【調査レポート】外構工事の見積もり、値引き交渉はタブー？【28人のアンケートが明かす真実】

〜「28人にアンケート調査した結果を発表」〜

有限会社クローバーガーデン

2024年3月29日 08時01分

外構工事を専門としている有限会社クローバーガーデン(本社:埼玉県)は、一戸建て住宅に住んでいる人を対象にアンケート調査を実施。今回は「外構工事の値引き」だけに焦点を当てたレポートです。

調査の背景

外構の工事費用には定額がないので、値引きを要求してくるお客さまが多いです。そこで、みんなが値引きを依頼したか？値引きできた金額を知ることで、業者が値引きを受ける「判断材料は何か？」を調査しました。

28人にアンケート調査した結果

値引きの交渉はしましたか？

はい	いいえ
15人（53.6％）	13人（46.4％）

考察

外構工事を検討する際、コストは重要な要素の一つです。そこで、外構業者に見積もりを依頼し、その後値引き交渉を行うことは一般的となっています。この考察では、28人を対象に行われたアンケート調査の結果を基に、外構見積もりでの値引き交渉の実態とその意義について探ります。

アンケート結果によると、15人（53.6%）が外構業者との見積もり段階で値引き交渉を行ったと回答しています。これに対し、13人（46.4%）は値引き交渉を行わなかったと答えています。このデータから、外構工事における値引き交渉は決して珍しい行為ではなく、半数以上の人々がコスト削減のために積極的に交渉に臨んでいることがわかります。

値引き交渉を行うことの意義は大きく、工事の総コストを抑えることで、予算内でより高品質な材料を選択したり、追加の工事項目を盛り込む余地が生まれます。また、見積もり段階での交渉は、業者との信頼関係を築く上でも重要なステップとなり得ます。業者が顧客の要望に柔軟に応える姿勢を見せることで、プロジェクト全体の満足度が高まる可能性があります。

しかし、値引き交渉には適切な方法があり、無理な要求や過度な値下げの圧力は逆効果になることも考慮する必要があります。交渉に際しては、見積もりの内訳を理解し、どの部分にコストがかかっているのか、どの部分で削減が可能かを業者と共に検討することが肝心です。また、複数の業者から見積もりを取ることで、市場価格の理解を深め、より有利な交渉を行うことが可能になります。

実際に値引きできた金額はいくらですか？

値引きできた15人に調査

順位	値引きの金額	人数（％）
1位	10~20万円	7人（46％）
2位	~10万円	6人（40％）
3位	20~30万円	1人（7％）
3位	30万円~	1人（7％）

考察

外構見積もりにおける値引きの実態を明らかにするため、15人の実際の体験に基づくアンケート調査を行いました。この調査は、消費者が外構工事の見積もり段階で、どの程度の値引きを実現しているかを探ることを目的としています。結果は、値引きの可能性を示すとともに、その範囲が人によって大きく異なることを示しています。

調査結果によると、最も多くの人が実現した値引きの金額は「10万円から20万円」で、参加者の約46％にあたる7人がこの範囲での値引きに成功しています。これは、外構工事における値引き交渉で最も一般的な成果を示しており、多くの消費者にとって参考になるデータです。

次に多かったのは「10万円以下」の値引きで、全体の40％にあたる6人がこの範囲での値引きを報告しています。この結果から、比較的小規模な外構工事や、値引き交渉の余地が少ない場合でも、一定の値引きを実現していることがわかります。

一方で、「20万円から30万円」と「30万円以上」の値引きを実現した人はそれぞれ1人ずつで、全体の約7％を占めています。これらのデータは、外構工事の見積もりにおいて、大幅な値引きを実現することが可能であるものの、その機会は比較的限られていることを示唆しています。