株式会社REMARE、オカムラが手掛ける共創空間「Open Innovation Biotope “Sea”」のリニューアルオープンに際し、海洋プラスチックをマテリアルリサイクルした家具を共同制作
株式会社REMARE(本社:三重県鳥羽市、代表取締役社長:間瀬雅介、以下REMARE)は、株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村雅行、以下オカムラ)の共創空間「Open Innovation Biotope “Sea”」(以下、共創空間Sea)のリニューアルに際し、オカムラと共同でオリジナル家具の制作を行いました。
この共創空間Seaには、海洋プラスチックをマテリアルリサイクルしたREMARE製の天板を使用したテーブルが設置されています。このテーブルは、REMAREとオカムラ両社がそれぞれに意図する、「海」と「サステナビリティ」のテーマが結びついたことによって創出されています。
◾️海洋プラスチックから新たな価値を創造
REMAREは、海洋プラスチックをマテリアルリサイクルし、建材として新たに活用することで、環境保全を推進しています。さらには、様々なプラスチックに関するマテリアルリサイクルの研究実践によって、企業由来の複合プラスチックのマテリアルリサイクル領域を担うことも可能となり、scope3におけるGHGの削減にも貢献しています。
今回携わったオカムラの共創空間Seaは、さまざまな活動やコミュニケーションが展開される共創の場として設計されています。
本プロジェクトにおいてREMAREは、「波打ちまざり、つながる場」という共創空間のコンセプトに沿い、牡蠣養殖のスペーサーやしらす養殖のトレー、その他海洋プラスチックなど、海由来の素材を使用したテーブル天板を製作。こうしたリサイクル素材を通じ、海とサステナビリティの融合を体現する空間デザインに貢献しました。
◾️ユニークなデザインと多彩な活用シーン
共創空間Seaには、REMAREが提供する海洋由来の素材特有の色合いや質感を活かしたデザインが取り入れられています。ベースカラーの白を基調としながら、素材に含まれるカラフルな色味が空間にアクセントを添え、訪れる人々に新しい視覚的体験を提供します。
REMAREが共同制作したテーブルは、REMARE製のプラスチック再生材を用いた天板と、オカムラのミーティングテーブルの脚部を組み合わせた、サステナブルな家具となっています。
この空間を訪れた人々は、従来の木材やプラスチックとは異なる手触りや見た目を楽しみながら、素材の持つストーリーに思いを馳せ、自然や環境、携わる人々とのあらゆる繋がりを感じながら、新たなインスピレーションを得ることができます。
また、今回制作した家具の使用済みのテーブル天板は、再び再生材の材料として、素材循環の輪に戻すことができます。
そうした、製品の使用後の展開までもを描く、これからの時代におけるものづくりのスタイルを提案していくことで、REMAREは、現代のテーマである資源の循環や環境保全を前提とした製造の在り方を、より一層実現していくことができると考えています。
◾️新たなステージへと広がる可能性
REMAREは、オカムラとの協業を通じて、共に持続可能な製品と空間デザインの新たな可能性を模索し続けます。
本プロジェクトで生まれた共創の一歩を起点に、企業や地域社会に貢献するソリューションの提供を目指してまいります。
REMAREにとって、オカムラとのコラボレーションは、製品開発にとどまらず、環境負荷を低減しながらも美しいデザインと機能を追求する、企業理念を体現するものです。
これからもREMAREは、持続可能なものづくりとデザインの美しさを追求する姿勢を保ち、素材の循環を前提とした未来のものづくりのスタイルを、引き続き提案してまいります。
今後の取り組みに関しましても、ぜひご注目ください。
【参考ページ】
Experience Design by OKAMURA Open Innovation Biotope “Sea”
https://okamura.design/experience/projects/open-innovation-biotope-sea/
【お問い合わせ先】
株式会社REMARE
メールアドレス: info@remarematerial.com
お問い合わせフォーム:https://remare.jp/contact
すべての画像