ジゴワッツ、インド大手技術開発企業VVDNと戦略的パートナーシップを締結

～日本発の技術で世界のEVインフラを支える～

株式会社ジゴワッツ

2025年3月10日 10時10分

　EV充電インフラの開発・提供を手がけるベンチャー企業である株式会社ジゴワッツ（本社：東京都中央区、代表取締役：柴田知輝、以下「ジゴワッツ」）は、インドの製品エンジニアリング大手であるVVDN Technologies Pvt. Ltd.（以下「VVDN」）と、EV充電インフラ分野における戦略的パートナーシップ契約を締結いたしました。両社はインドの拡大するEV充電市場を起点として、ASEAN諸国・中東・欧州などグローバル展開を視野に入れた協業を目指して参ります。今回の提携により、ジゴワッツの「ハードウェア＋ソフトウェア」ソリューションと、VVDNの高度な製造技術力と現地でのネットワークを組み合わせ、より多くの地域で高品質・低コストのEV充電環境を整備することを目指します。

　2025年3月3日に公表したベトナム企業との戦略的パートナーシップ契約に続くジゴワッツの海外展開に関するプレスリリースの第2弾となります。

https://jigowatts.jp/news/802/

■ インドEV充電市場の拡大と重要性

インド政府は「2030年までに販売車両の30%をEV化する」という目標を掲げており、インフラ整備を含む支援策を強化しています。
2024年以降、充電ステーション数の増加が急加速すると見込まれ、充電インフラ市場は年平均30～40%以上の成長率が予測されます。

■ ジゴワッツの「ハード・ソフト一体型」EV充電インフラの強み

充電器本体（ハードウェア）と課金管理・エネルギーマネジメント（ソフトウェア）を自社開発して一括提供できる企業は世界的にも限られています。
ジゴワッツは、小型高性能充電器「Ella」、「産業用モデル」とクラウド型課金管理プラットフォーム「PIYO CHARGE」等により、導入・運用・管理までをワンストップでサポート可能です。これにより、設置先事業者は複数ベンダーとのやり取りを最小化し、スムーズに充電インフラを導入・運用できます。

■ 戦略的パートナーシップ契約の内容

　2025年2月にジゴワッツは、VVDNとの間で、ジゴワッツが開発したEV充電器のグローバル展開に合わせた製造、グローバル展開等で戦略的パートナーシップ契約を締結しました。ジゴワッツの「ハードウェア＋ソフトウェア」ソリューション技術と、VVDNの高度な製造技術力と現地でのネットワークを組み合わせ、インド国内だけでなく、ASEAN・中東・欧州等を中心に、順次展開を拡大していくことを目指します。

■ 今後の展望

　今後は、インド国内での量産・普及と並行して、インド市場で培った技術・運用ノウハウを他地域へ展開していく予定です。各国でのEV普及促進策が進むなか、ニーズの多様化に合わせた充電ソリューションの拡充に注力し、世界中のさまざまなユーザーがより快適にEVを利用できるインフラ整備に貢献してまいります。

■ ジゴワッツについて

　ジゴワッツは、日本最小*1のEV充電器である「Ella」やベンチャー企業で唯一一般財団法人日本自動車研究所認証センターからの「JARI認証」というクルマ社会の品質を追求する認証も取得しているEV充電器「産業用モデル」を自社で開発・販売しているEV充電器メーカーです。また、EV充電器を開発・販売しているだけでなく、2019年からEV充電サービスである「PIYO CHARGE」を開発・提供しています。

　ジゴワッツは、EV充電事業者にEV充電器を提供するだけでなく、複数のEV充電事業者のアプリやシステム開発も行っています。このようにジゴワッツは、様々な側面から、EV充電業界に関わっております。

　※2025年3月時点　当社調べ

【会社概要】

株式会社ジゴワッツ（Jigowatts Inc.）

本社所在地：東京都中央区

代表者：代表取締役柴田知輝

事業内容：EV充電インフラ（ハードウェア・ソフトウェア）の開発・提供、エネルギーマネジメントソリューションの開発

公式サイト：https://jigowatts.jp

VVDN Technologies Pvt. Ltd.

本社所在地：インド（ハリヤナ州グルグラム）

事業内容：ハードウェア・ソフトウェア開発、製造、製品エンジニアリングソリューションの提供

グローバル拠点：北米、欧州、アジア