「宅麺.com」コロナ禍におけるラーメン店の動向調査

コロナ前と比較し、8割以上のラーメン店で「店内飲食の売上が減少」。一方、8割以上が「通販・お土産・テイクアウト等の売上が増加」と回答

グルメエックス株式会社

 国内最大級のラーメン通販サイト「宅麺.com」(https://www.takumen.com/)を運営するグルメイノベーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:井上 琢磨)は、コロナ禍におけるラーメン店の動向に関して、都内の「宅麺.com」パートナー店舗38店舗を対象に実施したアンケート調査の結果を公開いたします。
【調査概要】
・調査対象:東京都内の「宅麺.com」パートナー店舗※
・回答数 :38件
・調査期間:2021年8月12日〜2021年8月19日
・調査方法:インターネット調査
※「宅麺.com」にて商品の販売を行っているラーメン店(現在、販売を一時休止しているラーメン店も含む)


■調査結果サマリー
―コロナ前後での店内飲食状況の変化について

(1)「店内飲食の売上が減少した」―81.6%
(2)「店内飲食の来客数が減少した」―79.0%
(3)「1組あたりの“人数”が減少した」―47.4%、「夕方~夜の来店割合が減少した」―65.8%

―コロナ禍における取り組みについて
(4)売上確保のために注力したこと「通販」―73.7%、「お土産・テイクアウトの販売」―57.9%
(5)「通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトの売上が増加した」―84.2%
(6)「アフターコロナでも通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトの販売を続けたい」―89.5%

―「宅麺.com」について
(7)「『宅麺.com』での通販が売上の確保や拡大に役立っていると感じる」ー92.1%
(8)「宅麺.com」での通販が売上の確保や拡大以外で役立っていること
「ブランドの知名度アップ」―76.3%、「来店のきっかけづくり」―57.9%、「仕込み量の一定化」―26.3%


■調査結果
―コロナ前後での店内飲食状況の変化について
(1)「店内飲食の売上が減少した」―81.6%

 コロナ前後での店内飲食における売上の変化について聞いたところ、「かなり減少した」(34.2%)、「やや減少した」(47.4%)を合わせて81.6%のラーメン店が「店内飲食の売上が減少した」と回答しました。



(2)「店内飲食の来客数が減少した」―79.0%
 コロナ前後での店内飲食における来客数の変化について聞いたところ、「かなり減少した」(31.6%)、「やや減少した」(47.4%)を合わせて79.0%のラーメン店が「店内飲食の来客数が減少した」と回答しました。



(3)「1組あたりの“人数”が減少した」―47.4%、「夕方~夜の来店割合が減少した」―65.8%
 コロナ前後での来店客の動向の変化を聞いたところ、「1組あたりの人数」については、「変わらない」(52.6%)、「1組あたりの人数が減ったと感じる」(47.4%)となりました(「増えたと感じる」0%)。半数近くの店舗で1組あたりの来店人数に減少傾向が見られた要因としては、大人数での会食を避けるように注意喚起がされていることや、それを受けて入店人数や席数に制限を設けている飲食店があることなどが考えられます。また、「来店する時間帯」については、「夕方〜夜の来店割合が減った(朝〜昼間の来店割合が増えた)」(65.8%)となっており、酒類の提供をメインとしないラーメン店においても、来店客の動向に変化があることがわかります。一方で、店内での滞在時間や客単価については、それぞれ78.9%、76.3%のラーメン店が「変わらない」と回答しています。




―コロナ禍における取り組みについて
(4)売上確保のために注力したこと「通販」―73.7%、「お土産・テイクアウトの販売」―57.9%
 コロナ禍において売上確保のために力を入れていることについて聞いたところ、最も多かった回答は「通販」(73.7%)、次いで「お土産・テイクアウト」(57.9%)という結果となり、店内飲食以外の部分で新たに売上を確保しようとする店舗が多いことが読み取れます。一方、52.6%のラーメン店が「お客様が安心して来店、飲食できるための感染症対策・環境づくり」と回答。感染症対策を行った上で、「新メニューの考案」(21.1%)をするなどして店内飲食をする来店客を呼び戻そうと試行錯誤する店舗の姿勢も伺えます。



(5)「通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトの売上が増加した」―84.2%
 コロナ前後での通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトなどの店内飲食以外の売上について聞いたところ、「かなり増加した」(47.4%)、「やや増加した」(36.8%)を合わせて84.2%のラーメン店が「通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトの売上が増加した」と回答しました。

