今最も注目すべきディープテック・スタートアップを認定 「第10回 J-TECH STARTUP SUMMIT」 アーカイブ動画期間限定無料配信のお知らせ
「大学・国研発スタートアップの持続発展的成長」をテーマとしたパネルディスカッションも開催2月26日(木)より、アーカイブ動画配信を開始
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(代表理事:國土 晋吾、千葉県柏市、以下TEP)は、ディープテック分野での成長が期待されるシード・アーリー期のスタートアップを認定する事業「J-TECH STARTUP 2025」において認定企業4社を選出し、2026年2月24日(火)に、Tokyo Innovation Base(有楽町)にて、認定企業のプレゼンやパネルディスカッションを行う「第10回 J-TECH STARTUP SUMMIT」を開催いたしました。当日都合がつかず参加できなかった方に向けて、2月26日(木)より、イベントアーカイブ動画の期間限定の無料配信を開始いたしました。視聴をご希望の方は、以下リンクよりお申し込みください。

TEPは、日本有数の大学・研究機関の集積地であるTX(つくばエクスプレス)沿線を中心に活動を行う2009年創設のディープテック・スタートアップの支援組織です。2016年より、技術系スタートアップの認定事業「J-TECH STARTUP」を毎年実施し、「事業の革新性」「経済的な発展」「社会的影響力」「事業の実行力」の面から評価を行い、今後グローバルな成長が期待されるシード・アーリー期の技術系スタートアップを選出・認定しています。過去9年間で総計61社を認定しており、認定企業の認定後資金調達額は累計450億円超え、認定後の新規雇用は累計556名に至る(※1)など、多くが認定を機に目覚ましい成長を遂げております。
「J-TECH STARTUP 2025」では、ベンチャーキャピタル(以下、VC)等からの出資前の企業を対象とした「シード枠」で1社、VC等から出資を受け、資本金3億円以下の「アーリー枠」から3社を選出し、AI医療機器、量子センサー、カーボンエネルギー、アグリテック等の技術分野のスタートアップが選ばれました。(選出企業は後述)また認定企業4社の中から、大学・研究機関発スタートアップとして最も評価の高かった株式会社カーボンクライオキャプチャーを『大学・研究機関発スタートアップ賞』として選定いたしました。
2026年2月24日(火)に、Tokyo Innovation Base(有楽町)において開催された「第10回 J-TECH STARTUP SUMMIT」では、「J-TECH STARTUP 2025」に認定された4社の事業プレゼンや認定証授与のほか、「大学・国研発スタートアップの持続発展的成長を目指して」をテーマに議論が展開されたパネルディスカッション、株式会社カーボンクライオキャプチャーへの『大学・研究機関発スタートアップ賞』の授与が行われ、共催の一般社団法人日本能率協会による当日選考の結果、株式会社CYBOが『日本能率協会 産業振興賞』を受賞し、授与式が行われました。
本イベントは、これまで15年にわたりシード・アーリー期の技術系スタートアップ支援に取り組んできたTEPが選出した、これからの飛躍が期待される技術系スタートアップのプレゼンをまとめて視聴できる貴重な機会となります。起業を志す方や技術系スタートアップの方はもちろん、ディープテック領域の大学・研究機関の研究者の方、有望な技術系スタートアップの投資・提携を模索したい大手企業や投資家の方はぜひご視聴お申込みください。
※1 2024年度までのJ-TECH STARTUP認定企業全61社に対するフォローアップ調査(2025.09 TEP実施)の中で、回答を得られた43社のデータに基づく(回答率70.4%)。なお、回答を得られなかった残り約30%の企業にも資金調達や従業員の新規雇用は認められるため、実際の認定後資金調達額累計や、新規雇用者数は上記を上回ることが推測されます。
■「第10回 J-TECH STARTUP SUMMIT」 開催レポート
J-TECH STARTUP 2024認定企業プレゼン(シード枠)
・株式会社Type-I Technologies
(URL) https://type-i.co.jp/
■認定理由
安価に製造可能な蛍光ナノダイヤモンドの活用先として、ポイント・オブ・ケア市場に着目し、高感度バイオマーカーの実用化に取り組んでいること。また、蛍光ナノダイヤモンドの特長を生かした低価格の体外検査装置を開発しており、シグナル・ノイズレシオを100倍以上向上させたことで、少量の血液から感染症の診断やアルツハイマーの早期発見が期待されることが評価されました。

■J-TECH STARTUP SUMMITを終えてのコメント
この度は、栄誉ある認定を賜り、心より厚く御礼申し上げます。その栄誉に恥じぬよう、今後もさらなる事業の発展に努めてまいる所存です。弊社は、今回発表いたしました「様々な疾患の超早期検査」の社会実装を通じて、健康長寿社会の実現への貢献を目指しております。事業推進の過程におきましては、企業様をはじめとする皆様との連携・協業も不可欠と考えております。何卒、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(株式会社Type-I Technologies 代表取締役 神長 輝一)

