株式会社奇兵隊、タイとインドネシアの動物・環境保護組織と連携し新たな2つのOpen Townプロジェクトを開始

NFTアートの収益でテナガザルの保護と農業や堆肥づくりを通した持続可能な環境作りを目指す

株式会社奇兵隊

株式会社奇兵隊(本社:東京都港区、代表取締役CEO:阿部遼介、以下「奇兵隊」)は、タイとインドネシアで新たな2つのOpen Town*1プロジェクトを実施することを発表しました。Open Townは、Web3(分散型インターネットと呼ばれる次世代のインターネット)」の技術を活用し、資金と応援者を持続的に集めるWeb3型クラウドファンディングサービスです。これまでに海外ではウガンダ共和国(カルング村)、インドネシア共和国(ロンボク島)、そして国内では埼玉県横瀬町など計7つの地域でプロジェクトを実施し、各地域に関連したデジタルアート(NFT*2)の売上収益を使って各地域でまちづくりを実施しています。

新たな2つのOpen Townプロジェクトは、ギボン(テナガザル)を保護するためのプロジェクト「The Gibbon Town」がタイ・プーケットで、農業や堆肥づくりを通した持続可能な環境作りを目的としたプロジェクト「Compost heroes」がインドネシアのバリ島・チャングーでそれぞれ実施されます。

■The Gibbon Townについて

The Gibbon Townは、テナガザルの保護・リハビリテーション、自然生息地への再導入を目的にタイ・プーケットで実施されます。


プーケットでは、さまざまな野生生物との遭遇ができ、野生動物との写真撮影のために多くの観光客が訪れます。このことがテナガザルの密猟につながり、その結果、テナガザルはこの地域で絶滅の危機に直面していました。野生動物救護組織であるGibbon Rehabilitation Project(ギボン リハビリテーション プロジェクト)はテナガザルたちを救い出し、絶滅から救うため30年以上にわたって献身的な取り組みを行っています。


彼らが運営する教育センターは、この取り組みの資金集めの拠点として重要な役割を担っていますが、熱帯雨林の中に位置しているため、屋根の損傷や土砂崩れのリスクなどのさまざまな課題を抱えています。


本Open Townプロジェクトの売上収益は、教育センターの天候条件に対する耐久性の確保とより多くの訪問者を惹き付けることを目標に、照明の改善、空気換気システムのアップグレード、より信頼性のあるインターネット接続の提供など、教育センターのために使用されます。


Gibbon Rehabilitation Projectの活動について:https://www.gibbonproject.org/our-story-2/


■NFTアート「Gibbons Friend Pass」購入者へのリワード

NFTアート「Gibbons Friend Pass」を保有する方には以下の特典が付与されます。


・熱帯雨林探検体験(トレッキング体験)

 テナガザルたちを自然な環境で見られるほか、熱帯雨林の生態系に関する学習セッションにも参加できます。

・Friend of Gibbons 証明書の発行

 テナガザルを保護するコミュニティの一員として、名前入りの特別な証明書が発行されます。

・オンラインコミュニティへの参加権

 投票、ディスカッション、オンラインイベントなどに参加できます。また、生まれたテナガザルに名前をつける際の投票権も含まれます。


本プロジェクトは、奇兵隊と、The Gibbon Rehabilitation Projectによって運営されます。

詳細は以下をご覧ください。

https://open-town.org/towns/gibbon


■販売中のNFTアートについて

NFTアート「Gibbons Friends Pass(ギボン フレンズ パス)」はThe Gibbon Rehabilitation Projectによって保護されたテナガザルをモチーフに制作されました。


8月23日より公式サイト(https://open-town.org/towns/gibbon)にて販売しています。

NFTアートのサンプル

価格:約5000円相当/体販売枚数:200枚


■Compost heroesについて

Compost heroesは、インドネシアのバリ島・チャングー地区で実施されます。本プロジェクトは、パーマカルチャーや農業・堆肥づくりを活用して持続可能な環境を創り出すことを目的としています。


パーマカルチャーとは、自然に対する負担の少ない持続可能な農業システムで、土地の有効活用や廃棄物の再利用、自然の資源の最大限の利用を重視し、人間と自然の共存を目指します。


近年バリ島では廃棄物の処理が大きな課題になっています。Jiwa Community Garden(ジワ コミュニティ ガーデン)は、シンプルで再現しやすい堆肥作成システムを近隣の地域に広めることによって多くの人々が堆肥作りを始めることを目標に活動するローカルコミュニティです。Jiwa Community Gardenの活動によって循環型の消費と生産が広まり、廃棄物処理問題の改善が見込まれます。


本Open TownプロジェクトではNFTアートを制作、販売し、その売上収益を活用してチャングーエリアにおいて、Jiwa Community Gardenの堆肥施設をアップグレードし、より多くの堆肥の生成と、廃棄物管理の改善のためのコミュニティメンバーの教育を目指します。


