付知・加子母・檜原村のプレイヤーが鼎談。山林文化を活用した持続的な観光を考えるセッションが開催！

Timeless NIPPON / 付知(つけち）・加子母（加子母）

Meguriwa(めぐりわ）

2023年9月27日 10時30分

裏木曽の⼭林・⽂化資源を地域内外のプレイヤーと磨き上げ、持続可能な観光コンテンツを考えるオンラインセミナー開催のお知らせ。(申し込みサイト https://timelessnippon1.peatix.com/ )

山林文化資源を地域内外のプレイヤーと磨き上げ、持続可能なこれからを考える「Timeless NIPPON /付知・加子母」でのセミナープログラムのご案内です。

付知(つけち)・加子母(かしも)は良質な木材の産地として産業が生まれ、長い歴史を経て知恵と技が育まれ、伝統文化が息づいています。本セミナーでは、古くから継承されてきた、くらしや行事、林業や川業が共にある観光のありかたを、東京都本州唯一の村である檜原村で活動する清田さんをゲストに迎え、一緒に考えてゆきたいと思います。

檜原村は近年、地域を盛り上げる動きが加速し、独自の活動が話題の林業組合「東京チェーンソーズ」や、木製品を中心にした「森のおもちゃ美術館」、焼酎の製造所「ひのはらファクトリー」、「森をつくる太鼓」など、山林を活用した新しい可能性や事業が生まれています。

檜原村で活動する「一般社団法人アナドロマス」代表の清田さんは元はエディター、デザインディレクターとして活躍していたバリバリのシティボーイ。3.11をきっかけに東北の農家で復興支援活動を5年行った後、檜原村に移住。クリエイティブな発送を持ち込み、アートイベント「HINOHARA ART」、やコワーキング＆関係人口コミュニティ「Village」などを運営されています。

檜原村での事例や新たな課題、今だから感じる山林の価値や地域性の違いなど、さまざまな角度で山林文化を掘り下げてゆければと思います。本セミナーは付知・加子母・檜原村の地域事業者のみならず、どなたでも参加できます。山林文化やこれからの観光づくりご興味のある方は是非ご参加ください。

◆出演者プロフィール◆

■講師: 清田直博

（一社）アナドロマス代表理事。1977年生まれ。福岡県出身。一橋大学経済学部卒業後、三菱重工業（株）に勤務。退社後、武蔵野美術大学大学院基礎デザイン科修士課程修了、MFA（Master of Fine Arts）。表参道でカフェギャラリーを運営後、メディアサーフコミュニケーションズ（株）を経て独立。ライター、エディター、デザインディレクターとしてクリエイティブの現場で経験を積む。3.11後は東北の農家で復興支援活動を5年。後に多摩川を遡って檜原村に移住、村と都心で働く二拠点生活を実践。2022年にコワーキング＆関係人口コミュニティ「Village」をスタート。

■一般社団法人アナドロマス

「Anadromous（アナドロマス）」とは、海で育ち川を遡って産卵する魚類のこと。川を遡るサケやアユのように下流の都市から上流の過疎地に遡る人々の受け皿となり、流域を軸に人や資源の新たな循環をつくることを目指している。檜原村では情報発信、企業や人材の誘致を行っており、2022年に竣工した檜原村のサテライトオフィス施設を借り受け「Village Hinohara」としてオープンし、新たな地域拠点とコミュニティづくりを行っている。

◆聞き手　安江　愛子◆

加子母森林組合/加子母観光協会事務局/

岐阜県加子母出身。名古屋のイベント会社で働いた後、Uターンで加子母森林組合へ。組合の直営店舗「モクモクセンター」の運営のほか、広報としてPR活動や県外のイベント参加などを担当。地域資源の活用にも積極的で、ヒノキ葉の精油を使った商品「WANOWA 加子母ひのき（キャライノベイト）」や「KITOKIE(アクタス)」の商品開発や農泊事業の推進などにもかかわる。2020年には観光地域づくり法人「Meets Nakasendo 合同会社」を創業、地域の魅力を生かした事業の構築を推進している。

WEB: http://www.fa-kashimo.jp/

◆聞き手　KIRA (きら）◆

日本サーキュラーバイオエコノミー推進協会共同代表理事 / めぐりわサポート代表

京都出身。2019年から福岡と東京で二拠点生活開始。循環型共生経済の社会実装をテーマに、自然科学・民俗学・自然美を探求。

WEB: https://meguriwasupport.com/top