M&A総合研究所、最先端のアルゴリズム開発を手掛けるPKSHA Technologyと業務提携を開始〜AIによるM&Aマッチングシステムの開発促進にPKSHA Algorhim Moduleを導入〜
■業務提携の背景
近年、国内では後継者不足により廃業に追い込まれる企業が多く存在し、雇用の喪失や将来的なGDPの減少などが危惧されています。さらにこうした問題が新型コロナの影響で深刻化し大きな社会課題となっています。
中小企業庁が2016年度に実施した調査(2016年度総務省統計局「個人企業経済調査」、2016年度株式会社帝国データバンクの企業概要ファイルから推計)によれば、70歳以上の経営者は約245万人と70歳未満の経営者の2倍近くおり、そのうち50%以上の127万人が「後継者が決まっていない」と回答していることがわかっています。
しかしながら事業承継の選択肢の一つであるM&Aは年間約4,000件程度しか成約できていないことがわかっています。その理由として買い手候補の調査や成約に向けた手続きは属人的で非効率な部分が多く、1つの案件の成約に1年近くを要し、担当者1人が進められる案件が通常2件にも満たないことなどが挙げられます。
こうした状況の中当社では、独自のAIアルゴリズムの活用とDXによって、案件の発生から成約まで徹底的に効率化しコストを削減することで、完全成功報酬型のサービスを提供しています。これにより当社は売り手企業の負担を可能な限り軽減し、事業承継に悩む経営者を救う取り組みを推進しています。
■今回の取組
このような背景の元、当社は事業プロセスの効率化や顧客負担の軽減を目的とした独自のAI活用ソリューションの開発促進を目指し、自然言語処理技術(NLP)のアルゴリズム等を手がけるPKSHAと業務提携を締結いたしました。PKSHAは情報科学分野の技術者・研究者を中心にアルゴリズム領域の最先端技術の開発からその応用までをワンストップで展開しています。
今回の業務提携の締結によって両社の関係性を強化し、当社のAI活用ソリューションにPKSHA Algorhim Moduleの一つである自然言語処理(NLP)アルゴリズムの提供を受け、技術開発を進めてまいります。これにより各企業の強みや主力商品といった詳細なレベルでの企業分析が実現し、従来よりもさらにシナジーを生む企業様同士の高度なマッチングが可能になります。また案件成約までのさらなる高速化、AIにしかできない異業種マッチングの促進を目指して取り組んでまいります。
当社では今後もお客様に最適なM&Aサービスの提供を目指すとともに、深刻化する事業承継問題の解決に尽力いたします。
【株式会社PKSHA Technology概要】
会社名:株式会社PKSHA Technology
事業内容:アルゴリズムライセンス事業
本社:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル
代表者:代表取締役 上野山 勝也
【株式会社M&A総合研究所概要】
会社名:株式会社M&A総合研究所
事業内容:M&A仲介事業
本社:東京都港区六本木5-2-5 鳥勝ビル3F
代表者:代表取締役社長 佐上 峻作
URL:https://masouken.com/ma-tech/
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