【人生で一番役立ったスキルランキング】男女292人アンケート調査

人生で一番役立ったスキルに関する意識調査

株式会社 R&G（埼玉県さいたま市、代表：吉田 忠義）は、全国の男女292人を対象に「人生で一番役立ったスキルに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

あなたは仕事や日常生活で、どんなスキルが自分にとって役立っていると感じますか。また、今後どんなスキルを身につけることが必要になると思いますか？

そこで今回、株式会社R&G( https://r-andg.jp/ )は、全国の男女500人に「人生で一番役立ったスキル」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、株式会社キャリア・ブレーン（ https://cb-tokyo.co.jp/ ）取締役の白根敦子氏よりご考察いただいております。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL（ https://r-andg.jp/ ）へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象：全国の男女

調査期間：2024年12月23日～2025年1月6日

調査機関：自社調査

調査方法：インターネットによる任意回答

有効回答数：292人（女性160人／男性132人）

回答者の年代：20代 12.7％／30代 31.4％／40代 27.1％／50代以上 28.8％

【調査結果サマリー】

・人生で一番役立ったスキル1位は「コミュニケーション力」

・これから身につけたいスキルは「語学力」

人生で一番役立ったスキル1位は「コミュニケーション力」

男女292人に人生で一番役立ったスキルを聞いたところ、圧倒的1位は「コミュニケーション力（25.0％）」でした。

対人関係が重要な社会では、円滑な意思疎通を求められる場面が多くあります。そのためコミュニケーション力は、仕事や日常生活において欠かせないスキルだと感じている人が多いようです。

また、2位「語学力（7.5％）」、3位「パソコン活用スキル（7.2％）」など、実務に直結するスキルも役立っている人が多いとわかります。

＜1位　コミュニケーション力＞

・仕事で上の立場になっていくにつれて最も必要だったから（40代 女性）

・営業時代のコミュニケーションスキルが、職業が変わったとしても常に役立つ。どのような時代も最終的には人間関係を円滑に保つことが重要だから（50代以上 男性）

・どこに就職しても人と接していくので、人間関係に困ることがなかった。また困った時に助けてもらえることが比較的多くあった（40代 女性）

・仕事で成果が出やすいし、プライベートでも役にたつ（20代 男性）

・仕事をしていてもそうでなくてもコミュニケーション力は生きる上で絶対に必要です。どこで何をしていても、人は誰かと共に生きているので、コミュニケーション力をつけておいてよかったと思っています（女性 40代）

コミュニケーション力は、仕事でもプライベートでも役立ったという声が寄せられました。とくに仕事において、円滑な人間関係の構築や、キャリアアップに不可欠と感じる人が多いようです。

また、「困ったときに助けてもらいやすい」といった意見もあり、人間関係を良好に保つことが、人生のさまざまな場面でメリットをもたらすとわかります。

＜2位　語学力＞

・留学や英語系の資格の取得につながり、人生の選択肢が広がった（20代 女性）

・インバウンドで国内のどこに行っても外国人が増えているため、ちょっとでも理解できるだけでも会話が成り立つし、役に立てる場面が多くあるから（20代 女性）

・外国人と会話することができ、色んな海外の情報を知ることができました。英語で書いてある記事が読めました（20代 男性）

・商社や貿易会社、外資系企業で働けたし、海外の企業でも働けたから（40代 男性）

外国語、とくに英語が話せることで業務の幅が広がったり、昇進や転職のチャンスが増えたりしたという声が寄せられました。

また現在は海外とのつながりが身近になり、外国の方と接する機会も増えています。そのため、スムーズに会話ができることにメリットを感じた人も多数いました。

今後ますます国際化が進む社会において、語学力は仕事だけでなく、多くの場面で活かせる重要なスキルと言えそうです。

＜3位　パソコン活用スキル＞

・事務仕事の多くは効率化できるから（30代 男性）

・仕事で毎日のルーティン作業をマクロで半自動化して業務効率化を行った（20代 男性）

・事務作業をする上で、分からないことはネットで調べて自己解決できる。WordやExcelの知識があれば、googleドキュメントやスプレッドシートなども感覚で使用可能（30代 女性）

パソコン活用スキルは、業務の効率化に役立ちます。とくに、事務作業の自動化やデータ管理のスムーズさが生産性向上につながり、仕事をスピーディーに進められるようになったとの声が多く寄せられました。

パソコンは、一度基本的な使い方を習得すれば他のツールにも応用しやすく、自分で問題を解決する力がつくのもメリット。デジタル化が進む今の社会では、パソコンスキルを持つことで仕事の選択肢が広がり、さまざまな場面で活躍できそうですね。

＜4位　タイムマネジメント力＞

・たくさんのやらなければならな仕事が重なったときに、優先順位を把握し、さばくことができるから（30代 女性）

・仕事柄、時間管理が大切だが、そこに難しさを感じず時間内に仕事を終えることができる（20代 女性）

・締め切りの多いプロジェクトを効率よく進められ、チームから信頼を得た。また、限られた時間の中で趣味や家族との時間を確保することで生活が充実した（30代 女性）

タイムマネジメント力があると、限られた時間の中で優先順位をつけ、計画的に仕事を進めることができます。「業務の負担を減らしながら、成果を上げられるようになった」という声も復数寄せられました。

