エル・システマジャパンが2021年度「国際交流基金地球市民賞」を受賞しました!
一般社団法人エル・システマジャパン(所在地:東京都千代田区、代表:菊川 穣)は2021年度「国際交流基金地球市民賞」を受賞しました。
相馬子どもオーケストラ・ ベルリンフィル共演 ©FESJ2016MarikoTagashira
東日本大震災の翌年2012年に被災地である福島県相馬市で最初の活動を開始した「エルシスステマジャパン」。その後、岩手県大槌町、長野県駒ヶ根市、東京都と活動範囲を広げ、活動を積み重ねてきました。大切にしてきたは、「家庭の経済状況や障害の有無にかかわらず、希望する子どもが誰でも無償でオーケストラやコーラスに参加し、音楽を通じて生きる力を身につけることを目指す」という理念。記念すべき設立10周年の節目に、このような素晴らしい賞の受賞という形で評価されたことを大変うれしく思います。
コロナ禍が続き、先の見通しが読めませんが、3月20、21日には、相馬市民会館で第7回目となるエル・システマ子ども音楽祭を予定しており、本日よりチケット(無料)申し込みを開始しました。また、設立記念日(3月23日)には、次の10年に向け、これまでの取組を更に発展させる計画や、新たな拠点での活動についても発表させて頂きます。これからの「エル・システマジャパン」にご期待ください。
なお、「国際交流基金地球市民賞」授賞式は、3月1日(火)夕刻に開催予定です。新型コロナウィルスの感染拡大を受け、オンラインで方式による開催予定しています。

【国際交流基金による授賞理由】(全文) ◆子供たちが音楽を通して生きる力を育む エル・システマとは、オーケストラ活動を通じて貧困等の社会課題に取り組むことを目的に、南米ベネズエラで始まった音楽教育プログラムである。このプログラムを日本で展開する同団体は、福島県相馬市という東日本大震災と原発事故で甚大な被害を受けた町で、日常を失った子供たちに何か生きる希望を持ってほしいとの思いから設立された。その活動は、その後岩手県の大槌町、長野県駒ケ根市まで広がり、海外の子どもたちと合同でオーケストラやコーラスの練習、コンサート開催にまで至るという大きな成長を見せている。音楽を通じて子どもたちが世界とつながり、自分に自信を持つよう工夫された活動であり、同時に地域活性化にも貢献している。 【エル・システマジャパン代表・菊川より受賞のコメント】地球市民賞受賞の喜びを、活動を支える全ての仲間と共有したいです。10年前の今事、日々悶々と考えていました。被災地の子供たちの未来をつくるために、エル・システマは何ができるのかを。資金はなく、実現できる保証は全くありませんでした。そうした中、志の高い地域の人々や、背中を押し、支援してくれた国内外の応援団がいました。心より感謝の気持ちを伝えたいです。これからも、ますます精進していきたいと思います |
大槌子どもオーケストラ オンラインでの練習風景©FESJ2021TakaakiDai
駒ヶ根子どもオーケストラ ©FESJ2021
東京ホワイトハンドコーラス 世界子ども音楽祭 ©FESJ2021MarikoTagashira
団体概要
会社名: 一般社団法人エル・システマジャパン所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-24 大栄堂第2ビル3F
代表者: 菊川 穣
設立:2012年3月
URL: http://www.elsistemajapan.org/
事業内容:エル・システマジャパンは、東日本大震災の被災地の子どもたちを支援するために、2012年3月に設立され、「音楽を通して生きる力を育む事業」を実施しています。子どもたちは、音楽経験の有無にかかわらず、無償でオーケストラやコーラスに参加し、音楽を学び奏でることで集団としての協調性や社会性を育み、社会との関わりをつくり、生きる力を得ることを目指しています。福島県相馬市、岩手県大槌町、長野県駒ケ根市でのオーケストラ・コーラスの運営に加え、視覚障害や聴覚障害の子どもたちによる東京ホワイトハンドコーラスの活動を行っています。
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