の光をイメージした淡いブルーの「ムーンライトビーチ」が浮かび上がります。手がけたのは、パリのエッフェル塔や東京タワーなどのライトアップを手がけた、世界的な照明デザイナー・石井幹子氏で、ビーチのライトアップは日本初。遊歩道はウミホタルをイメージした3色のLEDで彩られ、幻想的な夜を楽しめます。

熱海駅から徒歩約8分の高台にある旧日向家熱海別邸も、熱海散策で外せないスポット。ドイツの世界的な建築家ブルーノ・タウトが地下室部分の内装を設計しており、国内で唯一現存するタウトの建築作品として知られています。伝統的な日本の様式美と現代建築の美しい調和が見どころで、大規模改修で往時の雰囲気が再現された洋間客室の赤い絹織物の壁は必見。入館は事前予約が必要で、11 月以降は9 時30 分~、12 時30 分~ 14 時30 分~の3 シフト制。館内ガイドが案内をしてくれます。


■お宮の松/貫一お宮の像
場所:静岡県熱海市東海岸町
■釜鳴屋平七像
場所:親水公園・ムーランテラス(熱海市渚町地先)
■澤田政廣記念美術館
場所:静岡県熱海市梅園町9-46
■熱海サンビーチ(石井幹子氏による日本初ビーチのライトアップ)
場所:静岡県熱海市東海岸町
■旧日向家熱海別邸
場所:静岡県熱海市春日町8-37
文豪や音楽家が見つめた熱海へ。文化の香り漂う別荘建築巡り
海・山・温泉に恵まれた熱海は多くの文人墨客に愛され、明治以降、別荘地としても発展し続けてきました。彼らが実際に過ごした建物を訪ねれば、芸術家の視点で熱海のまちの魅力を再発見することができます。
熱海の別荘建築を代表するのが起雲閣です。大正8年に和館が築かれ、その後旅館として太宰治、山本有三、谷崎潤一郎ら多くの文豪たちに愛されました。日本の伝統美をたたえた和館と、日本・中国・欧州の装飾・様式が融合した洋館が並び立ち、当時の別荘建築の意匠を随所に見ることができます。喫茶室を併設するほか、緑豊かな庭園も見どころです。


熱海梅園で紅葉を堪能したら、園内にある中山晋平記念館に立ち寄ってみましょう。『シャボン玉』『ゴンドラの唄』など、数々の名曲を生み出した作曲家・中山晋平が、1944年に熱海へ移住し、亡くなるまで暮らした別荘を移築した建物を見ることができます。館内では愛用のピアノや直筆譜面、レコードなどが展示されています。

古くからの別荘地である西山町には、国文学者・佐佐木信綱の旧居「凌寒荘」があります。信綱は昭和19年、温暖な気候を求めて熱海に居を構え、晩年を過ごしました。「寒さを凌ぐ」という意味を持つ凌寒荘の名は、友人の徳富蘇峰が中国の詩の一節から名付けたもの。建物内部は非公開ですが、庭園には万葉集に詠まれた草木が植えられており、信綱の文学世界に触れることができます。

明治の文豪・坪内逍遙が、晩年の15年間を過ごしたのが「双柿舎」です。現在は、逍遙が暮らした書屋と庭園を見学できます。逍遥は、熱海の地でシェイクスピア劇の翻訳や、戯曲「名残の星月夜」「義時の最後」などを著したほか、現在の熱海市立図書館の設立にも尽力しました。毎年2月28日の命日には、起雲閣で逍遙を偲ぶ記念祭が開催されています。

■起雲閣
場所:静岡県熱海市昭和町4-2
■中山晋平記念館
場所:静岡県熱海市梅園町(熱海梅園内)
■凌寒荘(佐佐木信綱氏旧居)
住所:静岡県熱海市西山町12-18
■坪内逍遙旧居 双柿舎
場所:静岡県熱海市水口町11-17
異空間に迷い込んだような街並みも熱海ならではの「アート」
熱海で出会える「アート」は、著名な芸術作品だけではありません。レトロな建築物とネオンライトの看板、坂道を下りた先に広がる美しい海岸線、石畳の小道に風情ある坂道——。歩くからこそ見つかる、熱海ならではの「絵になる風景」を探してみましょう。
熱海銀座近くの中央町周辺には、かつて「糸川花街」と呼ばれた一角があり、当時の面影を残す建物が点在しています。なかでもひときわ目を引くのが、築70年ほどの「旧つたや」。1階にはスナックが入り、その他の部分は長年空き家となっていましたが、地域の再生プロジェクトによってリノベーションされました。現在は夜営業の雑貨店「ヨルノアタミ」が入り、現代アートの展示なども開催。街の歴史を受け継ぎながら、新たな価値を加えることで、熱海の夜を楽しむ新たな注目スポットとして生まれ変わりました。

