居宅事業者連絡会(東社協)と「スケッター」が連携 学生と介護施設の接点強化
介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは今年6月、東京都介護保険居宅事業者連絡会(東京都社会福祉協議会内の業種別部会)と連携した。
都内の大学などとスケッターを通じて連携を進め、学生と介護事業所の接点を強化する。また、東京都介護保険居宅事業者連絡会の新規会員はスケッターを半年間無料で活用できるほか、その後も割引価格で活用できる「特典」が設けられる。
「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴。
登録者約5000人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。
学生や10〜30代の若者をはじめ、60〜70代のアクティブシニアも活躍するなど幅広い世代の地域人材が関わっており「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。
スケッターは近年、自治体や社協との連携が加速しており、今回の他にも、埼玉県川口市、東京都中野区、東京都品川区、長野県社会福祉協議会、茨城県大子町、神奈川県川崎市社会福祉協議会(ハローワーク)などと連携している。
「スケッター」▼
「東京都介護保険居宅事業者連絡会」▼
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