Space BD×学習院大学 3日間の特別授業「宇宙ベンチャー概論」を開催

事業開発・技術の両面から宇宙ビジネスの最前線を学ぶ 全学部の学生を対象にワークショップを実施

Space BD株式会社

Space BDは、学習院大学で、学部学生を対象に3日間の特別授業「宇宙ベンチャー概論」を開催しました。今回の取り組みは、宇宙に関わる学術研究を行う学習院大学と、宇宙の事業開発をリードするSpace BDが共同で、宇宙利用をテーマにしたカリキュラム開発を行うことをきっかけにスタートしました。文理融合的な幅広い取り組みや考え方が問われる宇宙ビジネスを学びのテーマに、今後も共同で活動を予定しています。

12月18日のワークショップの様子12月18日のワークショップの様子

Space BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎 将利、以下Space BD)は、学校法人学習院 学習院大学(住所:東京都豊島区、学長: 荒川 一郎、以下学習院大学)で、学部学生を対象に3日間の特別授業「宇宙ベンチャー概論」を開催しました。今回の取り組みは、宇宙に関わる学術研究を行う学習院大学と、宇宙の事業開発をリードするSpace BDが共同で、宇宙利用をテーマにしたカリキュラム開発を行うことをきっかけにスタートいたしました。文理融合的な幅広い取り組みや考え方が問われる宇宙ビジネスを学びのテーマに、今後も共同で活動を予定しております。

宇宙ベンチャー概論は、12月16日(木)、17日(金)、18日(土)の3日間に分けて実施されました。所属学部の制限なく参加でき、1日目は「宇宙ビジネスに挑むスタートアップのリアル」をテーマに、Space BD代表取締役社長永崎による宇宙ビジネスの今や、会社創業に至るまでのストーリーについての講演、2日目はエンジニアによる宇宙の技術とビジネスを学ぶ講義、3日目は宇宙ビジネスを実際に考えてプレゼンテーションを行うワークショップでした。

3日間の特別授業では、学習院大学の学生に宇宙ビジネスやスタートアップへの興味関心を育成するとともに、事業開発や模擬ビジネス商談の挑戦や社会人との交流を通じて、キャリアを考える機会を持つことを狙いとしました。
 
  • 1日目:「宇宙ベンチャーのリアルを創業者から聞く」

 

1日目:永崎 将利による講演1日目:永崎 将利による講演

オンライン授業にてSpace BDの共同創業者であり、代表取締役社長を務める永崎から、Space BDの事業紹介と永崎自身が独立を決断しSpace BDを創設するまでの出会いやきっかけ、そこにある想いをお話しました。
学生からは「文系でも宇宙業界で働くことができますか?」「ビジネスに繋がる人との出会いや予想外の出会いを増やすために大学生のうちにやっておくべきことはありますか?」といった質問が飛び、宇宙ビジネスの創設者との交流を通して、実践者の苦悩や喜び、決断する勇気などを直接感じる機会となりました。
 
  • 2日目:「宇宙の技術とビジネス」

2日目:Space BD社員によるオンライン授業2日目:Space BD社員によるオンライン授業

Space BDのエンジニアが人工衛星開発や輸送、リモートセンシング、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の設備などについて学生に向けてレクチャーしました。衛星開発の基礎から始まり、リモートセンシング技術を活用した事例の紹介、ISSの船内と船外の設備を活用したこれまでの宇宙実験の実例を紹介し、宇宙での活動がどのように地上の社会で活用されているのかをお話しました。
 
  • 3日目:「宇宙ビジネスワークショップ」
3日目は、学習院大学のキャンパスにて半日間のワークショップを実施しました。冒頭に宇宙を題材とした事業開発事例について説明し、技術をそのまま相手に提案するのではなく、相手や社会が求める課題の解決方法を宇宙技術を活用して提案していく姿勢を学生に伝えました。ワークショップでは、チームに分かれ、チームごとにリサーチをした会社に対し、ビジネス提案を5分のプレゼンテーションで実施しました。セミナーを振り返って「プレゼンするまでの過程で議論の進め方、発想のヒント、プレゼンの仕方、言葉の選び方など社会に出てとても役に立つスキルをたくさん教えていただきました。」と言ったコメントが学生からあがるなど、Space BDの社員と学生の距離が近く密度の濃い時間となりました。

3日目:学習院大学でのワークショップの様子3日目:学習院大学でのワークショップの様子

3日目:学習院大学でのワークショップの様子3日目:学習院大学でのワークショップの様子

 
  • Space BD事業開発本部長 川元 健一のコメント

宇宙というテーマを通しての未知への挑戦という体験や多面的な視点で物事を考える気付きは、予測が難しいこれからの社会を担う人材の育成にとって大きな意味があると確信しています。
また、学ぶ分野が異なる学生が相互に作用し、チームでより良い議論とアイデアを生み出すことで、視野を広げる機会の一つとなれば幸いです。
 
  • 学習院大学理学部物理学科教授 渡邉匡人のコメント

民間の宇宙事業が活発化している現在、宇宙利用という正解のない課題を異分野の学生同士が討論し結論をまとめた今回の試みは、学生たちが今後の社会を担うことへの動機付けに非常に有意義でした。
宇宙利用は様々な課題があり文理融合で取り組む最良のテーマで、今後もこの活動を継続し、将来的には学生が宇宙利用事業を実際に立ち上げるプロジェクトにまで発展させていきたいと考えています。
 
  • 学習院大学法学部法学科教授 小塚 荘一郎のコメント

大学の教育は、基礎から学んで先端的な話題に進むという「積み上げ型」ですが、それだけでは、何のために学ぶのかが見えなくなるときがあります。いま注目されている「宇宙利用」をテーマとして取り上げ、そのフロンティアに自分が飛び込んだらどうするのかを考えてみることは、大学で学ぶ意義・目的を実感する機会になりました。学習院大学で、こうした場を継続的に提供していきたいと思っています。
 
  • Space BDについて
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社®」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供してまいりました。これまで衛星取扱い50機以上を含め100件以上の受注実績を重ね、宇宙商社として幅広く展開しています。
社  名:Space BD株式会社
本  社:東京都中央区日本橋室町一丁目5番3号 福島ビル7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
説  立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://space-bd.com/
 
  • 学習院大学について
学習院大学は、法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部を持つ総合大学です。今回の特別授業「宇宙ベンチャー概論」は、令和3年度学校長裁量枠「文理融合が導く先端研究による人間中心の社会の実現」事業により実施しました。過年度においても「文理融合による学習院大学の特色あるSDGsの検討と試行」事業において、「地球環境の持続を目指した宇宙資源利用プロジェクト」を発足させるなど、宇宙利用に関する多様な教育研究活動を行っています。
大学名:学校法人学習院 学習院大学
住  所:東京都豊島区目白1-5-1
学  長 :荒川 一郎
設  立:1947年4月
U R L:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/

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会社概要

Space BD株式会社

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URL
https://space-bd.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー7階
電話番号
03-6264-7177
代表者名
永崎将利
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年09月