ハイボット、Free Electrons 2026で世界トップ15社に選出
世界最大のエネルギー分野オープンイノベーションで唯一の日本企業が最終ステージへ
株式会社ハイボット(本社:東京都、代表取締役CEO:Michele Guarnieri)は、世界最大級のエネルギー分野向けオープンイノベーションプログラム「Free Electrons 2026」において、世界のスタートアップ企業の中からTop15に選出されました。
今回の選出は、ポルトガル・リスボンで開催されたBootcamp Weekで、世界の主要電力・エネルギー企業および各事業部門との対面協議を経て実現しました。実際の事業課題に対する議論と各ユーティリティ企業による厳正な評価を受け、ハイボットはTop30からさらにTop15へと進出し、本プログラムの最終かつ最も競争の激しいステージへ進みました。
ハイボットは引き続き唯一の日本企業として選出されており、20年以上にわたり培ってきたロボティクス、点検技術、エネルギーインフラの安全性向上への取り組みが国際的に高く評価されています。

リスボンで築いた大きな前進
リスボンでのBootcampは、ハイボットにとって重要な転換点となりました。
期間中、プログラムを支える世界の電力会社と直接議論を重ね、自社のロボット点検・保守ソリューションが、各社の送電網や設備が抱える実際の運用課題にどのように貢献できるかを具体的に協議しました。
これらの対話によって、将来的なパイロットプロジェクト実施への期待が高まり、その成果がTop15選出へとつながりました。
今後の予定
Top15企業として、以下の2つの現地プログラムへ参加します。
Master Module
場所:イギリス・ロンドン
主催:E.ON
日程:2026年9月14日~17日
Grand Finale
場所:カナダ・モントリオール
主催:Hydro-Québec
日程:2026年11月16日~20日
これらのプログラムでは、世界の電力会社との議論をさらに深め、パイロットプロジェクトの具体化と商業連携へ向けた取り組みを進めていきます。
Free Electronsとは
Free Electronsは、エネルギー業界に特化した世界最大級のオープンイノベーション・アクセラレータープログラムです。
第現在、第10回目を迎える本プログラムでは、アーリーステージからグロースステージのスタートアップ企業と、世界を代表する電力・エネルギー事業者が連携し、革新的なソリューションの共同開発、実証プロジェクト(パイロット)の実施、さらには投資や商業提携の創出を目指しています。
これまでに、本プログラムを通じて総額2,300万米ドルを超える実証プロジェクトや商業案件が創出されています。
2026年のプログラムには、世界4大陸から以下の6社の主要エネルギー事業者が参画しています。
・CLP(香港)
・EDP(ポルトガル)
・E.ON(ドイツ)
・ESB(アイルランド)
・Hydro-Québec(カナダ)
・Origin Energy(オーストラリア)

ハイボットの取り組み
株式会社ハイボットは、重要なエネルギーインフラ向けのフィジカル AIを提供しています。
ロボットとAIプラットフォーム「HiBox」を組み合わせることで、現場点検を予知保全へとつなげるソリューションを実現しています。
主力製品は以下の3製品です。
Expliner-T: 活線状態での送電線点検・保守ロボット
Float Arm: 長距離・狭隘空間向け非破壊検査ロボット
SQUID: ボイラー・コイル内部点検ロボット
これらは、老朽化する設備、高リスク環境、人材不足、設備稼働率の最大化とコスト削減といった、世界中の電力会社が日々直面する課題に対応するために開発されています。
これらのロボットはすべてhibot独自のデジタルプラットフォーム「HiBox」と連携しています。HiBoxは現場で収集したデータを集約し、AIによる欠陥検出や設備健全性評価を行うことで、点検から予知保全までをシームレスにつなぎます。
その結果、ロボットを運用するたびにデータが蓄積・学習され、次回以降の点検精度がさらに向上するという「データフライホイール」を実現しています。
Top15選出の意義
世界Top15への選出により、ハイボットは世界で最も先進的な電力・エネルギー事業者との継続的な協業機会を獲得しました。
各社は共通して、エネルギー転換や送配電網の複雑化が進む中で、膨大なインフラ資産を安全かつ効率的に点検・保守・運用するという課題に直面しています。
今回の選出は、ハイボットが単なるロボットメーカーではなく、ユーティリティ業界向けのフィジカル AIを提供するグローバル企業として、RaaS(Robot-as-a-Service)とAIによる予知保全を組み合わせたエンドツーエンドのソリューションを提供する戦略的パートナーであることを示すものです。
代表取締役 ミケレ・グアラニエリ氏 コメント
「Free Electronsで世界Top15に選出されたことは、私たちチーム全員にとって大きな節目となる成果です。
リスボンでの議論を通じ、当社のロボット点検技術とAIによる設備診断が、世界の電力会社が日々直面する課題に直接応えられることを改めて実感しました。
この勢いをロンドン、そしてモントリオールへとつなげ、今回生まれた対話を実際の実証プロジェクトやパートナーシップへ発展させていけることを大変楽しみにしています。」
Free Electronsについて詳しく
プログラムの概要や参画する電力会社、そしてエネルギー業界の未来を切り拓くスタートアップ企業については、Free Electrons公式サイトをご覧ください。
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