J-TECH STARTUP 2024認定企業プレゼン(アーリー枠)
・株式会社カーボンクライオキャプチャー <大学・研究機関発スタートアップ賞受賞>
(URL) https://carbon-cc.com/
■認定理由
低価格のシリコン系の汎用ゴムが、低温高圧の環境下において高い耐久性を持った物理吸収で自重の80%ものCO2の回収を可能とすることを発見したこと。また、吸収脱離の速度が速いことから装置の小型化が見込めるため、高濃度のCO2を排出する国内の中規模工場にも導入できる可能性があることが評価されました。

■J-TECH STARTUP SUMMITを終えてのコメント
この度は認定ならびに「大学・研究機関発スタートアップ賞」を賜り、大変嬉しく、心より感謝申し上げます。本イベントはパネル展示を通じた交流の場が設けられており、想定をはるかに超える多くの方々と名刺交換をさせていただくなど、非常に実り多い機会となりました。
今後の事業展開においては、スタートアップ共通の課題である「人材の確保」と「将来の経営幹部候補の探索」が最重要テーマになると認識しております。今後は、皆様からのご助言も大切にしながら、多様な方々とのネットワークを積極的に構築し、強固な組織づくりに邁進していく所存です。
(株式会社カーボンクライオキャプチャー 代表取締役 一ノ瀬 泉氏)

・輝翠株式会社
(URL) https://kisui.ai/
■認定理由
月面探査ロボットの技術を応用して、実用性が高いマルチロール型の果樹作業支援AIロボットを開発しており、農業分野での人手不足緩和が期待されること。農場管理プラットフォームも提供しており、作業支援ロボットと連携させることで農場の可視化やデータ経営が実現できること。また、当初より海外展開を視野に事業構築を進めており、国外への事業展開が期待できることが評価されました。

■J-TECH STARTUP SUMMITを終えてのコメント
弊社は過去1年間で正式に製品販売を開始し、これまでに約20台のロボットを販売してまいりました。また、優良な販売代理店様とのビジネスパートナーシップも着実に広がっております。
現在、事業のスケールアップをさらに加速させる目前のフェーズにあります。このような重要な時期に皆様からのご支援をいただけることは、弊社が次のステージへ本格的に飛躍するための力強い後押しとなります。多大なるご支援に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
(輝翠株式会社 CEO Tamir Blum 氏 / タミル・ブルーム 氏)

・株式会社CYBO
(URL) https://www.cybo.jp/
■認定理由
高速に高解像度の3D細胞データを構築するスキャニングシステムの開発によって、AI細胞診のベースとなるデータベース構築を容易にしていることで、既に大手検査機関での採用がなされていること。良質なアノテーション教師データによるAI学習によって、検体に含まれる数万以上の細胞すべてをAIが解析することで見逃しを減らし、客観的で再現性の高い診断の実現が期待されていること。また、今後検査対象の疾病を横展開可能なことや海外展開による事業拡大が見込まれることが評価されました。

■J-TECH STARTUP SUMMITを終えてのコメント
細胞検査という裏方とも言える地道な分野にスポットライトを当て、高く評価していただいたことを大変光栄に存じます。弊社では、お客様をはじめとする業界全体を運命共同体と捉えており、業界全体の活性化を目指す中で今回の受賞に至ったことは、非常に意義深いものであると受け止めております。
今後は、つくばエクスプレス沿線に集積する大学やサイエンス関連の研究機関、医療機関、企業様といった豊かなインフラを最大限に活用していく所存です。こうした環境を活かして事業基盤をさらに強化し、画期的な製品を継続的に創出することで、広く社会へ貢献してまいります。
(株式会社CYBO 代表取締役社長 新田 尚氏)

パネルディスカッション 「大学・国研発スタートアップの持続発展的成長を目指して」
<パネラー>
古川保典氏 (株式会社オキサイド 代表取締役会長)
神長 輝一氏 (株式会社Type-I Technologies 代表取締役)
一ノ瀬 泉様 (株式会社カーボンクライオキャプチャー代表取締役)
<モデレーター>
尾﨑 典明(一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ 副代表理事)

