「駿河屋」を運営する株式会社エーツーが京商株式会社を子会社化
中古アニメ・ホビー業界で知られる「駿河屋」がRCカーやミニカーの老舗「京商」との資本提携を実施。“KYOSHO”ブランドを活かし世界進出を図る。
駿河屋を運営する「株式会社エーツー(以下エーツー)」が、
新生レンブラントパートナーズ1号投資事業有限責任組合から、2021年3月25日付で「京商株式会社(以下京商)」の全株式を取得した。
エーツーはインターネット通販「駿河屋JP」を旗艦事業とし、創業24年目を迎えるベンチャー企業。
新品・中古商材を取り扱うメディアリサイクル事業を展開している。
また、「駿河屋」「ブックマーケット」「エーツー」などの屋号にて直営及びFCでの実店舗展開も行っており、
店舗数は2月末日時点で直営店32店舗。加盟店舗数81店舗を数える。
主にゲームソフト、CD、DVD等のメディア商材を中心に、
近年ではアニメ雑貨、プラモデル、ミニカー、フィギュア、トレカなどの
ホビー系商材を主力商品として取り扱っている。
京商は、1963年創業のRC(ラジオコントロール)モデルを主に製造・販売する老舗企業。
上級者用RCモデルから初心者向けホビーや車メーカー仕様のミニチュアカーまで手掛ける京商は
「KYOSHO」ブランドとして世界中に愛好者を持つ人気メーカーである。
両社の資本提携によって駿河屋が持つ500万件以上のビックデータを生かした
商品開発や販売促進などでの連携が可能となり
ホビー商材の取扱い強化や販売面での利便性向上など
エンドユーザーへの還元が期待される。
また今回エーツーが京商を子会社化する背景には
「KYOSHO」が持つブランド力を活用した海外向け認知度の向上をも見込んでおり
今後、海外に向けて事業を展開していきたいと考える「駿河屋」にとっては
大きな足掛かりとなる買収となる。
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京商株式会社
株式会社エーツー
https://www.a-too.co.jp/
駿河屋.jp
https://www.suruga-ya.jp/
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