現場の書類を生かして、そのままDXを実現するcodeless technologyが、1億円の資金調達を実施

codeless technology 株式会社

「日本のシステム導入の文化を変えて、世界一簡単なDXを実現する」を掲げるcodeless technology 株式会社(本社:東京都千代田区、代表:猿谷 吉行)は システム開発の拡張と、営業促進のため第三者割当て増資(エクイティ・ファイナンス)と借り入れ(デットファイナンス)により1億円の資金調達をすることとなりました。

Gazelle Capitalをリードインベスターとし、浜松いわた信用金庫をLPとした「しんきん-やらまいか投資事業有限責任組合」の他、プロ経営者として知られる著名エンジェル投資家を含む、シナジーのある厳選した計9名のエンジェル投資家を株主として迎え、調達した資金を活用し、顧客の更なる利便性を高め、より多くの方にPhotolizeを活用いただけるように邁進してまいります。

私たちが解決したい課題


日本のシステム導入の文化を変えて、世界一簡単なDXを実現する!

私たちはPhotolizeを使って『日本のシステム導入の文化を変えていきます!』

中小企業を10年間経営してきて、日本のDX推進の遅れは、システム制作の工程にあると感じてきました。そして、このPhotolizeを販売し始めて、その疑問が確信に変わりました。

日本の中小企業は、予算も人員も少ないため、システム導入の失敗を恐れて、最初から完璧なものを求める傾向があります。そのようにして作るシステムは、長い時間と多くのコストが生じてしまいます。そして出来上がったシステムにデータを入力して使ってみると、現場に合わせて修正や変更が必要となります。システム修正には追加で予算がかかるため、ある会社は我慢して使い続け、ある会社はそのまま使わなくなるといったケースも見受けられます。

システム導入においてもっとも重要なのは、短い期間で、低コストでトライアンドエラーを何度も繰り返していくことです。トライアンドエラーを繰り返せば、その分、システムの精度が上がり、同時に現場の受け入れ環境も整っていきます。結果として、完璧なものを目指してシステム制作をするよりも短時間で費用がかからず良いものが出来上がります。

Photolizeは書類を送るだけで、そのまま入力フォームを作って明日から現場でテストすることができます。テストして、修正したい部分は、修正依頼から連絡するだけで、追加費用がかからずに変更ができます。

今までのシステム制作は、仕様を決めてから開発を行ってきました。仕様書の作成は時には半年近くの時間がかかります。この工程は、業務知識のない開発者に伝える手段であって、利用するユーザーが行いたいものではありません。

私たちは、ユーザーがシステムの学習をせずに、書類を送るだけでそのままデジタルフォームを生成するサービスを作り上げました。このサービスを使ってシステム導入に時間とコストがかかる日本の文化を変えていきます。

日本のモノづくりは、世界最高水準だと確信しています。それは、最高の技術者たちの活躍によるものです。その最高の技術を活かして日本の世界的な競争力を再び取り戻すためには、最高の技術者を補助するシステムが不可欠だと痛感しています。

そして、このPhotoizeを通じて、『日本のシステム導入の文化を変えて、世界一簡単なDXを実現する!』ことが、私たちにしかできない価値であり使命と認識しています。

資金調達に至る経緯


Photolize(フォトライズ)は、約2年半前から開発を進め、2023年10月にベータ版を開始したサービスですが、すでに上場企業や行政機関、そして個人事業主や工場など、現場の大小に関わらず多くのお客様に日々ご利用いただいております。

その中で、日々お客様からのご要望やご希望を製品に反映してまいりましたが、ご紹介やお問い合わせが激増している中、更なる顧客サポートの強化とAI等の開発促進が必要になってまいりました。また、営業スタッフの増員や、既存スタッフの効率化を図るため今回の資金調達に至りました。

代表者コメント


codeless technology株式会社 代表取締役:猿谷吉行コメント

今回の資金調達にあたり、非常に多くの個人・企業様からお声がけいただきました。誠にありがとうございます。初めての調達ということもあり、お声がけいただいた中から厳選してご協力のお願いをさせていただき、また、複数の方々からは更なる出資をしたい、とのお声がけをいただいております。

Photolize開発のきっかけは、私自身が10年間にわたりスマホ修理会社を経営していた際に抱えた課題の解決でした。中小企業がシステムを導入しDX化を進める際、既存の複雑な手続きを整理したり、ITツールを使える人材を雇用したりすることが大きな障壁となっていました。このことによって、システム導入に長い時間とコストがかかり、日本企業全体の競争力低下につながっていると感じました。従業員が使いやすく、現場でデジタル化を無理なく進められるツールが必要だと痛感し、使い慣れた書類をそのままデジタル化し、簡単に運用できるシステム「Photolize」を開発しました。