仕事を効率よくこなせるようになると、趣味や家族との時間を確保しやすくなります。タイムマネジメント力を身につけることは、仕事とプライベートのバランスを整え、充実した毎日を送るための助けになりそうですね。

＜5位　文章力＞

・多くの仕事で報告書や広報などの文章作成が求められますが、文章を書くことは昔から好きだったので、ストレスなく取り組めました（40代 男性）

・仕事で議事録や業務マニュアルを作成した際、分かりやすいと言ってもらうことが多かった。社内でのメールやチャットでのやり取りをスムーズに行うことが出来ている（30代 女性）

・フリーランスになった時、文章作成能力のおかげで5年ほど生計を立てられて、貯金もできたから（50代以上 男性）

報告書の作成、社内外のメールやチャットのやり取りなど、正確に伝わる文章を書けることで、誤解を防ぎ、無駄なやり取りを減らせたという意見が目立ちました。

また「文章がわかりやすいことで、上司や取引先からの評価が上がった」「企画書の説得力が増し、キャリアアップにつながった」といった声もあり、文章力の重要性を実感している人も。

さらに、文章を書くことを活かして副業やフリーランスとしての道を広げた人もいました。

これから身につけたいスキルは「語学力」

これから身につけたいスキルとして最も多く挙げられたのは「語学力（30.8％）」で、全体の3割以上を占めました。グローバル化が進む中で、語学スキルの重要性を実感している人が多いようです。

また、2位「コミュニケーション力（8.9％）」や「ITスキル（8.6％）」など、実務での即戦力となる能力を身につけたいと思っている人も。

さらに、金融・投資やAI活用など、将来性のあるスキルへの関心も見られ、時代の変化に対応した学びが意識されているようです。

＜1位　語学力＞

・海外との取引もあるので、英語力を身につけたい（40代 女性）

・外国のお客様と会話するために英語、韓国語の語学力を身につけたい（50代以上 男性）

・色んな世界の人と仕事やプライベートで関係を構築したい（40代 男性）

・中国語。中国語が使えたらもっと便利だった、と思う機会が増えた（40代 女性）

語学力を高めたい、身につけたいという声が多く寄せられました。とくに仕事で海外とのやり取りが増える中で、語学力習得の重要性を強く感じている人が多数。

また、言葉の壁がなくなることで仕事やプライベートの選択肢が広がり、日々がもっと充実したものになるのでは、と期待している人もいました。

＜2位　コミュニケーション力＞

・ビジネスの人脈を広げていきたい（40代 男性）

・社会に出ていく中で、年上の人と上手に付き合うことができるようになりたいと思うから。また、自分の意見をしっかりと伝えて不利益を被らないようにしたい（20代 女性）

・若い社員に的確に技術継承が出来るよう、コミュニケーション技術を磨きたい（50代以上 男性）

ビジネスの場で相手と良好な関係を築いたり人脈を広げたりするためには、コミュニケーション力が必要です。同僚や顧客とスムーズに意思疎通ができれば、チームワークや信頼関係も築きやすくなるのではと感じている人が多数。

また、うまくコミュニケーションを取ることで、仕事のチャンスが広がるのではと期待している人もいました。

＜3位　ITスキル＞

・業務の効率化や情報の整理、自動化が進む現代において、プログラミングやデータ分析などのスキルを磨くことで、仕事の成果をさらに上げられるようにしたいと考えている（30代 女性）

・IT化が急速に進む社会で暮らしていく中で、生活に影響が出ては困るのである程度の知識や技術が欲しい（30代 女性）

・ITの知識です。これからは、好まなくても必要不可欠なスキルだと思います（50代以上 男性）

プログラミングやデータ分析といったITスキルを身につけることで、業務の効率化が進み、成果を上げられるだろうと感じている人が多いようです。

今やITスキルは、職場だけでなく日常生活にも欠かせないものになっています。そのため、「時代に取り残されないように基本的なITスキルや知識を身につけておきたい」という声もありました。

＜4位　パソコン・デジタル活用スキル＞

・パソコンやスマホ操作。使いこなせる能力（50代以上 女性）

・事務職なので、Excelスキルをもっと身につけたい（40代 女性）

・関数やマクロについて学び、仕事の時短や効率化につなげたい（30代 女性）

パソコンやデジタルツールを使いこなすスキルの重要性を感じている人も。

具合的には、「ExcelやWordなどのオフィスソフトを使いこなしたい」という声が多数。時間や手間のかかっていた作業が、短時間で効率的にできるようになるからです。

