中部電力株式会社、ITコストマネジメント基盤としてApptioを採用
全世界で1,800社以上の導入実績をもつTechnology Business Management(TBM)*を実現するSaaSソリューション「Apptio」を提供するApptio株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:成塚歩、以下:Apptio)は、中部電力株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、代表執行役社長:林欣吾、以下:中部電力)がITコストマネジメントのソリューションとして、Apptioのソリューションを採用したことをお知らせ致します。
■背景
中部電力グループは、「安心・安全で強靭な暮らしやすい社会の実現に資するコミュニティサポートインフラを提供する企業」、「お客さまと向き合い、より便利で快適なサービスを実現する企業」を目指し、DX戦略として「お客さまサービスの変革」及び「業務の変革」の2軸に取り組まれています。
このDX戦略の推進加速及び重要性が高まるなかで、IT組織が管理すべきデータ構造は複雑化し、さらには中部電力の分社化による影響も相まって、IT予算策定・期中管理・利用部門およびグループ会社への配賦・課金管理にかかる非効率性と業務工数が課題となっていました。この状況を改善するために、ITコストマネジメントの高度化・効率化を目指し、グローバルスタンダードであるTBM及びその実践を支えるApptioのSaaSソリューションの導入を決定しました。
■今後の展望
現在はITコストマネジメントにおける業務効率の改善と属人性の解消を目指して取り組んでいます。手作業でのファイル集計によるITコストマネジメント手法から脱却し、TBMが提供するベストプラクティスに合わせて標準化した上で、Apptio上に段階的に実装する予定です。また、最新のITコストとITサービスの利用状況のデータをApptio上に一元管理していくことで、可視化および分析効率の改善とデータ信頼性の向上を見込んでいます。さらにApptioの活用を拡大し、TBMをベースとしたITコスト管理指標・KPIの整理を進め、ITコスト適正化に取り組んでいきます。これらの取り組みにより、経営層をはじめとした各ステークホルダーに対し、DX戦略の意思決定に必要となるITコスト情報の提供を強化し、IT部門としての説明責任を果たしていきます。
中部電力株式会社 マネジメントサービス本部 ITシステムセンター長 内田忠氏は次のように述べています。
「ITコストマネジメントの高度化において、ITコストの見える化、管理業務の効率化、投資マネジメントを推進するためには、TBMのような概念を取り込むことが重要と考えています。そのためにTBMを実現するApptioの採用は我々のチャレンジの一つであり、導入して終わりではなく、使いながら価値を高めていきたいと考えています。本取り組みを成功させるためにも、Apptio社の今後の支援にも期待しています。」
Apptio株式会社 代表取締役社長 成塚歩は次のように述べています。
「中部電力様におけるITコストマネジメントの高度化に関する取り組みに、Apptioをご採用いただき非常に光栄に存じます。業務効率改善のみならず、TBMの方法論に基づくご支援によって予実差異の圧縮やコスト最適化、グループ内におけるITコストマネジメントの高度化にむけて貢献したく考えております。」
Apptioは、中部電力様が目指す姿の実現に向けて、引き続き支援してまいります。
*Technology Business Management(TBM)について( https://www.apptio.com/ja/solutions/technology-business-management/ )
Technology Business Management(TBM)は2007年Apptio,Inc創業者であるSunny Guptaが提唱し誕生したITリソースから事業部門のニーズまでを統合的にマネジメントするメソドロジーです。ビジネストランスフォーメーションやデジタルトランスフォーメーションが求められる昨今において、テクノロジーは一部の方のものから、事業経営を行なっている全ての人に関係するものになりました。継続的なビジネスインパクトをもたらす事業経営のために、テクノロジーの経営資源(ヒト・モノ・カネ)と投資ニーズを統合的にマネジメントし、IT価値最大化を実践するベストプラクティスとして、あらゆる業界のCIOに支持されています。
Apptioについて
https://www.apptio.com/ja/
TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1,800社以上に製品を導入してきた実績を有し、さまざまな業界のリーディングカンパニーがApptioを活用しています。オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データと、企業が利用しているパブリッククラウド、SaaSの情報を自動的に取り込み、単一のプラットフォームに統合することで、従来、担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を図ります。TBMがベストプラクティスとして定義するTBM Taxonomyを共通言語として分類・可視化に用いることで、利用部門ごと、プロジェクトごと、ソリューションごと等、多角的な視点からITコストの透明化を図り、事業環境に応じて迅速かつ正確な投資判断を行うことに貢献します。
【問い合わせ先】
Apptio株式会社
広報担当:内田 修
メールアドレス:Info-jp@apptio.com
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