ONLYOFFICEがDocSpace 3.1をリリース

バーチャルデータルームでの役割ベースのフォーム入力、高度なゲスト管理、ルームテンプレートを搭載

Ascensio Systems Pte. Ltd

2025年5月14日 09時00分

Ascensio Systems Pte. Ltd（シンガポール）は、ドキュメント管理とチームコラボレーションをよりシンプルかつ強力にする新バージョンONLYOFFICE DocSpace v. 3.1を発表しました。本リリースでは、VDR（バーチャルデータルーム）における役割ベースのフォーム入力機能、高度なゲスト管理、ルームテンプレートなど、40以上の新機能と改善を導入。企業やユーザーのニーズに合わせて、これまで以上に柔軟かつ安全なドキュメント共有環境を提供します。

VDRでの役割ベース・フォーム入力機能を強化

DocSpace 3.1では、VDR内でのフォーム入力に「役割ベース」の権限管理を導入。あらかじめユーザーに役割を割り当てることで、誰がどの項目を入力中かをリアルタイムで把握でき、完了状況のモニタリングやフォーム締め切りもワンクリックで実行可能。機密情報を扱うチームのワークフローを飛躍的に効率化します。

ルームテンプレートで定型作業を自動化

繰り返し利用するワークスペースは、既存ルームをテンプレート化するだけで即座に再利用可能に。新たに追加された「ルーム」タブから簡単にアクセスできるテンプレート機能により、プロジェクトごとの初期設定時間を大幅に短縮します。

ゲスト管理機能をさらに充実

外部パートナーとの共有・共同作業をよりスムーズにするため、ゲストアカウントをチーム間で共有したり、状況に応じて動的に権限を変更したりといった高度な管理ツールを搭載。アクセス権限の細かなコントロールが可能になり、情報漏えいリスクを抑制します。

ファイル管理機能の改善

ファイルマネージャーから、入力可能なPDFフォームをワンクリックで直接共有
特定バージョンのファイルを個別に削除
ダウンロード時にパスワード保護ファイルの取り扱いを柔軟に選択

これらにより、日常業務のファイル操作をより直感的かつ効率的に行えます。

保管データのAES-256暗号化をサポート

セルフホスティング環境において、保存時データ（データ・アット・レスト）をAES-256で暗号化可能に対応。業界基準を超える高いセキュリティレベルを実現し、各種コンプライアンス要件への適合も容易になります。

カスタムブランド機能で企業色を演出

企業ロゴやブランド名を自由に設定できるテキストベースのロゴジェネレーターを搭載。ユーザーインターフェースを自社カラーで統一し、よりプロフェッショナルな環境構築が可能です。

開発者向け新機能

ユーザー作成やファイル管理など主要操作のWebhookトリガーを標準装備
管理者向けのWebhook一元管理画面を提供
HTML／JavaScript／NPM埋め込みオプションに対応

開発者は必要なトリガーをすぐに利用でき、カスタム連携もスムーズに構築できます。

ONLYOFFICE DocSpaceを選ぶ理由

全世界で数千を超える企業が信頼を寄せるONLYOFFICE DocSpaceは、その堅牢なコラボレーション機能とドキュメント管理機能で高い評価を獲得。本バージョン3.1では、さらなる効率化とユーザーコントロールを実現し、セキュアでカスタマイズ性に優れたプラットフォームを求めるビジネスに最適なソリューションを提供します。

「DocSpace 3.1は、生産性とコラボレーションを支える信頼性の高いツールをお届けし続けるONLYOFFICEのコミットメントを示すものです。多くの強化点が、ユーザーのワークフロー管理を後押しし、目標達成をより速く実現します。」
— Galina Goduhina, ONLYOFFICEコマーシャルディレクター

ONLYOFFICEについて

ONLYOFFICEはオープンソースのオフィスソフトウェアプロジェクトとして、先進的かつセキュアなオフィスソリューションを提供。全世界で1,500万以上のユーザーに利用され、テキスト、スプレッドシート、プレゼン、フォーム、PDFなどのオンライン編集ツールに加え、ルームベースのコラボレーションプラットフォームを展開。シンガポール、リガ、ダラス、ロンドン、上海、ベオグラード、エレバン、タシュケントに拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。