障害年金の申請支援、専門家の存在を知っても約半数が「すぐには依頼しない」

― お客様の声525回答を分析、支援につながる前の迷いを可視化 ―

社会保険労務士法人全国障害年金パートナーズ

うつ病・精神疾患による障害年金申請を専門に支援し、これまでに3,000件超の受給代行支援実績を持つ社会保険労務士法人 全国障害年金パートナーズ(東京都千代田区、代表:宮里竹識)は、当法人の利用者・ご家族から寄せられた「お客様の声」のうち、専門家による申請支援を知ってから依頼するまでの経緯を尋ねた設問525回答を分析しました。

その結果、「すぐには依頼しなかった」回答は257件(49.0%)と、ほぼ半数にのぼりました。依頼前の不安・負担としては、「受給対象・受給見通しへの不安」(72件)、「信頼性・遠方への依頼の不安」(57件)、「費用・報酬への不安」(45件)、「体調・連絡することの負担」(35件)などが確認されました。

支援の存在を知っていても、受給できるか分からない、安心して任せられるか判断できない、連絡すること自体が負担になるなど、依頼の判断には複数の迷いが関わっている傾向がうかがえます。

■ 調査の背景:支援を知った「後」の意思決定プロセスを分析

障害年金の申請では、制度や手続きの情報に加え、専門家に相談・依頼するかどうかを判断するための情報も求められます。

当法人に寄せられたお客様の声には、支援の存在を知った後も、受給の見通しや費用について考えたり、依頼先を比べたり、連絡をためらったりした経緯が記されています。今回は、こうした「支援につながる直前」の迷いに着目し、分析を行いました。

■ 49.0%が「すぐには依頼しなかった」

「障害年金受給代行を知ってすぐに依頼しましたか?しなかったとしたら何故ですか」という設問への525回答を、依頼時期に着目して分類しました。

分類

回答数

525件に占める割合

すぐに依頼した

268件

51.0%

すぐには依頼しなかった

257件

49.0%

計

525件

100.0%

※「すぐには依頼しなかった」には、申請できる時期を待っていた回答も含みます。

※本人とご家族の別回答が含まれるため、人数ではなく回答件数の割合です。

■ 依頼前に見られた4つの不安・負担

依頼前の不安・負担に関する記述を4つの観点で分類したところ、「受給対象・受給見通しへの不安」が最も多く確認されました。

分類

該当する記述があった

回答数

受給対象・受給見通しへの不安

72件

信頼性・遠方への依頼の不安

57件

費用・報酬への不安

45件

体調・連絡することの負担

35件

※複数回答で理由が記されている場合は、それぞれに分類しています。

※すぐに依頼した回答でも、依頼前の不安が明記されている場合は該当する分類に含めています。

※他の事務所・自力申請との比較、申請時期の待機などの記述もあります。上記は本分析で着目した4つの観点であり、依頼に至るまでの全理由のランキングではありません。

※自由記述に不安が書かれていないことは、不安がなかったことを意味しません。

■「自分が対象になるのか」「任せて大丈夫か」という迷い

  • 受給の見通しに関する記述には、

    「自分の病状で対象になるか分からずに迷っていた」

    「依頼しても受給できないのではないかと考えた」

    といったケースがありました。

  • 依頼先については、

    「インターネット上の情報だけで信頼してよいか」

    「遠方の事務所と電話・メール・郵送で手続きを進められるか」

    といった不安が記されていました。

  • 費用に関しては、

    「支払いができるか」

    「費用に見合う支援を受けられるか」

    という迷いが見られました。

費用と受給の見通しなど、複数の不安が一つの回答に重なっている例もあります。

■ 相談のための電話やメールが、負担になることも

また、「体調が悪く電話やメールをすることが難しかった」「話をうまく伝えられるか不安で連絡をためらった」といった記述も見られました。

うつ病では、気力や集中力の低下により、問い合わせという最初の一歩にも負担を感じる場合があると考えられます。情報を掲載するだけでなく、初回の相談で何を聞かれるのか、何を準備すればよいのか、どのような方法で連絡できるのかを、あらかじめ分かりやすく示すことが重要だと推察されます。

