AIスタートアップのRecursive、海外市場に進出、海外事業統括責任者に社会起業家のテイラー・スコビーを任命

海外展開の初期段階として、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、タイ、シンガポールの4カ国に注力

Recursive

サステナブルな事業変革を促進するAIソリューションを開発する株式会社Recursive(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ティアゴ・ラマル、日本語:リカーシブ、以下「Recursive」)は、グローバル規模での持続可能な成長を推進すべく、海外市場への進出を開始したことをお知らせいたします。海外事業展開の初期段階として、中東および東南アジア地域に焦点を当て、まずは主要地域として特定したサウジアラビア、アラブ首長国連邦、タイ、シンガポールの4カ国に注力してまいります。これに伴い、海外事業を統括する責任者として、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)のテイラー・スコビー(Taylor Scobbie)が海外事業ディレクターに就任しました。スコビーは、社会課題の解決に影響を与えるソーシャルインパクト型のスタートアップを複数創業し、世界的に影響力のあるさまざまな組織や学術機関を顧客として事業を成長させてきた実績をもっています。この経験を生かし、スコビーは今後、Recursiveのグローバル成長をけん引していきます。スコビーのリーダーシップのもと、Recursiveはグローバル展開を加速し、まずは主要市場である4カ国を中心に、特に医療、エネルギー、物流分野でRecursiveのAI技術の活用を拡大することを目指します。これにより、各国が持続可能な経済に移行できるよう、支援してまいります。Recursiveは国際的なプレゼンスを高めることで、持続可能なイノベーションにおけるグローバルリーダーとしてのポジションをさらに強化してまいります。

背景

Recursiveは2020年に設立されて以来、革新的なAI技術を活用し、より公平で持続可能な社会を実現することをミッションとして掲げ、日本市場において着実に強固な基盤を築き上げてきました。Recursiveが開発する最先端のAIソリューションは、既にいくつかの国内の大手企業に採用され、各社のサステナビリティの取り組みや事業変革を推進しているほか、ビジネスモデルの強化にも貢献しています。

2025年の創立5周年を迎えるにあたり、Recursiveはその技術力とノウハウを活かし、グローバルにインパクトを拡大するための準備が整い、本格的な海外進出に踏み切ることとなりました。海外進出の戦略における第一歩として、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、タイ、シンガポールの4カ国が選ばれました。これらの国々は、サウジアラビアの「ビジョン 2030」(Vision 2030)やアラブ首長国連邦の「AI国家戦略2031」(UAE National Strategy for Artificial Intelligence 2031)、タイの「タイランド 4.0」(Thailand 4.0)や「AIタイランド」(AI Thailand)、シンガポールの「国家AI戦略 2.0」(National AI Strategy 2.0、すなわちNAIS 2.0)などの国家成長戦略を通じて、AIをはじめとする先端技術を積極的に活用し、サステナビリティの推進や経済の多角化、そして強靭なデジタル経済の確立に取り組んでいます。このような背景のもと、Recursiveはこれらの主要市場で確かなインパクトをもたらすことができると確信し、進出を決定しました。

戦略の概要

Recursiveは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、タイ、シンガポールの4カ国において、特にイノベーションとサステナビリティ推進の大きな機会があると認識する医療、エネルギー、物流分野に注力します。Recursiveは、テキスト生成・検索・分析を行うAI「FindFlow」(ファインドフロー)、メディア生成と分析を行うAI「PixelFlow」(ピクセルフロー)、環境を高精度にモデル化するAI「Borealis」(ボレアリス)、そして最適化・予測・推奨を行うAI「Zenith」(ゼニス)の4つのテクノロジープラットフォームを活用し、エンタープライズ向けに完全にカスタマイズ、または部分的にカスタマイズされたソリューションを設計・提供します。各国が化石燃料依存から脱却したり、二酸化炭素排出量を削減したりできるような支援を行うほか、医療をはじめとする重要なリソースへのアクセス向上と、環境負荷の低減、サービス提供の効率化を通じて市民の生活の質の向上に貢献できるソリューションの提供を目指しています。

Recursiveは、これまで日本で培ってきた、環境、エネルギー、医療、製薬、食品、小売など多様な業界向けAIソリューションの開発から得た豊富な経験と専門知識を活かし、海外市場への展開を加速してまいります。

テイラー・スコビーの略歴

スコビーは、社会的インパクトと起業家精神に関する深い知識と豊富な経験を有しており、今後におけるRecursiveのグローバル展開において中心的な役割を果たします。Recursive参画前、スコビーはニュースアグリゲーターアプリ「Trigger」のマーケティング・バイスプレジデントとして、同アプリをApple App Store(米国)で第1位に導いた実績があります。その後、2014年にMBA(経営学修士号)を取得中にソーシャル・スタートアップIMPCTを起業し、CEOに就任。同社のコーヒーブランドの利益を活用し、発展途上国の子どもたちへの教育支援を行い、2015年には、学生起業アイデアコンペ「ハルト・プライズ」で100万ドルの賞金を受賞。その後、購入を通じて顧客をインパクト投資家に変えるプラットフォーム「+Purpose」を創設し、3年間CEOに従事。2024年よりRecursiveに参画し、海外事業の成長を推進。

株式会社Recursiveの海外事業ディレクターに就任した、テイラー・スコビー(Taylor Scobbie)

【株式会社Recursiveについて】

持続可能な未来を構築するための AI ソリューションを提供するサービスプロバイダーです。環境、エネルギー、医療、製薬、食品、小売など多岐にわたる業界の知見と高度な技術力、サステナビリティ事業に関する専門知識を組み合わせ、AI のシステム開発やコンサルテーションサービスを提供しています。より良い地球環境や社会を未来の世代に残すために、比類なきプロフェッショナルが世界標準のテクノロジーで新しい社会つくりをリードします。

会社名:      株式会社Recursive (英語名称:Recursive Inc.)

本社所在地:東京都渋谷区渋谷一丁目7番1号 渋谷S-6ビル 6階

設立:         2020年8月

共同創業者:ティアゴ・ラマル / 山田勝俊

事業内容:   AIの研究開発およびサステナビリティに関連するソリューションの提供

従業員数:   47名

URL:         https://recursiveai.co.jp/ja/

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会社概要

株式会社Recursive

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URL
https://recursiveai.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷一丁目7番1号 S-6ビル 6階
電話番号
-
代表者名
ティアゴ ラマル
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年08月