【広島工業大学】元カープ安部友裕氏と広島工業大学がスポーツ動作解析で連携~競技力向上と傷害予防をめざし、11月17日に協定締結式~
広島工業大学(所在地:広島市佐伯区三宅2-1-1)は、広島東洋カープ元選手の安部友裕氏が代表を務める株式会社HAKI pro(ハキプロ)と包括的連携協定を締結することとなりました。本協定に基づき、アマチュアスポーツ選手の動作やトレーニングの効果をデータに基づいて分析し、競技力向上とスポーツ傷害予防につながる「スポーツ動作解析プラットフォーム」の構築に向けた研究活動を開始します。
本活動では、広島工業大学が有するAIやデータサイエンス、スポーツ・健康科学に関する専門的な技術・知見と、安部氏がプロ野球で培った実践的な経験・知識を融合します。まずは野球を対象に、選手の動作データの取得・分析を通じて研究課題を探索し、身体への負担に配慮しながら効果的に競技力を高めることをめざします。
将来的には、地域のアマチュアスポーツ選手、特に成長期にある若年層の選手への活用や、野球以外の競技への展開も視野に入れています。また、研究で得られたデータや知見は、個人情報の保護に配慮しながら、本学の数理・AI・データサイエンス教育や学生の研究活動にも活用する計画です。
■包括的連携協定締結式の実施概要
日 時: 2026年11月17日(火)10:00~10:40
場 所: 広島工業大学 本館5階会議室(広島市佐伯区三宅2-1-1)
出席者: 広島工業大学 学長 長坂 康史
株式会社HAKI pro 代表 安部 友裕 氏
式次第(予定):1. 開会・出席者紹介
2. 広島工業大学代表挨拶
3. 株式会社HAKI pro代表挨拶
4. 連携内容・今後の活動計画の説明
5. 協定書への署名
6. 記念撮影
7. 質疑応答

■連携の背景
成長期のスポーツ選手にとって、過度なトレーニングや休息不足などによるスポーツ傷害の予防は重要な課題です。この時期は身体の発達に個人差があるため、一人ひとりの成長段階や身体への負担に配慮した指導が求められます。また、競技力の向上には、選手の身体特性に応じた適切なトレーニングが必要です。
スポーツ傷害の予防や競技力の向上には、運動フォームや身体への負荷を把握し、改善につなげることが重要です。しかし、地域のスポーツ活動などでは、専門的な測定機器や分析環境を十分に利用できない場合もあり、指導者の経験や知識を客観的なデータで補いながら、選手の動作やトレーニングの効果を継続的に評価することは容易ではありません。
一方、IoTやAI、画像解析などのデジタル技術の進歩により、身体の動きをデータとして取得し、分析・可視化することが可能になりつつあります。こうした技術とスポーツ・健康科学の知見、プロスポーツで培われた経験を組み合わせることで、選手の動作の特徴やトレーニングによる変化を客観的に把握し、身体への負荷の評価や効果的なトレーニング方法の検討に活用できる可能性があります。
今回の連携では、広島工業大学の技術・研究力と、安部氏の実践的な知見を生かし、こうした可能性を検証しながら、スポーツ動作解析プラットフォームの構築をめざします。
■主な連携事項
本協定では、広島工業大学とHAKI proがそれぞれの強みを生かし、以下の分野で連携・協力を進めます。
(1) 教育・文化・スポーツの振興及び健康づくりの推進
(2) 学術研究及び技術研究に関すること
(3) 地域振興及び地域社会の活性化への貢献に関すること
■今後の活動計画
本連携では、野球を起点として、スポーツ選手の動作データを取得・分析するための研究基盤を構築し、選手自身による練習や指導者による指導など、競技力の向上やスポーツ傷害の予防を支援する技術の研究開発を段階的に進めていきます。
(1) 初年度:測定・分析環境の整備と研究テーマの探索
初年度は、HAKI proが有する測定機器や広島工業大学のデジタル技術を活用し、スポーツ動作データを取得・分析するための研究基盤を整備します。また、安部氏による球速140km/hへの挑戦を通じて、投球フォーム、球速、ボールの回転数などを継続的に測定・分析し、データの活用方法を検討します。併せて、本学野球部の協力による試験的なデータ取得などを進め、競技力向上や傷害予防に向けて重点的に取り組むべき研究課題を探索します。
(2) 中期的な展開:動作解析技術とトレーニング支援手法の研究開発
初年度の検討結果を踏まえて研究テーマを具体化し、蓄積したデータを活用して、選手の動作の特徴やトレーニングによる変化を分析します。また、スポーツ・健康科学の知見を取り入れ、身体への負荷の評価や効果的なトレーニング方法の検討、トレーニング効果の検証についても研究を進めます。これらの研究成果を生かし、AIやデータサイエンスを活用した「スポーツ動作解析プラットフォーム」の構築をめざします。
(3) 将来的な展開:教育・地域スポーツへの活用
研究活動で得られたデータや知見は、個人情報の保護に配慮しながら、広島工業大学の数理・AI・データサイエンス教育や学生の研究活動にも活用する計画です。また、研究成果を地域の少年野球などのスポーツ活動に還元し、科学的なデータに基づく効果的な練習や指導の普及に貢献していきます。将来的には他競技への展開も視野に入れ、地域のスポーツ振興や健康づくりにつなげていきます。
■取材について
協定締結式の取材をご希望の報道関係者の皆さまは、11月16日(月)13:00までに、下記の取材に関する各種お問合せ先までご連絡ください。
【内容に関する各種お問合せ】
TEL:082-921-6924(直通)
E-mail :s.matsumoto.gk@cc.it-hiroshima.ac.jp
担当 :IoT・AI・データサイエンス教育研究推進センター センター長 松本 慎平
【取材に関する各種お問合せ(取材の申し込み先)】
TEL:082-921-3128(直通)
FAX:082-921-8946
E-mail :kouhou@tsuru-gakuen.ac.jp
担当 : 広報部 石田 知世
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