■ 依頼を急がせるより、判断できる情報を届けることの重要性

今回の分析を踏まえ、当法人は、支援を必要とする方が納得して判断できるよう、専門家の側が次の3点を分かりやすく伝えることが大切だと考えています。

  1. 受給の見通し 

    個別の事情を確認し、現時点で分かることと、追加の確認が必要なことを分けて説明する。

  2. 費用と支援内容 

    費用の金額・発生する条件・支払時期、支援の範囲、ご本人に対応いただくことを具体的に示す。

  3. 相談の進め方 

    連絡方法や初回相談で確認する内容を事前に伝え、ご本人の体調や希望を確かめながら進める。

すぐに依頼しない背景には、比較検討や申請時期の待機など、さまざまな事情があります。依頼までに時間がかかったこと自体を問題とせず、その方が何に迷い、何を確認したいのかを理解することが重要だと考えています。

■ 社会保険労務士法人 全国障害年金パートナーズ代表 宮里竹識コメント

今回の分析では、依頼の時期が読み取れた方のうち約半数が、支援を知ってもすぐには依頼に進んでいませんでした。支援があると知ることと、実際に相談や依頼へ進めることの間には、さまざまな迷いがあります。「自分が対象になるのか」「費用は払えるのか」「安心して任せられるのか」。その一つひとつを、ご本人が自力で解消してから相談に来てください、という形にしてはいけないと考えています。

うつ病の方にとっては、電話を一本かけることさえ大きな負担になる場合があります。私たち専門家に必要なのは、依頼を急がせることではなく、納得して判断できる情報を、負担の少ない形で届けることです。今回の声を、うつ病で苦しむ方が経済的な不安から少しでも解放され、安心して支援につながれる窓口を考える材料にしてまいります。

■ 分析概要

  • 分析主体:社会保険労務士法人 全国障害年金パートナーズ(当法人調べ)

  • 集計基準日:2026年10月7日

  • 対象資料:基準日時点の「お客様の声DB」

  • 分析対象:対象設問への記載がある525回答

  • 対象者:当法人の利用者・ご家族等(病名による限定なし)

  • 設問:「障害年金受給代行を知ってすぐに依頼しましたか?しなかったとしたら何故ですか」

  • 分析方法:AIを用いて自由記述を内容分類したうえで、原文との照合、判断が分かれる回答の再判定を実施

  • 集計方法:回答単位で、明記された内容のみを分類(依頼前の不安・負担は複数分類)。割合は小数第2位を四捨五入

※本分析に関する留意事項

  • 本分析は、異なる時期に蓄積された既存回答の再分析であり、一定期間に一斉に実施したアンケートではありません。各回答の回収日は、今回の分析では確認していません。

  • 当法人に依頼した方々の振り返りであり、依頼に至らなかった方や、障害年金の申請を検討する方全体の実態を示すものではありません。

  • 掲載した割合は各分類への言及率であり、不安の強さ、申請をあきらめた割合、受給の可否、依頼が遅れた原因の割合を示すものではありません。


【会社概要】

  • 社名:社会保険労務士法人 全国障害年金パートナーズ

  • 所在地:東京都千代田区神田佐久間町1-8-4 アルテール秋葉原708

  • 代表者:宮里竹識|特定社会保険労務士、障害年金コンサルタント

  • 事業内容:うつ病による障害年金申請専門サポート、障害年金相談業務、関連情報発信
    「うつ病による障害年金専門」社会保険労務士事務所として、2014年の事業開始以来、累計3,000件超の受給代行支援実績を持つ。直近1年間では491名を支援し486名の受給が決定、獲得年金総額は62億円超。(いずれも当法人調べであり、過去の実績が将来の受給を保証するものではありません)

  • 公式サイト:https://spartners.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

社会保険労務士法人 全国障害年金パートナーズ

広報担当 宛
TEL:0120-792-738

Email:miyazato@spartners.jp

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会社概要

URL
https://spartners.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田佐久間町1-8-4 アルテール秋葉原708
電話番号
0120-792-738
代表者名
宮里 竹識
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年04月