LAES商用実証プラントの安全祈願祭・起工式の開催について
【安全祈願祭の様子】 【鍬入れする下村社長】
また、当社は運転開始後の電力市場取引に向けて、ID&Eホールディングスのグループ会社である株式会社工営エナジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鷹尾伏亮)と本商用実証プラントを電源とする2027年度容量市場オークション応札(※1)に係る「アグリゲーター契約(※2)」を締結しました。
【LAES商用実証の概要】
当社は、今後需要の見込まれる蓄電市場を追求し、資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献するエネルギー貯蔵設備を提供することで、電力とユーティリティの安定供給と脱炭素社会の実現に貢献していきます。
●LAESとは
当社が2020年2月にエネルギー貯蔵技術の取得を目的に出資した英国のハイビューエンタープライズリミテッド社(Highview Enterprises Limited)が先導する液化空気エネルギー貯蔵(Liquid Air Energy Storage、以下「LAES」)技術のことです。LNGの冷熱を有効に活用することにより充電効率を向上させることができます。国内では送配電会社との個別契約に加え、卸電力市場、需給調整市場、さらには容量市場での電力市場で運用してLAESの活用を実施していきます。
(※1) 将来の電力安定供給のため、4年後の日本全体の供給力(kW)を確保するための市場。2023年度に2027年度供給分の入札が実施されます。
(※2) 当社が設置する本発電設備の容量について、工営エナジーがアグリゲーターとして容量市場オークションへ応札し、得られる収入を両社で分配します。
本件に関する詳細はこちらをご参照ください。
2023/1/18 広島ガスとLAES商用実証の共同実施
https://www.shi.co.jp/info/2023/6kgpsq000000ltpe.html
2020/2/25 英国Highview Enterprises Limitedへの出資について
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