早速、プロトタイプを制作し、2022年には経営者や現場責任者、約100人にヒアリングを行いました。そこで、返ってきた意見が一言「難しい!」でした。当初はノーコードツールのようにユーザーがシステムの学習をして自由に制作できるように開発していました。しかし、その考えが甘かったです。ヒアリングをしてみて、本来ユーザーであった自分が、いつの間にか提供者側の思考になっていることに気が付き、書類を送るだけで自動的に入力フォームが生成される仕組みに大幅に変更しました。そして、2年の開発とテストを経て、2023年末にベータ版をリリースし、中小企業が手軽にシステム検証をできる無料プランの提供も開始しました。

今後、このシステムを活用して、日本のシステム導入の文化を変えて、世界一簡単なDXツールで日本企業の競争力を取り戻し、そのサービスを世界に向けて展開していきます。

私たちは、現場のシステム導入でこんなことを言われました。

「今の書類ができあがるのに8年もかかったんです。できればこのまま使いたい。」

現場の書類には、その企業が長年蓄積した文化と歴史が詰まっています。

私たちは、企業の文化と歴史を生かしたまま、DXに取り組める世界を実現します。

Photolizeは、現場を知る立場から生まれた、世界一簡単なDX推進ツールです。

株主様やお客様のご発展を念頭に、今後ますます、このPhotolizeを使いやすくし、より多くの方々にPhotolizeをお使いいただけるよう、関係者一同邁進してまいります。今後は海外展開なども含め、更なる調達も考えておりますので、引き続きのご愛顧をお願い申し上げます。

投資家コメント


Gazelle Capital キャピタリスト 近藤絵水

多くのDX推進サービスが既存産業において登場しているものの、現実にはDXが進んでいない企業や現場がほとんどです。

多くの場合、その理由は現場のITリテラシーの不足により、新しいツールの導入や活用が難しいことにあります。

本サービスは、現場のITリテラシーに依存せず、誰でも簡単に使えるDX推進ツールです。

既存のフローを変えることなく、慣れ親しんだ入力フォームを活用しながらIT化を実現できる点が大きな魅力です。

この「現場視点」のアプローチは、スマートフォン修理事業を運営するなど自ら現場に入りDXの難しさを体感した猿谷さんだからこそ生み出せたものだと思っています。

現場に取り残されたDX余地のある市場に、本サービスが革新をもたらすことを心から期待すると共に、今回の資金調達にてcodeless technology社の皆さんとご一緒できたことを大変嬉しく思っております。

Gazelle Capital一同、猿谷さん、codeless technology社の皆さんの挑戦を一番近くで応援して参ります。

浜松いわた信用金庫 ソリューション支援部 新産業創造室 調査役代理 金澤 爵寿

猿谷さんとは、弊庫が主催している伴走型支援プログラムFUSE-ON CHALLENGE 2022に開発中の「Photolize」で応募頂いたのが出会いでした。地域に根付く信用金庫にとって取引先企業のDX化以前に『DX化に必要なデータ収集』すら進まない現状を見てきた中、「Photolize」のコンセプトや考え抜かれたユーザー体験に感銘を受けたことを未だに覚えております。

プログラム期間中のメンタリングなどの支援やプログラム終了後も支援を継続してきた中で、やらまいかファンドにて第三者割当増資を引受ける運びとなりました。引き続き、codeless technology社と連携し、取引先企業のDX化による生産性向上など地域経済発展の一助となる様、取り組んで参ります。

Codeless technology株式会社について(コードレス テクノロジー)


ノーコードよりも更に簡単な技術で世界を元気にすることを目標にしています。

既存の書類がそのまま入力フォームになり、各種データベースとも連携できるシステム「Photolize」を提供しています。

https://photolize.jp

【会社概要】

社名:codeless technology 株式会社

本社所在地:東京都千代田区九段南一丁目5−5 九段サウスサイドスクエア 4階

代表取締役:猿谷 吉行

事業内容: Photolizeシステムの開発・運営管理・販売、及び、Photolizeに関連するコンサルティングサービスの提供。

設立: 2020年4月1日

HP:https://codeless-tech.com/

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会社概要

codeless technology 株式会社

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URL
https://codeless-tech.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南一丁目5-5 九段サウスサイドスクエア 4階402
電話番号
03-6824-2750
代表者名
猿谷吉行
上場
未上場
資本金
3838万円
設立
2020年04月