【好きな入浴剤の香りランキング】男女507人アンケート調査

入浴剤の香りに関する意識調査

R&G

株式会社 R&G(埼玉県さいたま市、代表:吉田 忠義)は、入浴剤を使っている507人を対象に「入浴剤の香りに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

バスタイムを手軽に彩ってくれる入浴剤。香りや色、期待できる効果などさまざまな種類があり、いろいろと試して楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社R&G( https://r-andg.jp/ )は、入浴剤を使っている507人に「入浴剤の香り」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、お風呂アドバイザーのおかきたまり氏よりご考察いただいております。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL( https://r-andg.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:入浴剤を使っている方

調査期間:2024年10月9日~23日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:507人(女性345人/男性162人)

回答者の年代:20代 23.0%/30代 33.0%/40代 25.8%/50代以上 18.2%

【調査結果サマリー】

・好きな入浴剤の香り1位は「シトラス系」

・入浴剤を使用する目的は「リラックスしたい」

・入浴剤を選ぶポイントは「好みの香り」

・失敗だった入浴剤は「香りが苦手なもの」

好きな入浴剤の香り1位は「シトラス系」

入浴剤を使っている507人に「好きな入浴剤の香り」を聞いたところ、1位は「シトラス系(196人)」で全体の4割近くを占めました。

シトラス系とは、レモン・オレンジ・ゆず・グレープフルーツなど、柑橘系のフレッシュで軽やかな香りです。日本には、冬至に柚子湯に入る慣習もあることから、日本のお風呂にとっては馴染み深い香りと言えるでしょう。

華やかな「フローラル系(154人)」や、自然の中にいるような「ウッド系(108人)」も多くの票を集めました。フローラル系では「ローズ」「ラベンダー」「キンモクセイ」と答えた人が目立っています。

ハーブやフルーツも含め、植物系の香りが上位5位までを独占したのが特徴です。自然を感じられるフレッシュな香りを求める人が多いとわかりました。

入浴剤を使用する目的は「リラックスしたい」

入浴剤を使用する目的の圧倒的1位は「リラックスしたい(311人)」で、6割以上の人から回答を集めました。2位「疲労の回復(137人)」、3位「身体を温める(86人)」が続きます。

疲労回復など身体面の効果を挙げた人もいますが、全体としては精神面での効果を期待している人が多くなりました。

「お風呂はリラックスタイム」とよく言われます。リラックスタイムをより気持ちよく過ごすために、入浴剤を活用している人が多いとわかります。また精神的にリラックスすることで、睡眠など身体面にもよい影響があると考えられます。

<1位 リラックスしたい>

・良い香りを嗅ぎながら、リラックスしてお風呂に入りたいから(30代 男性)

・爽やかな気分で心からリラックスすることや、ストレス解消(40代 女性)

・香りに癒されてリラックスするため(50代以上 女性)

「香りでリラックスしたい」と答えた人が多く、好きな香りに包まれてお風呂に入ることで、リラックスできる人が多いとわかります。とくにリラックス効果が高いとされているのは、「ラベンダー」「カモミール」「ウッド系」「生薬系」などの香りです。

ただ「リラックス効果があると言われているから」と、我慢して苦手な香りの入浴剤を使う必要はありません。好きな香りであることが重要です。

<2位 疲労の回復>

・疲労を軽減するため(20代 女性)

・ゆっくりお湯に浸かって身体を癒やすため。もともと湯船にゆっくり浸かるのは苦手ですが、さっと洗ってすぐに出ると身体の疲れは取れない気がします。なので贅沢な入浴剤を入れて、「湯船に入らなきゃもったいない」という状況にしています(30代 女性)

入浴剤の中には、疲労回復に効果があると謳うものも数多くあるため、疲労回復効果を期待して入浴剤を使っている人も多くなりました。例えば漢方系の入浴剤であったり、「夏バテ用」「足腰の疲れ用」などです。

また入浴剤を使ってお風呂に浸かる時間を増やすことで、疲れを改善しようとする人もいました。

<3位 身体を温める>

・汗をたっぷりかくため(20代 女性)

・お風呂から出た後の保温効果を持続させるため(30代 女性)

・血行を促進するため(40代 男性)

血行を良くして身体を温めることで、疲労回復効果などが見込めます。そのため温浴効果を期待して入浴剤を使っている人も多くなりました。

入浴剤なしのお湯に浸かるだけでも身体は暖まりますが、「入浴剤を使うことで保温効果が持続する」「温浴効果が高まる」と感じている人もいます。

<4位 気分転換したい>

・気分を変えたいとき(30代 女性)

・リフレッシュ効果を高めるため(40代 男性)

・夏場はクールタイプの入浴剤で気分転換するため(50代以上 女性)

シトラス系などのスッキリした香りを使うと、気分転換になります。また夏場はスッキリした気分になりたくて、ひんやりとした爽快感が魅力の「クール系入浴剤」を使っている人も多くなりました。

クール系入浴剤でも身体は温まりますが、使ったあとに風に当たるとひんやり感じます。

<5位 肌の保湿>

・肌をすべすべにしたいから(30代 女性)

