【カワスイ 川崎水族館】水族館初の「3D飛沫可視化システム」の検証と感染症拡大防止対策のため、館内に「Airdog」「アイセーブ抗菌CCFLライト」などを設置

カワスイ 川崎水族館（所在地：神奈川県川崎市、館長：有馬律雄、以下カワスイ）は、新型コロナウイルス感染症拡大防止と、安心・安全に水族館を楽しんでいただくために、水族館で初めて、株式会社テックレボリューション（本社：東京都豊島区、代表取締役：酒井正和、以下テックレボリューション）が提供する「3D飛沫可視化システム」による気流・飛沫シミュレーションを実施いたしました。

▲「3D飛沫可視化システム」イメージ

▲「Airdog X5s」設置イメージ

当該シミュレーションでは、カワスイ館内の9F、10Fを模した解析モデルを作成。人体から発生した飛沫の経路や換気状況を可視化した飛沫解析結果をもとに、館内の抗菌・抗ウイルス対策を行いました。気流の滞留ポイントへ、米国特許取得の「TPAフィルター」を搭載した空気清浄機「Airdog」を設置するほか、光触媒と銀イオンによる新型コロナウィルス不活化効果の認められた(※1)除菌・抗ウイルス等の機能を有した「アイセーブ抗菌CCFLライト」を館内に導入いたしました。
カワスイは、今後も様々な防疫の新たな取り組みを組み合わせることで、感染リスクの削減を図り、より安心・安全な環境の構築を行ってまいります。

(※1) 出典 https://aisave.asia/test/
 

• 「3D飛沫可視化システム」概要

対象場所の3Dスキャニング点群データなどをもとに3D解析モデルを作成し、人体から発生する飛沫粒子の拡散状況や、空気の浄化状況をシミュレーションしました。解析内容は、①室内の温度と空気の流れ場、②室内空気の浄化度、③飛沫拡散解析とし、実時間40分の定常および非定常解析を実施いたしました。

【解析内容】
①室内の温度と空気の流れ場
・定常解析（時間経過によって変動しないものとして定義して解析）を実施

②室内空気の浄化度
・①の計算結果をもとに、汚染物質が空調によって浄化される過程を計算
・非定常解析（時間経過によって変動するものとして定義して解析）として40分間の推移を解析
・汚染物質はパッシブスカラー（汚染物質自体は流れ場に影響を与えない）と定義
・現状の環境にて演算後に、空気清浄機を設置後の浄化効果もシミュレーションにより検証

③飛沫拡散
・ ①の計算結果をもとに、飛沫拡散経路を演算
・ 非定常解析として40分間の推移を検証（飛沫の発生時間は最初の約10秒間と想定）
・ 各粒子径における拡散経路を可視化
 

• 解析結果

カワスイでは、お客さまに安心・安全に館内をお楽しみいただくために、「3D飛沫可視化システム」を用いた気流・飛沫シミュレーションを水族館として初めて実施いたしました。

解析動画：https://www.youtube.com/watch?v=qFfP_tADOU4

「3D飛沫可視化システム」で、館内の空気が滞留している場所を見える化
その結果、館内の飛沫等の拡散物質を含んだ空気は、約10分～15分間に1度入れ替わっていることを確認することが出来ました。（カワスイの全6ゾーンのうち一部ゾーンを除く）
40分経過後に浄化度の数値に改善がないゾーンには、空気清浄機等の対策が必要あるとの結果になりました。

上記の結果より、
館内の空気の更なる浄化のために、空気の滞留ポイントへ対策を行います

 

• 館内や、飲食店舗での新たな安心・安全のための対策

解析結果に基づく、抗菌・抗ウイルス対策
ウイルスや飛沫等の拡散物質が40分経過後も数値に変化がないゾーンに、高性能空気清浄機「Airdog X5s」「Airdog X8 pro」を設置し、光触媒と銀イオンによる抗ウイルスなどの機能を有し、新型コロナウィルス不活化効果の認められた「アイセーブ抗菌CCFLライト」と、「アイセーブ抗菌CCFLライト」内蔵の「WARP Air」を導入いたしました。
設置箇所：10F チケットカウンター、10F 多摩川ゾーン、10F カワスイホール
　　　　　10F レストランAOW、9F こもれびカフェ ~Sweets & Cafe~

▲「Airdog X5s」設置イメージ

▲「WARP Air」設置イメージ

 

