病気による差別や偏見をスポーツの力で乗り越える。ケニア・エスンバ村でサッカー大会「SAFE FEET CUP」を開催!

学生NGO Waka Waka Kenyaと連携。スナノミ症から回復した子どもたちを含む50名がサッカーで心の壁を乗り越える。

一般社団法人A-GOAL

2026年7月10日

一般社団法人A-GOAL(東京都豊島区、代表:岸卓巨)は、学生NGO Waka Waka Kenya(代表:西松和郎)が、5月31日(日)にケニア・エスンバ村のエスンバ小学校にて開催したサッカー大会「SAFE FEET CUP」に協力しました。

本大会は、足の変形や痛みを引き起こす「スナノミ症」に対する偏見や差別をなくし、子どもたちの疎外感を取り除くことを目的に企画されたものです。学生NGO Waka Waka Kenyaが4月に実施した治療キャンペーンにおいて、子どもたちがイラストセッションで描いた「治ったらサッカーがしたい」という夢を形にしました。当日は、スナノミ症から回復した子どもたちを含む男子2チーム、女子2チームの計50名が選手として参加。スポーツを通じて共に汗を流し、スナノミ症の経験の有無にかかわらず、子どもたちがお互いを認め合い、仲間としてつながる機会となりました。

 ■ 「SAFE FEET CUP」開催報告(5月31日)

▼ 何もない校庭からスタート:エスンバ小学校との協力

開催地となったエスンバ小学校には、元々はサッカーコートもゴールもボールすらありませんでした。大会前日、何もないフィールドに現地の協力者がサッカーコートとゴールを設置。翌朝、新しく現れたピッチを見た子どもたちはワクワクを隠しきれない様子で、身の回りのペットボトルを使って早速サッカーを楽しむ姿が見られました。また、学校側も校庭の提供や大会の周知に快く協力してくださり、地域一丸となって大会を支える土台が整いました。

▼ 4チーム50名が参加:笑顔と歓声に包まれた白熱の試合

大会には、治療を乗り越えて回復した子どもたちを含む計50名が参加しました。

選手たちには、治療キャンペーン時に配布されたTシャツと靴に加え、A-GOALより提供されたゼッケンが配られました。子どもたちは自発的に髪をコーンロウに結って来るほど、気合い十分で試合に臨みました。試合が始まるとピッチは終始大盛況となり、ゴールが決まるたびにチーム全員で大はしゃぎしながら喜びを分かち合いました。

観覧席にも、かつて患者としてプロジェクトに参加していた子どもたちや、朝早くから集まった大勢の地域の子どもたちが駆けつけ、ピッチへ熱い声援を送っていました。

 ▼ 全員の心が一つになった閉会式

激闘を終えた子どもたちには、水やソーダ、ケニアの揚げパン「マンダジ」が提供され、誰もが満足そうな表情を浮かべていました。

大会の最後に行われた閉会式では、A-GOALの現地代表であるケン氏とコリンズ氏から「自分の可能性を信じて未来を切り拓いてほしい」という力強いメッセージが送られました。

その後、一人ひとりに修了証が手渡され、優勝チームにトロフィーが授与されると、会場のボルテージは最高潮に。最後はチームの垣根を越えて、参加者全員でウイニングランへと駆け出し、全員の心が一つとなった感動的な瞬間でした。

> 参加した子どもたちの声

   「スナノミ症が治って、こうやってサッカーができて本当に嬉しい!」

   「これからもずっとサッカーを続けたい!」 

 ■ プロジェクトがもたらした変化と今後の展望

 ▼ 学校の出席率向上と地域への広がり:校長先生からの感謝の声

今回の大会の様子は現地のラジオでも広報され、地域全体へ感動の声が広がりました。

エスンバ小学校の校長先生からは、「SAFE FEET PROJECTの成果により、病気から回復した子どもたちの学校への出席率が目に見えて上がり、授業にも集中して取り組めるようになっている」という極めて肯定的なフィードバックをいただきました。

治療から1ヶ月が経ち、スナノミ症に怯えていた多くの子どもたちが回復して、単に学校へ通えるようになっただけでなく、子どもたちらしい「遊び」の時間を全力で楽しめるようになっています。

スナノミ症は、子どもたちから「当たり前の日常」や「やりたいことに挑戦する機会」を奪ってきました。今回のSAFE FEET CUPは、子どもたちの心に寄り添い、当たり前に身体を動かせる喜びを感じてもらえるイベントとなりました。