政府の「スタートアップ育成5か年計画」をはじめとする支援策の拡充により、日本のディープテック・スタートアップを取り巻く環境は前進しているものの、投資総額やユニコーン企業の創出数においては米国などの先進国と比べ、依然として小規模にとどまっているのが現状です。
今回のパネルディスカッションでは、「大学・国研発スタートアップの持続発展的成長」をテーマに、パネラーとして登壇された大学機関・国研発のスタートアップ2社(株式会社カーボンクライオキャプチャー・株式会社Type-I Technologies)の起業背景や直面する経営課題を共有。ベンチャー経営と上場経験を持つ株式会社オキサイドの古川氏の見解を交えながら、アカデミアの評価軸と事業化のギャップをどう埋めて「売れる製品」を早期に創出するか、事業の成長局面に合わせた経営人材の獲得戦略、ディープテック分野におけるエコシステムの活用や資金調達をどんな戦略で行っていくべきかなどを議論しました。
J-TECH STARTUP 大学・研究機関発スタートアップ賞 授与
株式会社カーボンクライオキャプチャー代表取締役 一ノ瀬 泉氏

日本能率協会 産業振興賞 発表・授与
株式会社CYBO 代表取締役社長 新田 尚氏

■J-TECH STARTUPについて
TEPが主催する「J-TECH STARTUP」は、技術をビジネスのコアコンピタンスとした事業で、グローバルな成長が期待される国内の技術系スタートアップを「J-TECH STARTUP」銘柄として選定し、その後の事業成長を後押しする取り組みです。技術系スタートアップは、技術が複雑で支援になかなかつながりません。「J-TECH STARTUP」を通じて、スタートアップへ注目を集めることで、認定企業の事業成長をサポートし、国内の技術系スタートアップを成長させるエコシステムの構築をめざしています。
認定企業になると、メディア掲載やオープンイノベーションを推進する企業・投資家とのネットワーキング、メンターによる資金調達のプレゼンや事業計画のブラッシュアップ、専門家による知財戦略や資本政策などのアドバイスや海外連携先である「グローバルパートナー」(17都市)の海外ネットワークを活用したグローバル展開へのサポートなどを受けることができます。
■ディープテック・スタートアップ支援の現状とTEPのこれまでの活動について
ディープテックとは、研究を通じ得られた科学的発見に基づく先端技術で、事業化・社会実装により、国・世界レベルの社会課題解決に大きなインパクトを与えるとして近年世界的に成長著しい分野です。具体的には、AI、宇宙技術、ロボティクス、量子コンピュータ、バイオテクノロジー、クリーンエネルギー、ナノテクノロジーなど多岐にわたります。
日本では、2023年度より経済産業省主導の下、「ディープテック・スタートアップ支援事業」※2を通じ総額予算1000億円規模の支援が開始されました。さらに、2025年8月に、政府は3年間で最大270億円を投じる新たな支援策を発表し、「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」として国際研究・事業化・人材育成の3つの柱でAI・ロボット・バイオ分野の起業を後押しすると発表※3。2025年6月にはAI新法が施行され、NEDOを通じた1000億円規模の支援事業も行われています。
TEPは、そういった流れに先んじて、2009年よりディープテック分野に特化したスタートアップ支援活動を継続的に行ってきました。スタートアップ、大学・研究機関、地域行政、大企業、エンジェル投資家、VC、メンター(専門家)などのネットワークを構築、日本有数のディープテックエコシステムの構築に寄与してまいりました。国をあげてディープテック・スタートアップの育成が急がれる今、TEPの活動についてより多くの方々に訴求していくとともに、当団体が有するネットワークや知見を活用した支援を更に強化していきたいと考えています。

※2 経済産業省「ディープテック・スタートアップ支援事業の 基本方針」(令和5年3月)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/kenkyu_innovation/pdf/028_s01_00.pdf
※3 日本経済新聞「政府、ディープテック起業支援へ270億円 国際共同研究や人材育成」(2025年6月10日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG09B430Z00C25A6000000/
内閣官房「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/campus/index.html
■一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)(https://www.tepweb.jp/)
TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)は、日本のトップレベルの技術をビジネス化し普及させることを目的とする技術系スタートアップの支援組織です。コア技術を持ち、そのビジネス化を目指すディープテック・スタートアップを中心に、起業・経営経験が豊富なエンジェル投資家、専門的アドバイスが可能なメンター、スタートアップ起業との連携を望む大手企業らを会員として組成しています。現在は、大学や研究機関、地域行政、そして海外の同様のスタートアップコミュニティにもネットワークを広げており、世界でも有数の技術系スタートアップのエコシステムとなっています。
■一般社団法人日本能率協会(https://www.jma.or.jp/)
日本能率協会は「経営革新の推進機関」として1942年に設立しました。産業界の健全な発展を先導すべく、現在から将来にわたる経営課題や社会課題について、産業界と共に考え、革新の方向を探っています。現在、「人材育成・組織開発」「ものづくり支援」「産業振興」「ISO審査・第三者認証」の4事業によって、あらゆる経営課題解決を支援しています。重点活動としては「KAIKA」「アジア共・進化」の2テーマを掲げ、新たな領域に挑戦しています。長年取り組んできたマネジメントに関する調査・研究と約1,350社・団体からなる会員ネットワークをベースに、常に高品質で実践的なサービス提供を行っています。
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