大和総研、ビジネスレジリエンスを高めるトータルソリューション『D-Suite』の提供を開始
~システムのあるべき姿の策定からマルチクラウドの運用まで包括的にサポート~
株式会社大和総研(代表取締役社長:望月 篤、本社:東京都江東区、以下、「当社」)は、金融業界でも利用実績のある堅牢なクラウド基盤を活用した、企業のビジネスレジリエンスをサポートするシステムインフラトータルソリューション『D-Suite』を2025年4月1日(火)にリリースいたします。
D-Suiteの概要
D-Suiteは、ビジネスレジリエンスの実現に欠かせないマルチクラウド運用を支える「マルチクラウド共通基盤」を中心とし、ビジネスとシステムのあるべき姿を描く「システムグランドデザイン策定」、あるべき姿を実現する「クラウド移行・構築」、システム開発・運用の内製化人材を育成する「エデュケーションパッケージ」、クラウド活用のバックオフィス業務を支援する「AWS請求代行」といったソリューションで構成されます。
システムインフラの戦略策定、先端技術の活用、運用・セキュリティの強化、人材育成、バックオフィス業務支援の5つの面から企業のクラウド活用を最適化し、ビジネスレジリエンスの強化をサポートします。

当社は、金融機関やインフラ企業のシステムに求められる厳しい基準に準拠した基幹システム運用を行ってきました。こうしたナレッジ・スキルを活かし、今後もお客様のビジネスのさらなる成長、および社会・経済の持続的発展に貢献していきます。
D-Suiteを構成する主要なソリューション
① D-Suite マルチクラウド共通基盤
複数のクラウドの運用に必要となる共通的な運用監視、セキュリティ、ネットワークの機能を提供する共通基盤サービスです。お客様自身でクラウドの運用に必要な機能を構築するには相応のコストと時間を要しますが、D-Suite マルチクラウド共通基盤を利用することで、高度なセキュリティや信頼性が求められる金融業界でも利用実績のある堅牢なマルチクラウド運用環境を安価かつ迅速に導入できます。

② D-Suite PAM(特権ID管理)
D-Suite PAMは、D-Suiteマルチクラウド共通基盤のセキュリティ機能の一部として、あるいはD-Suite PAM単体として利用可能な特権ID管理ソリューションです。
システム管理に必要な高度な権限を持つ特権IDがサイバー攻撃や内部不正に悪用されると、情報漏えいやシステム障害などの重大なセキュリティ事故につながり、企業に甚大な被害を与える可能性があります。そのため、特権IDを適切に管理することが求められています。
D-Suite PAMでは、特権IDによるアクセスが必要な操作を行う際に、作業者個人のIDでD-Suite PAMにログインすることで、特権IDを使用して自動的にシステムへアクセスできるため、作業者に特権IDやパスワードを教える必要がありません。
特権IDを管理するために必要となるシンプルな機能に特化しているため、作業者、管理者、監査人の作業負荷の低減を実現します。

③ システムグランドデザイン策定
“IT施策の目指す姿”を示し、システム化に向けたグランドデザイン・実行計画を策定します。
④ クラウド移行・構築
クラウド環境への高セキュリティで安心安全なシステム構築・移行・運用をサポートします。
⑤ エデュケーションパッケージ
システム開発・運用の内製化に向けて、クラウド人材の育成を支援します。
⑥ AWS請求代行
AWSの利用に際し、直接契約ではなく当社の請求代行サービスを利用いただくことで、割引価格でAWSサービスをご利用いただけます。
以 上
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