AI電力削減ソリューション「AIrux8」の技術が日本で特許として登録
株式会社トラース・オン・プロダクト(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:藤吉英彦、以下「当社」)の代表取締役社長の藤吉英彦が発明したAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」(以下、「AIrux8」)の技術が、日本で特許として登録されましたので、以下の通り、お知らせいたします。
1. 特許技術の内容
本特許は、AIrux8の電力削減アルゴリズムに関するもので、AIrux8の電力削減の対象となる空間の温度を変化させる為に必要な、エネルギー斥力を機械学習により取得するAIロジックになります。本特許技術は、各環境に応じた空間温度の変化に対する斥力エネルギー量をマトリクス状にマッピングする技術であり、AIrux8に関わらず、今後人類の課題であるエネルギー削減に大いに役に立つ発明になります。本特許が登録されたことにより、AIrux8の技術は国内でも唯一無二のソリューションとなり、戦略販売パートナーの販売活動含めお客様に対する一層の信頼感が得られることに繋がる為、今後のAIrux8の販売拡大に向けては、その実績・評価に大きな意味をもたらすものであると考えております。
2. 特許技術の概要
特許番号 :特許第7477595号
発明の名称:消費エネルギー算出システム
発明者 :藤吉 英彦(当社代表取締役社長)
3. AIrux8の特徴と特許技術
AIrux8は、天井に設置された人感センサーを組み込んだ「Node(ノード)」と呼ばれるセンサーを通して、施設内の混雑状況や空間温度などの環境データを取得いたします。その取得された環境データは、本特許アルゴリズムにより空間マトリクスに斥力エネルギー量としてマッピングされ、空調による温度変化で消費されるエネルギー量を事前に予測することで、最適な温度変化の解を得ることが出来る仕組みになっております。当社は、その制御ロジックと環境データをクラウドに集積しており、データが増えれば増える程、他社が追随できないサービスに育って行くと考えております。その結果、AIrux8を導入することで環境温度と設置される建物の特性に応じた温度調整ロジックが最適化されることになり、消費電力を大幅に抑えることが可能になります。
4.AIrux8の導入前後の電力消費量削減比較
① 設定温度を変えず、エアコン起動時のピーク消費電力のみを制御した場合
② 外気温度(緑のグラフ)が低い日での比較
5.AIrux8の今後の展開について
現在、AIrux8は、日本市場展開拡大に向け多くの戦略販売パートナーとの協業が進行しております。AIrux8において本特許技術が登録されたことで、その技術の革新性と信頼性の裏付けと共に、世界規模でのSDGsへの取り組みに発展させていきたいと考えております。今後も、引き続きAIrux8を当社の主要ソリューションとして、戦略販売パートナーとの提携を強化しながら、日本国内での導入を更に進めると共に、その販売をさらに加速させてまいります。
【株式会社トラース・オン・プロダクトについて】
当社は、「お客様への“真の価値提供”を第一にモノづくりを通じVirtualとRealを融合 最適化した新しい社会の礎を創造する」を経営理念とし、モノは買う物から、サービス提供に付帯するプラットフォームになるべきであり、モノの価値は物体価値になくサービス価値にあると考えております。当社は、「モノづくり4.0」(当社ウェブサイト「モノづくり4.0」参照)の価値の主体から、本当に求められる製品を0から組上げられる調合士であり、今後の社会が待ち望んでいるサービス価値の提供に貢献してまいります。
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