Jiwa Community Gardenの活動について:https://www.jiwagarden.com/


■NFTアート「The Black Gold」購入者へのリワード

NFTアート「The Black Gold」を保有する方には以下の特典が付与されます。


・Jiwaコミュニティのメンバーになる権利

・パーマカルチャー講座に無料で参加する権利

・コミュニティガーデンのツアーに参加する権利


本プロジェクトは、奇兵隊と、Jiwa Community Gardenによって運営されます。

詳細は以下をご覧ください。

https://open-town.org/towns/jiwa-garden


■販売中のNFTアートについて

NFTアート「The Black Gold」はJazmi Hilman氏によってJiwa Gardenで育てている動物や野菜をモチーフに計10体のキャラクターが制作されました。

7月31日より公式サイト(https://open-town.org/towns/jiwa-garden)にて販売されています。


NFTアートのサンプル



価格:約5000円相当/体

販売枚数:900~1000枚

*1 課題解決を目指す地域のNGOや自治体、企業などがNFTアートを制作・販売することで、クラウドファンディングのように資金を集めることができるサービス

*2 ブロックチェーンの技術で実現されている、代替不可能なデータ  


【奇兵隊について】

奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業です。「Web3」の技術と「社会貢献」を組み合わせ、世界各国のまちづくりのために資金と応援者を持続的に集めるクラウドファンディングサービス「Open Town(オープンタウン)」を運営しています。「Open Town」では、世界各国でその地域で暮らす住民と、NFTの保有者とが共創して「自律したまち」を作ることを目指し、課題解決を目指す地域のNGOや自治体、企業などが主体となってプロジェクトを運営し、その地域独自のコレクティブNFTアートを制作・全世界に向けて販売することで、クラウドファンディングのように資金を集めることが可能です。まちづくりの第一弾は2022年2月にウガンダのカルング村で開始されました。詳細は、https://kiheitai.co.jp/をご覧ください。


【Open Townについて】

「Web3(分散型インターネットと呼ばれる次世代のインターネット)」の技術を活用し、資金と応援者を持続的に集めるWeb3型クラウドファンディングサービスです。これまでに海外ではウガンダ共和国(カルング村)、インドネシア共和国(ロンボク島)、そして国内では埼玉県横瀬町など計7つの地域でプロジェクトを実施し、各地域に関連したデジタルアートの売上収益を使って各地域でまちづくりを実施しています。

また支援者(NFT購入者)へもさまざまな特典を提供しており、集まった資金での『地域のまちづくりの実施』と『支援者(NFT購入者)に対してリワードの提供』を循環させることができます。地域で暮らす住民、NGOや自治体、企業が主体となってプロジェクトを運営することで、世界各国で自律的なまちづくりの実現を目標としています。

OpenTownウェブサイト: https://open-town.org/discover


【Gibbon Rehabilitation Projectについて】

Gibbon Rehabilitation Project(ギボンリハビリテーションプロジェクト)はタイ・プーケットにあるカオ・プラターウ国立公園に拠点を置く、タイ野生動物救済財団の研究部門・野生動物救護組織です。捕らわれたギボン(テナガザル)をペット業界や観光業から救助・リハビリテーションし、適切に野生へと再導入する活動をしています。テナガザルへ居住場所の提供や医療処置とケアの提供も行っており、彼らの運営する教育センターでは来場者に啓発活動を行い、捕獲されたテナガザルたちが直面する課題や観光業が与える影響について意識を高めることを目指しています。

Project Team Representative: Thanaphat Payakkaporn

Gibbon Rehabilitation Project公式サイト:https://www.gibbonproject.org/our-story-2/


【Jiwa Community Gardenについて】

Jiwa Community Garden(ジワ・コミュニティ・ガーデン)は、インドネシアのバリ島・チャングーに位置する地域のコミュニティです。バリ島出身の男性3人によって結成され、現在コミュニティメンバーの数を増やしています。持続可能な環境を創り出すためにパーマカルチャー、堆肥作り、農耕に焦点を当て活動しています。主に、地元の若者が将来の仕事を見つけるのに役立つように、収益性の高い農業メソッドを学ぶトレーニングを提供したり、イベントや活動を通じて地元の人々と外国人コミュニティを結びつけたりすることを通して農業に関する地域の知恵の保護を目指しています。

Project Team Representative: Jduka

Jiwa Garden公式サイト:https://www.jiwagarden.com/

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会社概要

株式会社奇兵隊

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URL
https://kiheitai.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都 港区 高輪 1-26-20 アムス高輪 9F
電話番号
03-6277-8045
代表者名
阿部 遼介
上場
未上場
資本金
9300万円
設立
2010年09月