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株式会社QPS研究所
会社概要

QPS研究所の小型SAR衛星6号機 「アマテル-Ⅲ」の打上げオンライン・パブリックビューイング開催決定のお知らせ

2023年6月以降にSpaceX社Falcon9で打上げ予定です

株式会社QPS研究所

世界トップレベルの小型SAR(※1)衛星の開発・運用を行う株式会社QPS研究所(福岡市中央区、代表取締役社長CEO:大西俊輔、以下QPS研究所)の小型SAR衛星QPS-SAR 6号機「アマテル-Ⅲ」は、2023年6月以降にSpaceX社Falcon9によって打上げ予定です。今回、この打上げのために、福岡県宇宙ビジネス研究会運営のもと、Youtubeオンライン配信のパブリックビューイングを実施する運びとなりましたのでお知らせいたします。当日は、打上げの様子とともにQPS研究所代表取締役社長 CEO 大西 俊輔、代表取締役副社長 COO 市來 敏光、そしてファウンダーの八坂 哲雄より衛星プロジェクトの背景や弊社の衛星によって目指す世界、開発秘話などお話しさせていただきます。また、今回は会場に衛星開発のパートナー企業の代表者の皆さんにもお集まりいただき、一緒に配信イベントを盛り上げます。

QPS研究所は小型SAR衛星36機による準リアルタイム観測データ提供サービスを目指しており、現在2機の衛星を運用中です。2022年10月に、本格商業衛星となるQPS-SAR 3、4号機の打上げを試みましたが、ロケットの失敗により軌道投入ならず、続く5号機は契約したロケット事業会社の状況により現在打上げ日を新たに調整中です。そのような中、この度5号機に先行して6号機の打上げを迎えることとなりました。


打上げの日時につきましてはSpaceX社からの公表が24〜48時間前になる予定とのことで、直前にはなりますが、確定されましたら公式HP(https://i-qps.net)のNEWS、公式twitter(@QPS_Inc)でお知らせいたします。


  • <ライブ配信について> 

福岡県宇宙ビジネス研究会のYoutubeチャンネルでパブリックビューイングをライブ配信いたします。

URL:https://www.youtube.com/channel/UC-CH5pUXZa1OLDeCCBS_NZQ

  • <QPS研究所 イベント登壇予定者紹介>

代表取締役社長 CEO 大西 俊輔

九州大学大学院航空宇宙工学専攻博士課程を修了。博士(工学)。大学院在籍時よりQSAT-EOS (九州大学を中心とした九州地区の大学・企業による50kg級小型衛星プロジェクト)の学生プロジェクトリーダーとしてシステム全般の指揮ならびに大学・企業のメンバーのマネジメントを行い衛星打上げ成功に導く。学生時代から現在までに十件以上の小型人工衛星開発プロジェクトに従事。2013年10月有限会社QPS研究所に主任研究員として入社。2014年4月に代表取締役社長に就任し、現在に至る。


代表取締役副社長 COO 市來 敏光

上智大学法学部国際関係法学課卒業。ハーバード大学経営大学院卒業(M.B.A.)。ソニー(株)にてプロダクトマーケティング担当として商品企画、事業戦略策定、新規市場の立ち上げ等に従事。2006年ハーバード大学経営大学院に留学。帰国後2010年2月より事業再生のために福岡県大牟田市の太陽光パネル製造会社であるYOCASOL(株)に入社。2011年6月代表取締役社長に就任。事業資産譲渡の実現後、2014年5月に株式会社産業革新機構に入社。2016年3月(株)QPS研究所に入社、同年7月に取締役就任。2020年7月に代表取締役副社長に就任。

 

ファウンダー /九州大学名誉教授 八坂 哲雄

東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士過程修了。工学博士。1994年九州大学教授に就任。2003年にはUNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)初代理事長に就任、2008年から2012年にはIAF(国際宇宙航行連盟)副理事長を務めるなど、宇宙開発の発展、未来の人材育成に努めて世界の宇宙産業の分野に大きく貢献。2006年に Frank J. Malina Astronautics Medalを受賞。


  • <小型SAR衛星「QPS-SAR」について>


QPS研究所は収納性が高く、10kgと軽量でありながら大型の展開式アンテナ(特許取得)を開発。そのアンテナによって強い電波を出すことが可能になり、従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストとなる100kg台高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功しました。現在はQPS-SAR1号機「イザナギ」、2号機「イザナミ」の2機を打上げ、運用しています。2021年5月には「イザナミ」による70cm分解能という民間の小型SAR衛星として日本で最高精細の画像取得に成功しました。

3号機以降はさらに高精度・高画質の画像を取得できるよう様々な改良を加えました。展開型太 陽電池パネルとバッテリーを追加し、使用できる電力量を増やしました。アンテナの鏡面精度も向上させることで、さらに強い電波を出せるように。そして、JAXAとアルウェットテクノロジー株式会社が共同開発した「軌道上画像化装置」を搭載することで、SAR観測データを軌道上の衛星内で処理し、衛星からのダウンリンク量の大幅な圧縮が可能となり、即応性の高い観測ニーズに応えられるようになることが期待されます。また、衛星コンステレーションを構築するため、軌道制御用のスラスターを搭載しています。

 

《QPS-SAR6号機の愛称とミッションマークについて》 

QPS-SAR1号機、2号機の名前である『イザナギ』と『イザナミ』に続き、太陽同期軌道に入る予定だった3、4号機も古事記の神様のお名前をお借りして、『アマテル(英語:AMATERU)』と名付けられました。アマテルはアマテラスの別称で、天空を照らす太陽神とされています。QPS-SARプロジェクトでは、衛星ごとではなく、軌道ごとに愛称をつけるため、同じくこの軌道に入る6号機は「アマテル-III(アマテル・スリー)」になります。

2022年10月に打上げられるもロケットの失敗で「アマテル-I」「アマテル-II」は軌道投入されませんでした。しかし、その経験を糧に前へと進む私たちにとってこの2機は他になく、同じ愛称で再打ち上げするのではなく、ワン、ツーは宇宙では欠番となりますが、次の衛星に想いを託して「アマテル-III」という愛称に決定いたしました。

ミッションマークについて:アマテルのミッションマークはQPS研究所がカンパニーカラーとするブルーを基調とし、愛称の太陽、観測対象の地球をシンプルに表しています。一目でどの衛星のマークか分かるように通算した衛星の数も入れています。


  • <株式会社QPS研究所について>

QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発ベンチャー企業です。名前のQPSとは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする、全国25社以上のパートナー企業に力強く支えられています。


本社住所 :福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6階
 代表者    :代表取締役社長 CEO 大西俊輔
 設立       :2005年6月
 事業内容 :人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売
 公式HP   :https://i-qps.net/


(※1) SAR (合成開口レーダー):電波を使用して地表の画像を得るレーダー。雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測することができる点が特長です。

(※2)複数の人工衛星によって、高頻度な地球観測を可能とするシステム。(コンステレーションは「星座」の意。)

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会社概要

株式会社QPS研究所

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URL
https://i-qps.net
業種
製造業
本社所在地
福岡県福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6階
電話番号
-
代表者名
大西俊輔
上場
東証グロース
資本金
1億円
設立
2005年06月
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