千葉県の大規模農園向けにオンサイトPPA事業を開始
東洋エンジニアリング株式会社(取締役社長 永松治夫、以下TOYO)は、長生あおば農園株式会社(代表取締役社長 晝間忠男、以下長生あおば農園)向けにオンサイトPPA*事業を開始致しました。
TOYOは、地域内で再エネ電力を地産地消する地域電力ネットワークインフラを展開し、地域経済の再生や脱炭素化への貢献を構想しています。今回開始したオンサイトPPA事業は、その足がかりとなる取組で、房総半島の中央よりやや南東の睦沢町で大葉を生産する長生あおば農園へ太陽光発電の電力を供給致します。
長生あおば農園は施設園芸を大規模展開しており、生産活動に使用する年間の電気代削減も経営課題の一つでした。従来は電力系統から購入していた電気の一部を初期費用0円でオンサイトPPAに切り替えることにより、10~15%の電気代削減が実現できる見通しです。
今後TOYOは、農業を産業基盤とした地域社会における脱炭素化と生産力向上に向けて、再エネ電力とスマート農業を組合せたシステムを展開し、豊かで持続可能な次世代の地域社会の実現に向けて貢献してまいります。
* オンサイトPPA (Power Purchase Agreement):発電事業者(TOYO)が、需要家(長生あおば農園)の敷地内に太陽光発電設備を発電事業者の費用により設置し、所有・維持管理をした上で、発電設備から発電された電気を需要家に供給する仕組み。
TOYOは、農業を産業基盤とした地域社会におけるオンサイトPPAの他、ロードサイドの駐車場併設店舗におけるソーラーカーポートによるオンサイトPPAの提供に取り組んでいる。
【参考】2023年6月8日付 当社ニュースリリース
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000107878.html)
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