管清工業、CWP Global・CNEFP-Tibarと事業協力する「東ティモール自立支援プログラム」の基本合意覚書を取り交わす

4月10日(月)に管清工業 駒沢オフィスで調印式

管清工業株式会社（本社：東京都世田谷区上用賀1-7-3、代表取締役：長谷川 健司、以下、管清工業）は、世界の水環境を支援するために設立したCWP GLOBAL株式会社（本社：福井県大野市、代表：今 洋佑、以下、CWPG）および活動支援国である東ティモール民主共和国の国立職業能力開発センター (以下、CNEFP-Tibar)とともに、３機関の事業取引における了承事項を確認し、基本合意文章を締結するため、4月10日(月)に調印式を執り行いますことをお知らせいたします。

 

  
CWPG・管清工業・CNEFP-Tibar の３機関は、東ティモールの上水道および下水道管理システムに関する協力関係を強化するため、東ティモール共和国経済担当大臣調整官・東ティモール日本大使館の全面支援の下、東ティモールの労働者のための「能力開発プログラム」の確立に向けて連携することとなりました。
目的は、持続可能な上水道および下水道管理システムを促進のため日本での就労体験やOJT支援および東ティモールにおける上水道および下水道管理分野での自営業の支援です。

東ティモール民主共和国：村の給水施設の様子

 

 

• 事業取引誕生の背景

管清工業は、一般社団法人Carrying Water Projectの「水を通じて世界とつながり、助け合い、分かち合う」というミッションに賛同し、両者の連携による、現地の若者との共生を通じた「国づくり・人づくり・水づくり」プロジェクトを立ち上げ、2023年8月に新会社CWP GLOBALを設立しました。
最初の支援活動国を東ティモール民主共和国とし、現地の水環境の向上、人材育成、雇用の創出などに繋げることを目指し、本格的に活動を開始しました。
現地視察から見えてきたのは、水インフラ未整備による状況が水質汚染や雇用問題と結びついていることでした。また、人材育成のスキームを定着させるためには、中長期的に管清工業とCWPGが、確かな技術と支援ネットワークを継続提供していく必要性があると感じました。そこで「自律的でサステナブルな水道環境」実現に向けて、大統領府をはじめとした政府各機関、大学、国際NGO等と相互協力を、また、「水人材交流」実現に向けては、国立職業能力開発センター(or職業訓練学校)や雇用労働庁などと技術、人材の交流を行うことにしました。
我々は、水巡回システムや水ビジネス事業などの「ロールモデル」の確立を目指すべく、取引における了解事項を確認し、基本合意文書を締結する運びとなりました。
 

• ４月10日 調印式(プレス説明会含む)のご案内

【日時】　　　202３年4月1０日（月）1１時 - 1２時３０分
【場所】　　　管清工業株式会社　駒沢オフィス
　　　　　　　東京都世田谷区駒沢1-16-7 駒沢中村ビル７階
　　　　　　　　※駐車場無し、お車でお越しの場合は近隣のコインパーキング等をご利用ください。
【アクセス】　東急田園都市線「駒沢大学」駅から徒歩5分
【プログラム】・調印に関する説明と各機関の紹介(MC:ミス日本「水の天使」竹田聖彩さん)
　　　　　　　・調印
　　　　　　　・各機関代表挨拶
　　　　　　　・来賓挨拶 : 駐日東ティモール大使
　　　　　　　　　　　　　Ilidio Ximenes da Costa(イリディオ・シメネス・ダ・コスタ)閣下
　　　　　　　・CNEFP-Tibarによるプレゼンテーション
　　　　　　　　　　　　　題目 「東ティモールの水環境、TIBARの人材育成の取組みについて」
　　　　　　　・質疑応答
　　　　　　　・記念撮影

＊翌日4月11日(火)は、当社 下水道研究研修施設「厚木の杜環境リサーチセンター」にて、関係者ならびに駐日東ティモール大使が施設の視察見学を行います。 

 

• 各機関の紹介

■CWP GLOBAL株式会社
2022年８月設立。管清工業とCWP、個人出資者による新会社。最初の活動国として東ティモール民主共和国への支援に着手。現地の水環境の向上、人材育成、雇用の創出や、日本国内における技術人材の確保などに繋げることを目指し活動を開始している。
■東ティモール共和国　国立職業能力開発センター（CNEFP-Tibar)
2002年1月設立。「Building a Future with Jobs and Jobs with a Future」というビジョンの下、研修生を労働市場に確実に参加させるための研修を実践。2022年までに、土木・建設、農業、ホスピタリティ、再エネ、石油・ガス、機械など、7種類の職業分野で6700人を超える研修生を育成し、85％以上の就職率を達成。


■管清⼯業について
1962年設⽴。以来約60年にわたり、⼀貫して「管」（パイプ）の維持・管理を⾏い、半世紀にわたり⽇本の下⽔道インフラを⽀えてまいりました。下⽔道の管路網を専⾨的に管理、清掃することが当社の社名＝管清⼯業の由来となっています。下⽔道点検・調査・清掃の分野で、上下⽔道施設の基盤維持管理を軸に、KPRO®、グランドビーバー、グランドスウィーパーなどの機材を⾃社で開発、事業展開し、下⽔道における問題解決を提供しています。管清⼯業は、“常に上下⽔道を使⽤するお客様の⽬線に⽴ち、”300年継続する企業を⽬指す”を掲げ、未来へ向けて持続可能な社会の実現に貢献 していきます。
 

社名：管清⼯業株式会社
代表者：代表取締役 ⻑⾕川 健司
本社所在地：東京都世⽥⾕区上⽤賀1丁⽬7番3号
設⽴：1962年10⽉４⽇
事業：上下⽔道施設の維持管理業及びコンサルタントに関する事業
上⽔・下⽔の給排⽔設備及び空調設備の設計、施⼯に関する事業
HP URL：https://www.kansei-pipe.co.jp/


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