一方、海へ向かえば雰囲気は一変。海とヤシの木、曲線を描く遊歩道が南欧のリゾートを思わせる親水公園へ向かいましょう。かつて、イタリア・リヴィエラ海岸にあるリゾート地・サンレモから熱海を訪れた人が、熱海の地形がサンレモによく似ていると語ったことをきっかけに交流が生まれ、熱海とサンレモは姉妹都市となりました。その後、地中海北部のリゾートをイメージした海岸整備が進められ、現在の姿に。心地よい海風を感じながら、季節の花々と明るい光に包まれた海辺をのんびり散策しましょう。

さらに、右手に海を見ながら歩き、海光町の石畳地区へ。町名のとおり、朝日やムーンロードの光がきらめく海を望む地区で、レトロな石畳の道が残る一角には、かつて著名人の別荘やスパニッシュ様式の美しいホテルなどが立ち並びました。現在も、野村證券・旧大和銀行創業者である野村徳七の別邸として建てられた「野村塵外荘」など、石畳の街並みに調和した美しい近代建築を眺めることができます。あたりには静けさの中に鳥の声が響き、まさに塵外(俗世間の外)の楽しみに浸ることができます。


来宮駅方面から熱海銀座商店街へと下る急坂は「宮坂」と呼ばれ、神様が来られたとされる海と來宮神社の本殿を結ぶ参道にあたる道です。毎年7月の例大祭では、この坂を宮神輿が下る勇壮な神輿渡御が見られます。途中には、地域情報や無料Wi-Fiを提供する來宮神社の情報発信スポット「宮坂の結び葉」があり、ひと休みすることができます。また、レトロな建物を生かしたかき氷店などもあります。何気ない通り道に、日常の暮らしと神聖な歴史が交差する、印象的な風景に出会えるスポットです。


■旧つたや周辺/ヨルノアタミ
住所:熱海市中央町6-3
■親水公園・ムーンテラス
住所:熱海市渚町地先
■海光町石畳地区
住所:静岡県熱海市海光町
■宮坂の結び葉
住所:静岡県熱海市上宿町19-14
熱海ならではのアート&芸術に触れる宿
2026年11月から12月の約1か月間、熱海の街全体を舞台に開催される芸術祭「ATAMI ART GRANT(RESIDENCE)2026」。「アートとともに街を楽しむ」をテーマに、熱海市内の宿泊施設やレストランなどを会場に、熱海ならではの没入型アート体験が楽しめます。今回は、会場となる宿泊施設の中から、アートに触れながら特別な滞在時間を過ごせる宿をご紹介します。
Yutorie
「Yutorie(ユトリエ)」は、創作活動を想定した作業場を備えるユニークな宿泊施設です。設計したのは、「ATAMI ART GRANT(RESIDENCE)2026」企画責任者を務めるデザイナー・近藤尚さん。もとは近藤さんの義祖父がアトリエとして使っていた家をリノベーションしたもので、建物の半分をモルタルで埋めた独創的な作業棟は近藤さんの作品のひとつです。アートに触れながら創作活動をしたり、温泉でくつろいだり、併設の薬膳喫茶で中華粥の朝食を味わったりと、思い思いの時間を過ごせます。イベント期間中は、「アートと泊まれる部屋」として、アーティストが実際に滞在・制作を行い、スケッチや作品として残した場所に宿泊。部屋そのものがアート作品となる空間で、作品制作のプロセスに触れる特別な体験ができます。
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場所:熱海市西山町32-25


熱海観光局について
熱海観光局は、日本有数の温泉地・静岡県熱海市の観光振興を担う一般財団法人です。2024年7月に設立され、熱海商工会議所、熱海市ホテル旅館協同組合連合会、熱海市観光協会連合会はじめ、地域経済を支える各団体と連携して活動しています。温泉、海、山といった豊かな自然や、四季折々の花々や花火大会、文化・芸術イベントなど多彩な魅力を国内外に発信し、都心から最短29分で訪れられる温泉リゾートとして、懐かしさと新しさが調和する体験を提供しています。「愛され、選ばれる熱海へ。観光の力で未来をつくる」を目標に、地域と連携した持続可能な観光地づくりを進めています。
公式Instagram: https://www.instagram.com/atami_tourism
公式Facebook: https://www.facebook.com/atamitourismbureau
公式X: https://x.com/atamikankokyoku
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公式YouTube: https://www.youtube.com/@atami_tourism
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