・冬場は保湿(40代 女性)

・保湿。かかとが割れるのを防ぐため(50代以上 男性)

入浴剤の中には、バスミルクを始めとして、乾燥肌の人向けの商品も多数あります。入浴するだけで全身の保湿効果を得られるので、手軽な乾燥対策となります。

とくに冬は肌が乾燥しやすくなり、かゆみにつながることもあるので、保湿効果のある入浴剤を使っている人も多くなりました。

<6位 入浴を楽しむ>

・色や香りを毎日変えて楽しむため(20代 女性)

・香りを楽しむため(30代 男性)

・お湯の色が変わるから楽しい(40代 女性)

香りや色でお風呂を楽しむために入浴剤を使っていて、身体的な効果効能にはあまりこだわっていない人も多いとわかります。入浴剤でお風呂を楽しむことで、長くお湯に浸かるのが苦手な人でもしっかりお湯に浸かれたり、「面倒なときでもお風呂に入ろうかな」と思える効果があると考えられます。

「温泉気分を味わう」など、特別感を演出するために入浴剤を使う人もいました。

<7位 睡眠の質を上げる>

・ぐっすり眠りたいときに、半身浴などをしてから布団に入っています(20代 女性)

・睡眠の質を上げるため(30代 男性)

・心地よく眠れるから(50代以上 女性)

疲れをほぐしたりしっかり身体を温めたりすることが、心地よい眠りにつながると考えている人も多くなりました。入浴剤の中には、睡眠・安眠に着目して作られているものもあります。

入浴剤を選ぶポイントは「好みの香り」

「入浴剤を選ぶポイントは何か?」と質問したところ、もっとも多かった回答は「好みの香り(261人)」でした。2位「成分の構成(157人)」、3位「予算に合う価格(106人)」、3位「得られる効果(90人)」が続きます。

入浴剤には「香りによるリラックス効果」を期待している人が多いことから、香りに注目して選んでいる人が多いのは納得の結果です。また「疲労回復」「温浴効果」など求める効果があるかどうかや、成分に注目している人も多くなりました。

<1位 好みの香り>

・効能よりは香りを重視しています。ヒノキや森の香りなどが個人的に落ち着くので、香りが良いものを選んでいます(20代 男性)

・メーカーなどはあまり気にしていないけど、メンソール系は苦手なので、箱買いでも柑橘系や森の香りを探します(30代 女性)

・くど過ぎない香り(40代 男性)

香りの種類や強さで選んでいる人が多くなりました。「自分が好きで、リラックスできる香りであること」を基準に選んでいる人が多いとわかります。

また特定の苦手な香りがあり、避けるようにしている人もいました。

<2位 成分の構成>

・成分を重視して選んでます(20代 男性)

・添加物、刺激物が少ないこと(30代 女性)

・成分です。なるべく自然な素材でできているものやパラベンフリーのもの(40代 女性)

特定の成分が入っているかチェックする人もいれば、香料や着色料が無添加であることを重視する人もいました。「必要な成分が入っていること」と「不要な成分が入っていないこと」のどちらも重要だとわかります。

また、浴槽や給湯器が傷まない成分でできているかをチェックしている人も。アンケートでは「入浴剤で給湯器が故障しそうになった」「お風呂が詰まった」という失敗例の回答もあったので、入浴剤のパッケージやお風呂の説明書をしっかり確認しましょう。

<3位 予算に合う価格>

・値段と数量がお得なものを求めます(20代 男性)

・いくらいいものでも、価格が高いと購入しようとは思わない。お財布に優しいものを手に取ります(30代 男性)

・コスパがよいかどうか(40代 女性)

毎日使いたい場合には、あまり価格が高いと続けられません。とはいえ「安すぎて失敗した」という例もあるため、品質と価格のバランス(コスパ)に注目している人もいました。

「普段使い用は価格で選び、特別なとき用の入浴剤は成分で選ぶ」など、使い分けている人もいます。

<4位 得られる効果>

・「腰痛に効く」と書いてあること(30代 女性)

・肌の保湿に効果があること(40代 男性)

・薬用で、疲れに効くかどうか(50代以上 男性)

求める効果としては「身体が温まる」「肩こりや腰痛が楽になる」「疲労回復」「保湿」などが挙がっています。

特定の目的がある入浴剤は、パッケージなどに「疲労が溜まったときに」「肌荒れに」といった効果を表示しています。詳しくチェックしたいなら、成分も確認しましょう。

<5位 信頼できるブランド>

・使い慣れたブランドであるかどうか(30代 女性)

・ブランド。安すぎるものは香りが弱いこともある(30代 女性)

・メーカーにこだわりがある。いつも同じところで購入している(40代 男性)

特定のメーカーやブランドを信頼していて、使い続けている人もいるとわかりました。例えば大手・有名メーカーや、天然素材やアロマにこだわっているブランドの名前が挙がっています。