■ Waka Waka Kenya代表・西松和郎(にしまつかずお)のコメント

今回のSAFE FEET CUPを通じて、私たちが一番の課題としてきた”スナノミ症による差別や偏見”に対して直接アプローチすることができたと確信しています。また、開催にあたりA-GOAL様とも密にコミュニケーションを取ることで、現地の小学校における子ども達の出席率向上に大きく寄与することができました。改めて、代表として心より御礼申し上げます。今後の活動について、学生NGO Waka Waka Kenyaは代表を2期生へと引き継ぎながら現地での活動を継続していく決意です。また、1期生である私達は、これまでの経験を活かした日本での活動を通して「スナノミ症への正しい理解を広め、誰もが安心して暮らせる社会の共創」に尽力していきます。

■ A-GOAL代表・岸卓巨(きしたくみ)のコメント

今回のSAFE FEET CUPは、スナノミ症の治療で終わるのではなく、子どもたちが再び仲間とともにスポーツを楽しみ、自信や笑顔を取り戻すための大切な一歩になったと感じています。

病気は身体だけでなく、差別や偏見、孤立といった社会的な課題を生むことがあります。だからこそ、子どもたちが一緒に身体を動かし、お互いを認め合う機会をつくることには大きな意味があります。スポーツには、人と人との壁を越え、誰もが安心して参加できるコミュニティを育む力があると信じています。

今回の大会は、学生NGO Waka Waka Kenyaの皆さんの熱意と、現地の学校や地域の皆さんの協力、A-GOALの活動をサポートいただいている皆様のご寄附によって実現しました。心より御礼申し上げます。

これからもA-GOALは、スポーツを通じて日本とアフリカをつなぎ、誰もが夢や可能性に挑戦できる社会の実現に向けて取り組んでまいります。

■ 団体概要

▼ 学生NGO Waka Waka Kenya

Waka Waka Kenyaは、ケニアへの留学中の日本人大学生4人が結成した学生NGOです。ケニアの農村部でスナノミ症の深刻な実態に直面したことをきっかけに、「スナノミ症への正しい理解を広め、誰もが安心して暮らせる社会を共創する」ことを目指して設立されました。ケニア・エスンバ村を拠点に現地NPOと連携しながら、スナノミ症患者の治療・靴の提供による予防・現地住民への正しい知識の啓発活動・プロジェクト効果の定量調査、SNSやメディアを通じたスナノミ症への正しい理解の促進を中心に活動しています。現場主義の若い行動力と、日本企業、NGO、学術機関等との連携を強みに、持続可能な共創モデルの構築を目指しています。

活動開始   :2025年5月

設立者    :西松 和郎

代表     :橋本 和樹

展開国    :ケニア、日本

メールアドレス:waka2.kenya@gmail.com

公式SNS   :

・Instagram:https://www.instagram.com/waka2_kenya/

・Facebook:https://www.facebook.com/people/Waka-Waka-Kenya/61578488195024/

▼ 一般社団法人A-GOAL

A-GOALは、代表の岸がもともとケニアでJICA海外協力隊として活動していたことをきっかけに、2020年5月に新型コロナウィルスの影響によって生じた失業や食糧危機に苦しむアフリカの人を支援するために設立されました。地域の草の根のスポーツクラブと連携し、ケニア・マラウイ・ナイジェリアなどアフリカの住民約1万人に対して緊急の食糧支援を行いました。現在は、「日本とアフリカをスポーツで繋げ、持続可能な社会を築く」を理念に、主にケニアでのユースサッカーリーグの運営と食糧支援、マラウイでの現地サッカークラブと連携した農業支援と食堂の運営、日本各地でのアフリカイベントの開催などを行っています。

商号     :一般社団法人A-GOAL

代表     :岸 卓巨

所在地    :〒170-0005東京都豊島区南大塚2-13-3

活動国    :ケニア、ナイジェリア、マラウイ、ウガンダ、南スーダン、ボツワナ、

        ザンビア、カメルーン、セネガル、日本

公式サイト  :https://a-goal.org/

▼ お問い合わせ先 

一般社団法人A-GOAL(代表:岸)

電話:070-2644-6234 

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会社概要

一般社団法人A-GOAL

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URL
https://a-goal.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都豊島区南大塚2丁目13番3号
電話番号
-
代表者名
岸卓巨
上場
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資本金
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設立
2021年05月