大阪ガス都市開発初の物流施設、三井不動産とのパートナーシップにより「MFLP・OGUD大阪酉島」竣工
充実の施設スペックと、『ZEB』認証取得など環境に配慮
〇72時間の非常用発電、ガスヒートポンプ(GHP)による非常時のエネルギー供給等充実のBCP対応に加え、4階に2ヵ所のラウンジを設置し、快適で働きやすい環境を提供。
〇太陽光発電設備の設置等により、CASBEE大阪みらい(大阪市建築物総合環境評価制度)Aランクおよび最高ランクの『ZEB』認証取得済、DBJ Green Building認証を取得予定。
大阪ガス都市開発株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:友田泰弘、以下「大阪ガス都市開発」)と三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)は、大阪市此花区酉島において物流施設事業を推進しておりましたが、今般、「MFLP・OGUD大阪酉島」が2024年2月29日に竣工したことをお知らせいたします。
なお、「MFLP・OGUD大阪酉島」は大阪ガス都市開発初の物流施設事業であり、三井不動産の物流施設事業としては初の関西圏での共同事業となります。
(1) 都市部および広域への配送が可能な好立地
「MFLP・OGUD大阪酉島」は、大阪市此花区酉島に大阪ガス株式会社が所有する土地の一画に位置し、大阪駅まで約7kmと大阪都心部へのアクセスが良好かつ阪神高速5号湾岸線「湾岸舞洲」出入口まで約3.9kmと、都市部、広域への配送の双方に対応可能な物流適地に立地しております。また、近隣に競合物件が少なく、大阪シティバスの「常吉一丁目」バス停から徒歩6分と従業者の通勤利便性に優れており、人材確保に優位性のある立地です。
(2) BCP対応と、働きやすさを考慮した充実の施設スペック
「MFLP・OGUD大阪酉島」は、72時間対応の非常用発電設備やガスヒートポンプ(GHP)による非常時のエネルギー供給、災害時に館内の従業者に配布可能な3日分の備蓄品の確保等、BCP対応も充実しております。
また、ワーカーの働きやすさを追求し、快適に休憩しリフレッシュできるラウンジを4階の東西に計2ヵ所設置。ラウンジにおけるWi-Fiの提供、24時間無人コンビニを導入し、快適で働きやすい環境を提供いたします。
(3) 脱炭素社会の実現に向けた環境配慮の取り組み
「MFLP・OGUD大阪酉島」では、Daigasエナジー株式会社とのコーポレートPPA事業※にて、屋上に約65万kWhを発電する太陽光パネルを設置し、2024年4月からの稼働を予定しております。また、共用部と専有部の屋内照明のLED化による省エネ、ニーズに応じてRE100対応のグリーン電力等脱炭素支援メニューを提供することにより、顧客の ESG 課題解決、SDGs の推進をサポートいたします。
このような環境配慮の取り組みにより、CASBEE大阪みらい(大阪市建築物総合環境評価制度)Aランクおよび最高ランクの『ZEB』認証を取得済、また、DBJ Green Building認証の取得を予定しております。
※コーポレートPPA事業:電力の需要家である企業が、発電事業者との間で長期にわたって結ぶ再生可能エネルギー電力の購入契約を指します。
■施設概要
名称 | 三井不動産ロジスティクスパーク・OGUD大阪酉島(MFLP・OGUD大阪酉島) |
所在 | 大阪府大阪市此花区酉島五丁目121-2 ほか(地番) |
敷地面積 | 26,829.11㎡(8,115.81坪) |
延床面積 | 59,418.06㎡(17,973. 96坪) |
規模・構造 | 地上4階建て・S造 |
設計者・施工者 | JFEシビル株式会社 |
着工 | 2022年12月1日 |
竣工 | 2024年2月29日 |
【位置図】
【各社概要】
■大阪ガス都市開発について
「エネルギーの安定供給を通じて、暮らしと社会を支える」との強い使命感をもって、社会インフラの向上に貢献してきたDaigasグループ。大阪ガス都市開発では、分譲・賃貸マンションやオフィスビルなどの物件開発から運営・管理まで、不動産事業を幅広く展開しています。2021年には更なる事業領域の拡大を目的として、物流施設事業を立ち上げ、当計画が初の開発物件となります。お客さまのニーズにお応えする物流施設の提供により、社会インフラの向上に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
・Daigasグループの脱炭素社会実現に向けた取り組み
2021年1月に発表した「Daigasグループ カーボンニュートラルビジョン」のもと、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた技術・サービス開発を行い、気候変動をはじめとする社会課題の解決に努め、暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループを目指してまいります。
■三井不動産の物流施設事業について
当社は、2012年4月に物流施設事業部(現 ロジスティクス本部)を立ち上げ、本格的に物流施設開発に取り組んでおります。現在では、「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」を旗艦ブランドとして、「MFLP船橋Ⅲ」や「MFLP海老名Ⅰ」など、国内外に開発・運営施設64物件を展開しており、今後も積極的に新規展開を図ってまいります。また、「ともに、つなぐ。ともに、うみだす。」を事業ステートメントとして掲げ、入居企業の皆さまの課題解決パートナーとして、多種多様なヒト・モノ・コトをつなげること、既存の枠にとらわれない価値づくりに挑戦してまいります。
・三井不動産グループの脱炭素社会実現に向けた取り組み
「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」を策定し、推進しています。
■SDGsについて
2015年の国連サミットで採択された2030年に向けての国際目標 「SDGs:持続可能な開発目標」。17の目標と169のターゲットが定められており、様々な主体の連携による取り組みが必要となっております。
なお、本リリースの取り組みは、SDGsにおける3つの目標に貢献しています。
目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 目標8 働きがいも経済成長も 目標11 住み続けられるまちづくりを |
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