東芝テック、業界初RFIDライター対応 A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」を発売
~カラー印刷とRFIDデータ書込みが同時に可能な複合機~
なお、当社は本製品を活用した「RFIDを搭載した複合機導入による入庫作業の効率化と伝票作業の負担軽減」のソリューションについて、株式会社Askalカバン工房および小林クリエイト株式会社とともに、一般社団法人日本自動認識システム協会主催の2023年度「第25回 自動認識システム大賞」において特別賞を受賞しました。また本製品は、2023年9月13日から15日に東京ビッグサイト東ホールにて開催される「第25回自動認識総合展」の東芝テックブースに展示します。
※1:複合機メーカーとして。2023年8月時点。当社調べ。
RFIDライター対応 A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」
*「e-STUDIO4525AC RFID」にプラテンカバー「KA-5005PC」および多段給紙装置「KD-2019J」を装着した状態
東芝テックは、小売業、製造業、物流業向けを中心として、RFIDに関する多くのハードウェアやソフトウェアを開発、販売し、独自の技術やノウハウを培ってきました。今回発売する「e-STUDIO4525AC RFID」は、ラベルプリンタでは対応していなかったフルカラー印刷を行いながら、RFIDデータ書き込みが可能な複合機です。基幹システムのデータとラベル作成ソフト「BarTender®※2」を連携し、ラベルデザインとRFIDデータを複合機に印刷・書き込み指示することにより、カラー印刷とRFIDデータ書き込みを同時に実現します。当社が推奨するRFIDタグ付きA4用紙に加え、用紙サイズやRFIDタグの位置を利用者の要望に合わせたカスタム用紙への印刷が可能です。
東芝テックはこれからも、MFPやRFIDをはじめとしたデジタル技術を用いたソリューションを創出し、さまざまな現場におけるDXを推進してまいります。
※2:Seagull Scientific社の製品です。
<RFIDライター対応 A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」のシステムの特長>
■印刷システム構成
■機能概要
※ボイド処理により、RFIDタグに正しく書き込めているかどうかを確認しながら出力しているため、RFID書き込み時の連続プリント速度は、12枚 / 分(A4ヨコ)になります(印刷条件により異なる場合があります)。
■「e-STUDIO4525AC RFID」の想定される利用シーン、運用例
多くの現場で利用されているバーコードによる物品管理、工程管理はバーコードを探して読み取るのに対して、RFIDは離れた場所や箱の中でも読み取りが可能であることから、作業時間短縮や業務負荷軽減による作業効率の向上を目的に多くの企業で導入が検討されています。今までのバーコードが入った定型用紙(A4サイズの工程表など)を利用してRFIDを導入したいという要望に対し、「e-STUDIO4525AC RFID」はカラー印刷とRFIDデータ書き込みを両立して定型用紙へ出力することにより実現可能です。
<RFIDライター対応 A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」の仕様>
1.「e-STUDIO4525AC RFID」
※基本的な仕様は「FC-4525AC-JPD」に準じます。オプションの装着により、コピー、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ機能の利用が可能です。
2.RFIDライター「RF-1000」
3.RFIDタグ付き推奨用紙「PS-ZPRF1000」
※推奨用紙以外のRFIDタグ付用紙を使用の際は事前に検証が必要になります。
<RFIDライター対応 A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」の発売概要>
◇商品名 :RFIDライター対応 A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」
※構成:複合機本体「FC-4525AC-JPD」、インナートレイ「MJ-5015」、USBハブ「GR-1420」、RFIDライター「RF-1000」
※「e-STUDIO4525AC RFID」は上記一体型の販売で、RFIDライターのみの販売は行いません。
◇発売日 :2023年10月中旬
◇価格 :2,695,000円~(税別)
◇発売地域 :国内
◇販売ターゲット :製造業、物流業、小売業など
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