【サイバー攻撃や外部サービスの障害でも、現場の重要業務を止めない】WOODMAN、液浸冷却を活用した「閉域エッジ基盤」のPoCを実施

参加事業者およびセキュリティパートナーを募集 〜 病院・製造・物流などを対象に、AI処理を含む業務の継続と復旧を検証 〜

ウッドマン

WOODMAN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:小野 慎二郎、以下WOODMAN)と、本年11月末にWOODMANの完全親会社となる予定の株式会社イオレ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:瀧野 諭吾、以下イオレ)は、サイバー攻撃や外部サービスの障害が起きても、現場で重要な業務を続けるための備えとして、外部ネットワークとの接続を制限した「閉域エッジ基盤(※1)」の概念実証(以下、PoC)を実施します。それに伴い10月29日より、PoCに参加いただける事業者およびセキュリティパートナーの募集を開始しました。

本PoCでは、外部との接続を限定した閉域網の中で、重要な業務処理とデータを現場の近くで運用する計算基盤を検証します。病院、製造、物流など、業務の停止が社会に大きな影響を及ぼす領域を対象とします。

今回実施するPoCでは、WOODMANが液浸冷却(※2)ソリューション「IMMERSIA EDGE(イマーシア・エッジ)」とGPUサーバーを提供、イオレが企画運営を行います。両社はPoCを通じて、「閉域エッジ基盤」の技術的な実現可能性や多層的なソリューションの実用化に向けた標準モデルの確立を目指すほか、空調や設置スペースに制約のある現場に、「IMMERSIA EDGE」を用いてAI処理を含む計算基盤を置くための条件も、あわせて検証します。

※1: 「閉域エッジ基盤」は、インターネットなど外部ネットワークとの接続を制限し、許可した経路のみで通信する環境(閉域)で、利用する現場の近く(エッジ)に置いて運用する計算基盤。

※2: 液浸冷却は、サーバーを電気を通さない液体に浸して冷却する方式。空調による従来の空冷方式に比べて冷却効率が高く、発熱の大きいGPUサーバーの冷却に適した方式。

 ■ PoC実施の背景 

生成AIの急速な普及は企業活動の高度化をもたらす一方、サイバー攻撃においてもAIを活用した攻撃手法の高度化・自動化が進むことが懸念されており、企業におけるサイバーセキュリティ対策の重要性は一層高まっています。侵入口は、外部接続機器の脆弱性から委託先の保守用接続まで多岐にわたり、侵入を完全に防ぐことは難しくなっています。このため、侵入を防ぐ基本的な対策に加え、「侵入されても被害を広げず、必要な業務を止めにくくし、早く復旧できる備え」の重要性が高まっています。その有効な手段の一つが、外部との接続を必要な経路に限る閉域の構成であり、侵入経路を減らし、権限と通信に境界を設けることで、一つの侵害が全体に及ぶ可能性を軽減できます。また、外部サービスや中核システムが停止した場合も、必要な処理とデータを現場で動かし続けることができます。

イオレは、AI推論向けGPUサーバーの販売や、AIデータセンターの開発・開発支援・投資を行う「AIインフラストラクチャー事業」を中核に、災害へのレジリエンス強化や電力負荷の分散を目的とした全国分散型AIデータセンターネットワークの構築を、パートナー企業とともに進めています。WOODMANは、この考え方を災害対策にとどまらずセキュリティ対策にも広げ、機密情報や個人情報を外部に送らずにAIを使いたいという自社専用GPU環境へのニーズに応えるため、今回PoCを行う「閉域エッジ基盤」に「IMMERSIA EDGE」を提供します。

GPUサーバーは発熱が大きく、空調や設置スペースの確保が必要となるため、大規模なデータセンター以外には設置しにくいことが、閉域で計算基盤を運用する際の課題となってきました。そこでWOODMANは、設置場所の制約を抑えられると期待される液浸冷却ソリューション「IMMERSIA EDGE」を活用し、閉域の守りの内側でAI処理を含む重要業務を継続するための検証を、イオレおよび参加事業者とともに実施します。本PoCを通じてWOODMANは、「閉域エッジ基盤」の技術的な実現可能性に加え、実際の導入に必要となる構成、運用体制、コスト、導入期間等を整理するほか、認証・権限管理、脆弱性管理、監視、バックアップ・復旧等を組み合わせた多層的なソリューションの実用化に向けた標準モデルの確立を目指します。