 

 

(6)「アフターコロナでも通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトの販売を続けたい」―89.5%
 新型コロナウイルス感染症が収束し、時短営業などの制限がなくなっても、通販やデリバリーおよび、お土産やテイクアウトの販売を続けたいか(再開したいか)聞いたところ、「そう思う」(71.1%)、「ややそう思う」(18.4%)を合わせて89.5%のラーメン店が続けたいと回答しており、これらが単に店内飲食の売上減少をカバーするものではなく、新たな販売機会として捉えられていることが伺えます。今後はこのように、店内飲食に加えてそれ以外の販売手段も併用する経営スタイルがラーメン店のスタンダードとなっていく可能性も考えられます




―「宅麺.com」について
(7)「『宅麺.com』での通販が売上の確保や拡大に役立っていると感じる」ー92.1%

 「宅麺.com」での通販が売上の確保や拡大に役立っていると感じるか聞いたところ、「役立っていると感じる」(68.4%)、「やや役立っていると感じる」(23.7%)を合わせて92.1%のラーメン店が役立っていると感じると回答しています。多くのパートナー店舗にとって、「宅麺.com」での通販が有益な販売手段として捉えられていることが分かります。



(8)「宅麺.com」での通販が売上の確保や拡大以外で役立っていること
 
「ブランドの知名度アップ」―76.3%、「来店のきっかけづくり」―57.9%、「仕込み量の一定化」―26.3%
 9割以上のラーメン店が「『宅麺.com』での通販が売上の確保や拡大に役立っていると感じる」((7)参照)中で、コロナ禍において、売上確保・拡大以外ではどのようなことに役立っているか聞いたところ、最も多かった回答は「ブランドの知名度アップ」(76.3%)、次いで「来店のきっかけづくり」(57.9%)となり、遠方であることや外食を控えていることなどから店舗へ足を運ぶことができない人への認知獲得のほか、「宅麺.com」を契機とした実店舗への送客効果を実感している店舗もあることが明白となりました。また、「仕込み量の一定化」(26.3%)という回答に関しては、仮に時短営業要請などにより急に来店客が減少した場合でも、余ったスープや麺、具材を冷凍すれば通販に活用できるため、コロナ禍において役立っていると答えた店舗が一定数あると考えられます。




 グルメイノベーションでは、今回のアンケート結果を受け、ラーメン店のさらなる収益拡大と発展を目指して、様々な側面からラーメン店をトータルでサポートして参ります。

<報道関係者の皆様へ>
 当社は「宅麺.com」パートナー店舗に限らず、全国各地の有名ラーメン店と強固なネットワークを築いております。下記を始め、ラーメン関連の取材や調査などが必要な場合は、可能な限りご協力させて頂きます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

・ラーメン関連の情報提供
・160以上のパートナー店舗や、11万人を超えるメルマガ会員に向けたラーメン関連のアンケート実施
・ラーメン関連のインタビュー対応(最新トレンド、コロナ禍におけるラーメン店の動向など)

―お問い合わせ
e-mail : info@gourmet-innovation.co.jp


■グルメイノベーション株式会社 概要
代表取締役社長:井上 琢磨
設立:2010年4月
本社:東京都渋谷区松濤1丁目28-2 WORK COURT渋谷松濤
コーポレートページ:http://www.gourmet-innovation.co.jp/

―「宅麺.com」とは
公式ホームページ:https://www.takumen.com/
 『宅麺.com』は、全国に数多あるラーメン・つけ麺・まぜそばの中から、厳選した人気店の商品を取り扱っている国内最大級のラーメン通販サイトです。『宅麺.com』では、ラーメン店で実際に提供されているスープと麺および、具材をそのまま冷凍してお届けしております。そのため、簡単な調理をして頂くだけで、これまでお店でしか味わえなかった味をご自宅や職場でお楽しみ頂くことができます。冷凍して風味が変わらない商品のみを取り扱っておりますので、自信を持って「お店と同じ味」を全国にお届け致します。
 

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会社概要

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URL
https://gourmet-innovation.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区円山町13-16 BNKビル3F
電話番号
03-6407-8128
代表者名
冨澤 文秀
上場
未上場
資本金
1億8030万円
設立
2010年04月