一度別のブランドを使ってみたものの、戻ってきた人も多いとわかりました。

<6位 好みの色>

・色が蛍光色だったり赤だったり、嫌な色じゃないか(30代 女性)

・色がない、もしくは色が薄いもの(40代 女性)

「奇抜な色はリラックスできないし、身体が汚くなりそう」「乳白色など、お湯がにごるものが好み」といった意見が寄せられています。お風呂でリラックスするにあたり、お湯の色も重要な要素だとわかりました。

また「色がつかないものがいい」という意見もあり、着色料を警戒している人もいるとわかります。

<7位 肌に優しい>

・敏感肌でも使えるか(20代 女性)

・肌が弱いので、「肌に良い」「テスト済み」などであると安心できる(30代 女性)

肌が弱いため、肌に優しいことを重視して入浴剤を選んでいる人も多いとわかりました。実際に失敗例でも「入浴剤で肌荒れした」「肌がヒリヒリした」といった体験談が寄せられています。

口コミ評価が高い入浴剤でも、体質や肌質によっては合う・合わないがあります。

失敗だった入浴剤は「香りが苦手なもの」

最後に、これまで使用したなかで「失敗した」と思った入浴剤について聞きました。

・赤系の色は血みたいでちょっと気持ち悪かったです(20代 女性)

・入浴剤の成分が合わず、かぶれてしまった。浴槽に色がついてしまった。香りが合わなかった(20代 女性)

・ヒノキ系の入浴剤で、青臭くて家族全員に不評だったものがあります。「二度と買うな」と全員から文句を言われました(30代 男性)

・ナチュラルコスメブランドの入浴剤を使ったらラメがぎっしり。体と浴槽にくっついてなかなか取れず、掃除がとんでもなく大変でした(30代 女性)

・ローズ系の入浴剤を使ったとき、少し失敗したと思いました。香りが強すぎて浸かっているときに落ち着かない感じがしました(50代以上 男性)

「香りが苦手(114人)」が1位。1票差の2位は「香りが強すぎる(113人)」でした。

香りについての失敗を挙げた人が多数。パッケージだけではお湯に入れたときの香りがわからないこともありますし、密閉した浴室で使うと店頭で嗅いだときより香りを強く感じることもあります。「香りや色が苦手で、せっかく入浴剤を使ったのにリラックスできなかった」と感じた人も多くいました。

また最近では花びらやラメが入った入浴剤もありますが、使い終わった後に掃除が大変なのがデメリットとしてあるとわかります。「保湿効果の高いとろみのある入浴剤も、掃除が大変」という声がありました。

使用中の香りや色だけではなく、使用後のことも考えて選ばないと、失敗しやすいとわかります。

まとめ

好きな入浴剤の香りとしては、自然を感じられる植物系の香りが多く挙がりました。入浴剤に対して「香りでリラックスしたい」と期待している人も多いため、入浴剤を選ぶときには香りを重視している人が多いこともわかりました。

一方香りだけで選んでしまうと、掃除が大変だったり使用感が気に入らなかったりする可能性も。お風呂の設備によっては使えない入浴剤もあるので、香り以外にも注意して選びましょう。

■おかきた まり氏の考察

平安時代の貴族たちが記した資料には、香りのよい草や薬草を入れて『浴湯香』をつくり、今でいう行水のような湯あみをしたという記録が残されています。「植物系の香り」が上位を占める結果に、現代のわたし達にも流れる自然の香りとの深いつながりを感じました。

また1番人気の「シトラス系の香り」ですが、生の果物を利用すると刺激が強くなりがちです。肌の弱い方には、入浴剤で楽しむことをおすすめします。

「香りでリラックスしたい」という結果にもうなずきました。 なぜなら香りが脳の深い部分に作用して自律神経、また感情や情動に影響することが明らかになって、香りと脳の関係の研究が進んでいるからです。 エビデンスに基づいた好きな香りの入浴剤を選べる日が近いかもしれません。

▼監修者紹介

おかきた まり(岡北 真理)

お風呂アドバイザー

温泉入浴指導員

入浴のアドバイス、新しい浴室やお風呂グッズの紹介、日本のお風呂を見直してしまう歴史など... バスタイムの知識やお風呂にまつわる物語をTVやラジオ出演、雑誌へのコメントや記事執筆で発信している。『お風呂は元気の貯金です』と伝えるセミナーでは健康につながる入浴法や浴室リフォ ームのヒントを届けている。

ウェブサイト【洗いの殿堂】https://www.arainodendo.com/

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL( https://r-andg.jp/)へのリンク設置をお願い致します。

■株式会社R&Gについて
株式会社R&Gは埼玉県大宮を拠点に製造業、物流業、通訳等に特化した人材派遣。一般の派遣会社と違い留学生等の外国人派遣でご案内しております。あわせて外国人の生活を来日から就職・その先まで一貫したサポートも行っています。

※事業内容の詳細はこちら

https://r-andg.jp/business.php



■会社概要
社名 : 株式会社 R&G
所在地 : 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-51-1 三石ビル4F
代表者 : 吉田 忠義
創業 : 2015年9月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/company.php

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設立
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