 ■ PoCの概要と参加事業者の募集について 

今回のPoCでは、参加事業者ごとに既存システムと業務のつながりを確認し、現場で継続すべき処理とデータを明確にしたうえで、以下の観点から検証を行う予定です。

【検証内容】

● 業務の遂行:閉域環境で完結できる業務とデータの範囲

● 業務継続と復旧:外部接続や中核システムの停止を想定した、業務継続・復旧の手順と所要時間

● 被害・障害の拡大防止:接続経路・認証・権限の設計による、侵入経路の削減と、不正アクセス発生時の影響範囲の限定

● 現場への設置・運用条件:液浸冷却ソリューションを用いた設置環境、保守、運用コスト、およびAI処理に必要な処理能力

【募集概要】

対象:病院、製造、物流など、業務の停止が社会や事業に大きな影響を及ぼす領域の事業者

実施時期:準備が整った事業者から順次実施

内容:対象業務の選定、「閉域エッジ基盤」の構成設計、検証環境での運用・評価に関するソリューションの共同開発・提供

お申込み:下記のお問い合わせ先よりご相談ください。対象業務・環境・期間は個別に協議のうえ決定します。
問い合わせ:https://ai-infra.eole.co.jp/#contact

■ セキュリティパートナーの募集について 

WOODMANは、本PoCの成果を業種や現場に合わせて導入できるソリューションへ発展させるため、セキュリティ分野において専門性を持つ企業との協業パートナーを募集します。

【募集概要】

対象:セキュリティ診断、脆弱性管理、認証・権限設計、監視・インシデント対応、バックアップ・復旧などに専門性を持つ企業

内容:セキュリティ診断、脆弱性管理、認証・権限設計、監視・インシデント対応、バックアップ・復旧業務
AIを活用した異常検知や脆弱性情報の分析

お申込み:下記のお問い合わせ先よりご相談ください。
問い合わせ:https://ai-infra.eole.co.jp/#contact

■ 液浸冷却ソリューション「IMMERSIA EDGE(イマーシア・エッジ)」について 

「IMMERSIA(イマーシア)」は、年間1,000台以上のGPUサーバーを取り扱う実績を持つWOODMANが手がける、次世代液浸冷却ブランドです。研究室・工場・病院などへの省スペース設置に対応するオールインワン筐体「IMMERSIA EDGE(4Uタイプ)」と、大規模データセンター向けの「IMMERSIA DC」をラインナップしています。冷凍機(チラー)不要・静音設計・省エネ性能を特長に、GPU動作保証や最大10年の保守体制、パートナー企業とのオイル供給連携による運用環境を備えています。

 ■ 今後の展望 

WOODMANは、本PoCで得られた知見をもとに、業種や利用環境に応じた「閉域エッジ基盤」の導入・運用モデルを確立してまいります。検証結果は、参加事業者の同意を得た範囲で公表する予定です。

今後は、全国分散型AIデータセンターに加え、現場に置くエッジ基盤まで含めて計算力を提供することで、病院・工場・物流など社会を支える重要な業務が、侵入されても止まりにくく、早く復旧できる環境づくりに貢献してまいります。AIインフラが電気・ガス・水道と同様に社会に不可欠な基盤となる中、イオレは、持続可能で信頼性の高いAIインフラの提供を目指してまいります。

会社名:WOODMAN株式会社

本社所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目5番8号 天王洲パークサイドビル 15階

代表者:代表取締役 小野慎二郎

設立:2017年10月6日

資本金:300万円

事業内容:AIサーバー・ストレージ設計・販売・導入支援
モジュール型AIデータセンター開発・構築
データセンター事業コンサルティング

本件に関するお問合せ 

WOODMAN株式会社
E-mail:information@woodman-jp.com
お問い合わせフォーム:https://woodman-jp.com/contact

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会社概要

WOODMAN株式会社

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URL
http://woodman-jp.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区東品川2-5-8 天王洲パークサイドビル 15F
電話番号
03-3264-8832
代表者名
小野慎二郎
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2017年10月