飲食店舗で安心安全にお過ごしいただくために
カワスイ館内10FのレストランAOWや、9Fこもれびカフェでは、検証の結果、ウイルスや飛沫等の拡散物質は、空調により約10分～15分間に１度入れ替わっていることを確認できました。
しかし、ご来館された皆さまに飲食店舗をより一層、安心・安全にお過ごしいただけるよう、今まで行ってきた感染症拡大防止対策に加え、ビュッフェ台の上や、座席スペースなどに「アイセーブ抗菌CCFLライト」を設置、さらに店内に「Airdog X5s」を設置し、追加の対策を講じました。

▲こもれびカフェ設置イメージ

▲レストランAOW設置イメージ

 

• 「 Airdog X5s」「Airdog X8 pro」概要

「Airdog X5s」「Airdog X8 pro」は、シリコンバレーで開発された米国特許取得（米国特許番号：US9868123B2/US9735568B2）の独自テクノロジー「TPAフィルター」を搭載した空気清浄機です。 「TPAフィルター」とは、電磁場をつくることにより有害物質にプラスイオンを帯電させ、磁石のように汚れを吸着させるフィルターです。こちらはウイルスの6分の1より細かい0.0146μｍの微細粒子まで、99.8％以上除去※1いたします。現在、全国10,000カ所以上の医療機関や、教育施設をはじめ、宮内庁、宇宙関連事業施設などにも導入されております。
本商品の詳しい説明や第三者機関による実験結果につきましては、 Airdogの公式ホームページをご覧ください。

▲「Airdog X5s」

※1：第三者機関による試験結果に基づく／試験機関：National Center of Quality Supervision and Inspection ando Testing for Air Conditioning Equipment
フィルター性能に関する試験結果であり、実使用空間での実証結果ではありません。

Airdog公式ホームページ：https://airdogjapan.com

• 「アイセーブ抗菌CCFLライト」「WARP Air」概要

アイセーブ抗菌CCFLライトは、冷陰極管（CCFL : Cold Cathode Fluorescent Lamp）という蛍光灯の種類です。点灯するだけで発生する光触媒と銀イオン(Ag+)の働きにより、浮遊菌やカビ、ウィルスなどを除菌・抗菌・消臭・防カビかできる画期的な照明器具です。
WARP Airはアイセーブの効果を最大限に引き出した空間除菌照明装置です。

無菌手術室と同じ層流プロセスと、アイセーブの効果を最大限に引き出し、光触媒効果と帯電した銀イオンを空間に放出することで、空間除菌に効果を発揮します。
本商品の詳しい説明や第三者機関による実験結果につきましては、アイセーブ抗菌CCFLライトの公式ホームページをご覧ください。

▲「アイセーブ抗菌CCFLライト」

▲「WARP Air」

アイセーブ抗菌CCFLライト・WARP Air
公式ホームページ
https://aisave.asia/

※アイセーブ抗菌CCFLライトはウイルス感染を完全に防ぐものではございません。

 

• 安心・安全にお楽しみいただくための取り組み

カワスイでは、下記の新型コロナウイルス感染予防対策を講じて営業しております。

カワスイ館内での感染予防対策をまとめた動画
URL：https://youtu.be/c-V470XxFYo

 

● お客さまへのお願い

〇マスクの着用 
※3歳以下のお子さまを除く
〇お客さま同士の間隔の確保
〇コイントレーを使用した金銭の授受

● 館内施設での取り組み
〇混雑時の入館制限
〇窓口・レジでの飛沫感染予防
〇館内の換気・清掃・消毒
〇ご入館時にサーモグラフィーカメラでの検温
〇ご入館時に手指消毒の徹底
〇空気触媒による抗菌・抗ウイルス処理
〇空気清浄機「Airdog」による館内の空気循環 
〇「アイセーブ抗菌CCFLライト」による除菌抗ウイルス処理・銀イオンでの抗菌

●カワスイクルーの取り組み
〇マスクの着用
〇毎日の検温・体調管理
〇うがい・手洗い・消毒の徹底

● 「混雑ランプ」を導入
館内の混雑状況をリアルタイムでお客さまにお知らせする「混雑ランプ」サービスを導入しています。
「空き」「やや混み」「混み」の3段階の混雑状況を公式HP、カワスイアプリにてリアルタイムに配信いたします。

詳しくはカワスイ公式HPをご参照ください。（https://kawa-sui.com/news/15）