『書道教員免許』課程が履修可能に －愛知県内の私立大学で4校目！！－
本学では、増田孝学長以下、書道を専門とする教員スタッフが充実しており、文字を書くことだけではなく、実際の作品を鑑賞することも学修の一環としております。書道教育においては、増田学長以下の所蔵する名品も教材として活用する予定です。
また、書道科教員免許は、国語教員免許と併せて履修することが可能となっており、実際に教員として教職に就いた際に非常に有効と考えられております。
本学の立地する小牧市や隣接する春日井市は、書道教育が充実していることで全国的にもその名が知られております。本学も、愛知県内の私立大学で４校目となる『書道科教員免許』認可を皮切りに、地域の文化振興に貢献するとともに、より充実した教育体制の構築をめざして参ります。
【愛知文教大学 学長 増田 孝 コメント】
明治以降、戦後と、書道が普及し、学ぶ人の裾野は広がってはおりますが、本当の意味での書のレベルから考えると、これでいいのだろうかと思うことがあります。やはり書道と言うからには、基本的なところを踏まえた、書を学ぶ人を育てたいと考えます。そして、書を学ぶ人には、書道が好きで、将来子どもたちに書を教えたい、という気持ちの裏付けがあって、技法や理論や歴史を学んで欲しいです。そうした人たちを、私たちは全力でバックアップしていきます。
【教職センターによる在校生・卒業生へのサポート】
本学では、「教職課程研究センター」を学内に設置し、在学生・卒業生ともにサポートできる環境を整えております。
・教員採用試験の分析および教職免許取得に向けた指導
・教員採用情報の一元管理
・教職に就いた卒業生への継続的指導サポート
【愛知文教大学の教職課程概要】
履修可能教職員科目：国語・書道・英語
現在教員には、これまで以上に実践力が求められています。
それに対し、従来の教育実習以外に、全国で多くの教員志望学生が、学習支援ボランティアなどで、学校現場に関わっています。
愛知文教大学においても、同様の取り組みをしていますが、特に本学では、そうした学生の貴重な経験を、普段の教職課程の授業と関連させることに努力しております。
たとえば、学校での経験をもとに児童・生徒との関わり方を大学の授業内のディスカッションで考え、次回の学習支援ボランティアの時に、新たな関わり方を実践して児童・生徒とのコミュニケーションの深化を図ることで、学生の他者との関係構築の能力向上を図るなどの取り組みをしております。これによって、地域の学校から「愛知文教大学の学生にきてもらいたい」と言ってもらえるような、それに必要な学生の力量向上をめざしております。
【書のまち春日井への貢献】
愛知文教大学が所在する小牧市に隣接する春日井市には、平安時代の有名な書家、小野道風が生まれたという言い伝えがあり、昔から道風と書を大切にしてきました。
春日井市は、この伝統を守り続けるため、「書のまち春日井」として、書が盛んになるよう、多岐にわたる取り組みを展開しています。
愛知文教大学では、今回の書道教員免許取得認可を契機に、春日井市の取り組みに賛同し、書に親しめる環境作りと、その環境を支える人材育成に努めてまいります。
【愛知文教大学データ】
■学部：人文学部人文学科（外国語専攻／日本文化専攻）
■大学院：国際文化研究科（博士前期・後期課程）
■学長：増田 孝
■設立：1998年
■所在地：愛知県小牧市大草年上坂5969-3
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