インドネシアの火力発電所において, アンモニア混焼および専焼に向けた技術の検討を開始
IHIは本日,インドネシア国営電力会社PLNの100%子会社であるPT Pembangkitan Jawa-Bali (以下,PJB)と共同で,アンモニアやバイオマス混焼技術の適用、将来的な専焼技術の適用および係る経済性の検証を行なうMoU(基本合意書)を,経済産業省主催による「アジアグリーン成長パートナーシップ閣僚会合(AGGPM)官民フォーラム」において調印します。そして,PJB所有の Gresik(グレシック)火力発電所などの既設ボイラを対象として,アンモニアなどのカーボンニュートラル燃料の混焼,将来的な専焼の実施を想定した各種技術検討等を行ないます。

この取り組みは,2021年5月24日に日本国政府および経済産業省により発表された「アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ(AETI)」の方向性に合致すると考えています。IHIは,今回の取り組みを通じて世界全体,ASEAN諸国でのカーボンニュートラル実現に向けた具体的な方法を示し,持続可能なエネルギートランジションを推進します。また,カーボンニュートラル燃料の多様な利用モデルを示すことで,燃料アンモニアを含めたカーボンニュートラル燃料の社会実装の早期実現と,質の高いインフラ提供によるグローバルな環境負荷の低減に貢献してまいります。

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