新型コロナ陽性判明者への変異株追加検査実施100％達成のお知らせ

無償にて変異株への感染の有無を全員に検査。国立感染症研究所からの検査受託も開始.

　東京PCR衛生検査所（本社 東京都港区　代表 植島幹九郎　登録番号 2渋健生医第935号　以下、当検査所）は、国が目標とする新型コロナウイルス変異株の検出率の向上に寄与すべく、新型コロナウイルスPCR検査にて陽性となった検体のすべてに無償にて変異株検査を追加実施することを当検査所の標準フローと改定し、このたび、変異株検査率１００％を達成いたしましたので、ここにご報告いたします。

新型コロナウイルス変異株については、未だ日々研究途上ではあるところですが、感染力が増し、重症化の懸念が高くなり、ワクチンが効きにくくなる可能性が指摘されております。菅首相の会見においても、その検出の重要性が指摘され、国内の監視体制を強化するために、今後抽出する割合を、現在の10パーセント程度から、40パーセント程度に大幅に引き上げて、変異株を割り出すとともに、感染源をきめ細かくたどることで、拡大を食い止めることが目標とされています。

当検査所はこの変異株の抽出の必要性を重視し、当検査所に持ち込まれた検査依頼のうち、通常のPCR検査で陽性となった検体については、全て、無償にて、変異株検査を行うことを標準フローといたしました。これにより、国の目標値を上回る100パーセントの抽出が可能な体制を構築しましたので、今後の抽出率の向上に大きく寄与できると考えます。

通常のPCR検査はウイルスのゲノムのうち変異が入りにくい部分に反応する検査になっており、変異株についても通常のPCR検査にて同様に陽性となりますが、変異株は、従来型のコロナウイルスと比較し、「Ｎ５０１Ｙ」という遺伝子が変異することがわかっていますので、この「Ｎ５０１Ｙ」遺伝子の変異を識別する検査を追加で行うことで、変異株を検出いたします。これは国立感染症研究所が開発したリアルタイムRT-PCR 法による新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）の変異株のスクリーニング検査の手法に基づいており、国立感染病研究所からの変異株検査の受託も開始いたしました。※①

当検査所は、新型コロナウイルスへの感染の可能性をより迅速に把握することで企業及び団体の経済活動・社会活動への影響を最小にするべく、PCR検査を「もっと早く・もっと多く」実施することの重要性を早期から認識し、その実現のために当検査所は創設されました。開業以来、都心の立地優位性を活かし、唾液による検査並びに鼻咽頭ぬぐい液による検査、24時間対応、1日最大2万件、1時間あたり800件の検査可能数、最短で検体回収から6時間回答の体制を既に実現し、多くの医療機関の皆様と提携にいたってまいりました。

行政機関からも検査受託の態勢を整えるため、一気通貫でご依頼の通りの受託事業を始められる「Gov-PCRby東京PCR衛生検査所」のサービスを構築し、東京都、福岡県、広島県等多くの行政機関の皆様から検査事業の受託をさせて頂いております。こちらについても、陽性の場合は、全て変異株検査を追加で行えます。また、保健所からの受託業務につきましても、東京都からの受託実績がございますが、当検査所への検査依頼分につきましては、陽性検体につき、同様に、標準フローとして100％の変異株検査をすぐに行えます。

どうぞ、変異株への迅速な対応により、全国的感染拡大の防止につながるよう、行政機関、保健所、高齢者等施設職員・入居者への一斉スクリーニング検査などをご検討中の皆様も、ぜひ、お問合せをお待ちしております。

※①国立感染症研究所「リアルタイム one-step RT-PCR 法による SARS-CoV-2 Spike N501Y 変異の検出（暫定版v2.1.1)」記載の「5. 試薬に SARS-CoV-2 Direct Detection RT-qPCR Kit (TaKaRa)を使用」に従い検査を実施しています。 

【東京PCR衛生検査所】
登録衛生検査所 登録番号 ２渋健生医第935号
運営統括責任者 植島 幹九郎
本社所在地 東京都港区南青山2-27-27 丸八青山ビル３F
運営業者 株式会社ナチュラリ
高度管理医療機器等販売業許可証 28港み生機器第42号
医薬品販売業許可証 許可番号第5303161411号
医薬品販売業許可証 許可番号 ２港み生薬第１号
URL   https://covid19test.jp/





・行政機関の皆様 高齢者・障がい者支援施設の職員等へのPCR検査をご検討中の皆様
東京PCR衛生検査所 Gov-PCR 担当 菅原 [e-mail]
・本プレスリリースについて・取材受付
東京PCR衛生検査所 広報 西村 [e-mail]