また「スマホやパソコンを自在に扱えるようにしたい」という声も。スマホやパソコンを上手に活用できれば、仕事だけでなく日常生活でも便利になる場面が増えますね。

＜5位　金融・投資スキル＞

・お金の管理に関すること。金融関連で数字に強くなりたい。NISAがスタートして、興味がどんどんわいているから勉強を進めたい（40代 女性）

・投資に関するスキル。老後に資金にしたいから（50代以上 男性）

・金融知識。今までお金に対して無頓着だったので（50代以上 男性）

・米国株投資のスキル。将来的に有望で安定性があるから（50代以上 女性）

将来の資産形成や老後に向けた資金準備として、投資や資産運用に積極的に取り組みたいと考えている人も。とくに40代以上の世代に多かった意見です。

将来のためにしっかりとした金融リテラシーを身につけたいという思いが強く感じられました。

＜6位　動画編集スキル＞

・動画制作能力とWEB制作能力。どちらもフリーランスで活動する上で仕事の需要がありそうだから（50代以上 男性）

・在宅ワーカーとしていつか高齢になった親の面倒を見ながらでも仕事を出来るようにしたい（40代 女性）

・動画作成ができるように、ツールやアプリの使い方を学びたい（50代以上 男性）

フリーランスや在宅ワークの需要が増加したことで、動画編集スキルへの関心も高まっています。柔軟な働き方を望む人たちが、自分のペースで仕事ができるように動画制作能力を身につけたいと考えている様子がうかがえます。

動画編集のツールやアプリを使いこなすことで、仕事のチャンスが広がると感じている人も多いようです。

＜7位　感情マネジメント力＞

・動じない心（30代 女性）

・感情のコントロールスキル（30代 女性）

・スルーできないような事が起きたとき、今までためてきたものが爆発したかのように号泣してしまうので、感情のコントロールもしくはストレスをためないスキルが欲しい（50代以上 女性）

ストレスや感情のコントロールがうまくできず、日常生活や仕事に支障を感じている人も。また、感情をうまく発散できず溜め込んでしまうことによる「ストレスの蓄積」を避けたいという声もありました。

感情をコントロールする方法を学び、心の余裕を持てるようになりたいと考えている人も多いようです。

＜8位　AI活用力＞

・AIを使った仕事のためのスキル（50代以上 女性）

・ChatGPTを使ったスキル（40代 女性）

・AIを使いこなしたい。手入力で手間暇かかっていたことをAIにアウトソーシングしたいから（50代以上 女性）

ここ数年でAI技術が急速に浸透し、さまざまな分野での活用が進んできました。そのため、AIを使いこなすことが、今後ますます重要なスキルになるだろうと考えている人も。

具体的には、「ChatGPTを活用したい」「AI全般の活用スキルを身につけたい」「AIツールで業務の負担を軽減したい」といった声がありました。

まとめ

「役立ったスキル」と「これから身につけたいスキル」の両方にコミュニケーション力と語学力が挙がっており、これらのスキルが仕事や日常生活でいかに重要視されているかがうかがえます。

一方、ITやデジタルスキルの向上を望む声が増えていることから、技術の進化に対応するための学びが必要とされていることもわかりました。

スキルを意識的に磨くことは自身の成長につながり、新たなチャンスを掴む可能性も広がります。自分に合ったスキルを見つけて計画的に学びながら、より充実した毎日を目指していきましょう。

■白根敦子氏の考察

この調査結果で注目したいのは、「コミュニケーション力」です。AIが進化し、多くの仕事を自動化していく中で、人間にしかできない「感情の管理」や「共感能力」を含むコミュニケーション力が重要視されています。 

コミュニケーション力向上は、「人間力を磨く」、「人としての器を大きくする」ことにつながります。これらは、混沌としたグローバルな時代の難しい問題解決や創造性を発揮するリーダーが身に着けるべき資質ですから、今後ますます関心が高まるでしょう。 

▼監修者紹介

白根 敦子（しらね あつこ） 

株式会社キャリア・ブレーン（ https://cb-tokyo.co.jp/ ）取締役

キャリア形成支援のパイオニアである父の白根陸夫とともに 全国でプロフェッショナル・キャリア・カウンセラーⓇを3,000名育成、日本人が幸せな生涯現役でいられるように人材育成と雇用創出の分野で活躍中。

外資系メーカー勤務を経て、友人のベンチャー企業の経営、ベストセラー作家の事務局、飲食店経営、コミュニティ運営など多彩な経歴を持つ。

日本酒の伝統や歴史への理解を深める日本酒愛好家を増やすことにも注力し、多くの日本酒ファンを生み出している。

【著書紹介】

『ネ・コーチング』（ナナ・コーポレート・コミュニケーション ・2010年） 

『新卒がすぐに辞めない採用方法』（経営書院・2017年）

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL（ https://r-andg.jp/）へのリンク設置をお願い致します。

■株式会社R&Gについて
株式会社R&Gは埼玉県大宮を拠点に製造業、物流業、通訳等に特化した人材派遣。一般の派遣会社と違い留学生等の外国人派遣でご案内しております。あわせて外国人の生活を来日から就職・その先まで一貫したサポートも行っています。

※事業内容の詳細はこちら

https://r-andg.jp/business.php

■会社概要
社名 ： 株式会社 R&G
所在地 ： 〒330-0803　埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-51-1 三石ビル4F
代表者 ： 吉田 忠義
創業 ： 2015年9月
資本金 ： 2,000万円
事業内容： 人材派遣業・コンサルティング業
URL ： https://r-andg.jp/company.php