「弁護士ドットコム」特別企画 元最高裁判所判事が日本の民主主義体制に警鐘を鳴らす『一人一票実現国民会議』の活動特集!

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現在、3,344名以上の登録弁護士数を有する日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」(所在地:東京都港区、代表:元榮 太一郎)では、特別企画として『一人一票実現国民会議』を特集しております。このたびは特集第6弾として、元最高裁判所判事であり、判事在任中から一票価値の平等の重要性を提言し続けてきた福田博氏へのインタビューを掲載いたします。外務省での勤務経験もある福田氏がアメリカで批判されて以来憂慮してきた日本の民主主義体制の問題について、そして一票価値の平等がなぜ重要なのかを、わかりやすく語っていただきました。

■一票価値の不平等について ~東京都民の一票の実質的価値は0.23票分?~
 日本の憲法では、「一人一票」の選挙権を持つ有権者の多数決によって国の方針が決定される“民主主義”が定められていますが、実際には選挙地区により国民の選挙権の一票価値に著しく不平等な状態が続いています。

例えば参議院選挙にて、全国の中で一票の実質的価値が最も高い鳥取県民と比較した他の都道府県民の一票の実質的価値は、
・青森県民は・・・0.42票分
・東京都民は・・・0.23票分
・長野県民は・・・0.55票分
・京都府民は・・・0.47票分
・佐賀県民は・・・0.71票分
となっており、著しく不平等な状態になっています。

このように一票の実質的価値が不平等な状態が続いているのは憲法が定める“民主主義”に反するとして、国民の一票価値の平等を実現し“真の民主主義”を達成するための取り組みが『一人一票実現国民会議』( http://www.ippyo.org/shuisho.html )です。
『一人一票実現国民会議』( http://www.ippyo.org/ )は、2004年の青色発光ダイオード訴訟をはじめ数多くの事件で活躍された升永英俊弁護士、国内企業法務の草分け的存在である久保利英明弁護士、楽天株式会社・代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏やジャーナリストの櫻井よしこ氏など、総勢50名の発起人・賛同者( http://www.ippyo.org/hokkinin.html )により活動しています。

※ 平成22年7月に行われた参議院議員選挙での一票価値の不平等に関しては、東京高裁(東京都選挙区)、高松高裁(香川県選挙区)、福岡高裁(福岡県選挙区)にて、違憲判決が下されています。
また、今年の3月23日には最高裁にて、一票価値の差が最大2.30倍だった2009年8月の衆院選挙について「憲法に違反している状態」という判決が下されました。
これら一連の『一人一票実現国民会議』の活動による裁判・判決は「現代のガリレオ裁判」として多方面から注目を集めています。

■元最高裁判所判事、福田博氏インタビュー
 「弁護士ドットコム」では“インターネットで法律をもっと身近に、もっと便利に。”という理念に基づき、現在の公職選挙法において一票価値が不平等な状態が続いている実態を多くの方々に知って頂くために、『一人一票実現国民会議』の特集を行っております。
 この度は特集第6弾として、元最高裁判所判事であり判事在任中から投票価値の平等の重要性を提言し続けてきた福田博氏へのインタビューを実現しました。一票価値の不平等に基づく日本の民主主義体制への懸念と、一票価値の平等の実現への思いをわかりやすく語られた必見の内容になっています。

インタビュー内容は「弁護士ドットコム」の特設ページにてご覧頂けます。

【福田博氏のインタビュー記事】
 URL: http://www.bengo4.com/feature/ippyo/fukuda01
(主な内容)
  ・アメリカで日本の民主主義が2流といわれた理由
  ・一票価値が平等でないと、民主主義が成り立たない
  ・国民を襲う閉塞感や絶望感を打破するために
 など

【福田博氏のプロフィール】
西村あさひ法律事務所顧問弁護士。東京海上ホールディングス監査役。1960年外務省入省。1990年9月より特命全権大使としてマレーシア駐在。1993年8月外務審議官。1995年9月~2005年8月最高裁判所判事。2007年5月旭日大綬章を受章。
主な著書に『世襲政治家がなぜ生まれるのか? - 元最高裁判事は考える-』(日経BP社 2009年3月23日発行)等。
西村あさひ法律事務所 http://www.jurists.co.jp/ja/ 

■これまでの「一人一票実現国民会議」特集インタビュー
◇第1弾 発起人・共同代表 升永英俊弁護士 
URL: http://www.bengo4.com/feature/ippyo/masunaga01
同会議発起人でありかつて世間の注目を集めた青色発光ダイオード訴訟など多くの訴訟事件において活躍されてきた升永英俊弁護士のインタビューを掲載。
◇ 第2弾 発起人・共同代表 久保利英明弁護士
URL: http://www.bengo4.com/feature/ippyo/kubori01
同会議発起人であり国内企業法務の第一人者である久保利英明弁護士のインタビューを掲載。
◇ 第3弾 発起人・事務局長 伊藤真弁護士
URL: http://www.bengo4.com/feature/ippyo/ito01
同会議の発起人の一人で、司法試験学習において絶大な実績と人気を誇る「伊藤塾」の塾長、伊藤真弁護士のインタビューを掲載。
◇ 第4弾 発起人 泉徳治弁護士
URL: http://www.bengo4.com/feature/ippyo/izumi01
同会議の発起人の一人で、元最高裁判事であり、判事在任中に一票の格差に違憲を表明された経験を持つ泉徳治弁護士のインタビューを掲載。
◇ 第5弾 発起人 黒田健二弁護士
URL: http://www.bengo4.com/feature/ippyo/kuroda01 
若干20歳にして旧司法試験に合格した日本を代表する国際派弁護士であり、『一人一票実現国民会議』の発起人の一人としても活動されている、黒田健二弁護士へのインタビューを掲載。

 「弁護士ドットコム」は今後も、『一人一票実現国民会議』の特集を継続して参ります。『一人一票実現国民会議』の活動についてご関心のある方は個人・企業を問わずお気軽にお問い合わせください。

◆「弁護士ドットコム」とは http://www.bengo4.com/ 
“インターネットで法律をもっと身近に、もっと便利に。”を理念に、現在弁護士3,344名(※2011年11月2日現在)が登録する日本最大級の法律相談ポータルサイトです。弁護士費用の見積比較の他、インターネットによる法律相談や、弁護士回答率100.0%(※2011年11月2日現在)の法律特化型Q&A「みんなの法律相談」を運営、累計法律相談件数は140,000件(※2011年11月2日現在147,419件)を突破しています。PCサイトに限らず、docomo、au、SoftBankのキャリア公式サイト「弁護士ドットコムモバイル」( http://www.bengo4.com/mobile/ )、スマートフォン版「弁護士ドットコム」( http://www.bengo4.com/sp/ )でも法律相談サービスをご利用頂けます。

[メディア掲載履歴]
読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、産経新聞などの各新聞、「PRESIDENT」、「日経ビジネスアソシエ」などの各雑誌、NHK「おはよう 日本」特集、NHK「追跡!A to Z」、日本テレビ「行列のできる法律相談所」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」やフジテレビ「めざましテレビ」など多数のメディアにて紹介。


【本件に関する報道関係お問い合わせ先】
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担 当|田中 頌子
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業種
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本社所在地
東京都港区六本木4丁目1番4号 黒崎ビル7階
電話番号
03-5549-2555
代表者名
元榮太一郎
上場
未上場
資本金
1億3033万円
設立
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