チェーン薬局の混雑緩和を支援、「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」に混雑状況に応じた“他店舗案内”機能を追加

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の連結子会社である医療AIカンパニー、株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前紀郎、以下「当社」)は、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」において、来局店舗の混雑状況の表示および混雑状況に応じた同一チェーン内の他店舗を案内する新機能を追加することをお知らせいたします。
本機能の提供は、2025年7月下旬より提供開始予定です。
調剤薬局の現場では、時間帯や曜日によって来局患者が集中することが多く、混雑による待ち時間の長期化が課題となっています。
当社はこのような課題に対し、AIによる受付の自動化や接客支援に加え、患者体験のさらなる向上と店舗業務の効率化を目指し、新たな機能を開発しました。
今回のアップデートにより、薬局に設置されたAI無人受付端末で混雑状況を可視化できるようになります。特に複数店舗を展開する調剤薬局チェーンにおいては、混雑店舗への来局集中を防ぎ、店舗間での稼働バランスを平準化することで、患者さんと薬剤師双方にとって快適で効率的な運用が実現できます。
なお、本機能のご利用には「薬急便モバイルオーダー」の導入が必要です。
◾️新機能の特長
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店舗混雑状況のリアルタイム表示
AI無人受付端末に待ち時間や待ち組数などの混雑状況を表示し、来局時に患者さんがひと目で状況を把握できるようにします。
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近隣店舗の混雑状況を一覧表示し案内
混雑している場合は、同一チェーン内の近隣薬局の混雑状況を自動で表示し、空いている店舗へのスムーズな案内を実現します。
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受付情報の引き継ぎ機能
他店舗に移動した際、受付時に登録された自動で連携されるため、患者さんは再受付や症状説明が不要となります。また、移動先店舗のスタッフも来局前に情報を把握できるため、業務負荷の軽減にもつながります。

今後も当社は、「薬急便」シリーズを通じて薬局業務のあらゆる接点をテクノロジーで支援し、患者さんと薬剤師の双方にとってストレスのない薬局体験の提供を目指してまいります。
「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」事業責任者コメント

三澤 佳祐(株式会社MG-DX 遠隔接客事業部 事業部長)
患者さまから最も多い質問である一つの待ち時間、待ち組数を受付時に可視化できるようになりました。
加えて、同一チェーン内の近隣店舗の混雑状況を一覧表示することで、患者さまはより少ない待ち時間の店舗を選択し、利用することが可能です。
また、その際、受付情報を他店舗に引き継ぐことが可能で、患者さまの二度手間を省くことも実現しております。
チェーン薬局の皆さまにとっては、オフラインでの患者さまの囲い込みを実現する新たな打ち手となると信じております。
この機会に是非、薬急便 遠隔接客AIアシスタントとモバイルオーダーの併用をご検討頂けますと幸いです。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社MG-DX 広報担当 pr@mg-dx.co.jp
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