「永遠」を追求した彫刻の傑作:アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani)の《Tête》がフィリップス・オークションの11月イブニングセールに登場

50年以上にわたり著名な個人コレクションに収蔵されてきた重要作が初めてオークションに登場

Phillips Auctioneers Limited

アメデオ・モディリアーニ ; Tête, 1911-1912; 約73.7 × 30.5 × 22.9 cm; 予想落札価格:2,800万〜3,500万米ドル (約44億~55億円)

【ニューヨーク、2026年10月28日】— フィリップス・オークションは、11月17日にニューヨークで開催する近・現代美術イブニングセールのハイライト作品として、アメデオ・モディリアーニの彫刻《Tête》を出品することを光栄に思います。本作は半世紀以上にわたり同一家族のコレクションに収蔵されてきたもので、今回初めてオークションに出品されます。1911年から1912年にかけて、ひとつの石灰岩の塊から彫り出された《Tête》は、モディリアーニの代表的な頭部像シリーズに属する作品です。同シリーズは、作家の彫刻表現の頂点であるとともに、初期モダニズムを象徴する重要な作品群として広く認識されています。モディリアーニが生涯に制作した約28点の石彫作品の大半は、現在、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ロンドンのテート、パリのポンピドゥー・センター国立近代美術館など、世界の主要美術館に収蔵されています。《Tête》は同シリーズのなかでもとりわけ重要な作品のひとつであり、高さ約30インチ(約76cm)に迫るその規模は、現在も個人コレクションに残る数少ない作品のなかでも最大級を誇ります。

 

フィリップス・オークションのアメリカ地域副会長兼近・現代美術部門シニア・インターナショナル・スペシャリスト、ジェレマイア・エヴァーツは次のように述べています。「この傑作をオークションに出品できることは、私たちにとってこの上ない光栄です。半世紀以上にわたり著名な個人コレクションに収蔵されてきた《Tête》は、今回初めて市場に登場します。本作には、美術史における極めて重要な位置づけをはじめ、モディリアーニの彫刻がこれほどまでに高く評価される理由のすべてが凝縮されています。古代エジプト、キクラデス諸島、アフリカの美術から、20世紀初頭のモダニズムがもたらした革新的な表現に至るまで、幅広い影響を受けた本作は、数千年にわたる芸術の伝統をつなぎながらも、紛れもなくモディリアーニ独自の表現を備えています。美術館のコレクションに収蔵されず、いまなお個人の手に残る数少ない作品のひとつであり、コレクターにとってはまたとない機会となるでしょう。」

 

《Tête》が制作されたのは、モディリアーニのキャリアにおいて、短期間ながらも決定的な転換をもたらした時期でした。この頃、彼は彫刻制作、とりわけ石材から直接形を彫り出す「直彫り」の技法にほぼ専念していました。ミケランジェロのように石の内部に潜む像を解き放つことを目指したその制作には、親交の深かったコンスタンティン・ブランクーシからの影響も色濃く表れています。古今東西の多様な芸術表現から幅広く影響を受けたモディリアーニは、引き伸ばされたフォルム、抑制された幾何学的造形、そして強い精神性を特徴とする、革新的な彫刻表現を生み出しました。《Tête》は、こうした芸術的構想が初期の段階で、しかも極めて完成度の高いかたちで結実した作品のひとつです。

 

今回の出品は、モディリアーニの彫刻作品に対する国際的な需要が継続するなかで実現するものです。彼の彫刻は、その全作品のなかでも最も希少かつ重要な作品群のひとつとして広く評価されています。頭部像のシリーズは、モディリアーニが構想しながらも実現には至らなかった「美の神殿」の一部として制作されたもので、カリアティード(女性像柱)として建築を支える柱の役割を担うことが想定されていました。これらの彫刻は、彼に影響を与えた古代の芸術的伝統と、モダニズムの革新的な造形言語を結びつけるものとして、作家の創作活動の中核を占めています。制作から1世紀以上を経た今日においても、《Tête》は20世紀彫刻の礎を築いた重要な成果のひとつであり、モディリアーニの比類なき芸術的野心を伝え続けています。

 

フィリップス・オークションは、春季オークションシーズンの好調な結果を受け、今回、このような重要な作品を世界のコレクターに紹介することで生まれた勢いを、今後もさらに発展させていきたいと考えています。2026年春季シーズンのオークション総売上高は前年同期比60パーセント以上の増加を記録し、5月に開催された近・現代美術イブニングセールの落札総額は、前年同時期の同セールの2倍以上に達しました。優れた保存状態、圧倒的な存在感、そして卓越した来歴を備えた《Tête》の出品は、コレクターにとって極めて稀有な機会となります。フィリップスは今後も、最高水準の作品を市場に紹介するという使命を追求してまいります。

 

オークション:2026年11月17日 

下見会:2026年11月7日〜17日 

会場:432 Park Avenue, New York, NY 

詳細情報: https://www.phillips.com/auction/NY010726/overview

アメデオ・モディリアーニ ; Tête, 1911-1912; 約73.7 × 30.5 × 22.9 cm; 予想落札価格:2,800万〜3,500万米ドル (約44億~55億円)
d132287-32-2fc4b99b4e00b90b1d301438f704ee0d.pdf

すべての画像


ビジネスカテゴリ
アート・カルチャー
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

Phillips Auctioneers Limited

3フォロワー

RSS
URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区六本木6−6−9 ピラミデビル 4F
電話番号
03-6273-4818
代表者名
瀬谷瑞香
上場
未上場
資本金
-
設立
-