「父は戦場カメラマン--モハメド・“モー”・アミンの生涯を追う」ＢＢＣワールドニュース8月21日・28日（土）午後6時10分より放送
■番組名 父は戦場カメラマン―モハメド・“モー”・アミンの生涯を追う
■放送日時
第１話 ８月２１日（土）後6:10～7:00
第２話 ８月２８日（土）後6:10～7:00 全２話 再放送あり
■放送内容
モハメド・“モー”・アミンは、ケニア・ナイロビ生まれのフォトジャーナリスト。１０代後半に戦場カメラマンとしての人生を選択し、アフリカ各地の最前線で生きる人々の写真や映像を撮りはじめた。
特に彼が足を運んだのはエチオピア。１９８４年に”モー“が撮影した、飢えに苦しむエチオピアの人々の姿は、世界中に大きな影響を与えることとなる。
１９９１年、“モー”はエチオピア内戦の取材に赴き、アジスアベバで弾薬庫の爆発に巻き込まれ、左腕切断の大けがを負い、助手を失う悲劇に見舞われた。しかし、“モー”は、極めて精巧な義手を装着しカメラを自由自在に操るトレーニングを積み、カメラマンとしての活動を再開。エチオピアを中心にさらに精力的に取材活動を行う。
１９９６年、“モー”に、さらなる悲劇が襲う。たまたま乗り合わせたエチオピア航空の旅客機がハイジャックされ、“モー”は機内で最悪の事態を回避しようとハイジャック犯への説得を試みるも、旅客機は燃料切れで海に墜落。“モー”を含む122名が犠牲となった。
番組では、「非常に尊敬し、愛しているが、父親としては断片的な記憶しかない」という“モー”の息子サリームが、“モー”の３０年に及ぶカメラマンとしての足跡をたどる。
“モー”が追い続けたアフリカ大陸とは、エチオピア飢餓とは何だったのか、そして、命を落とすことになったハイジャック事件の真実とは・・・・・・。命が尽きる最後の最後まで不屈の精神力で闘い抜いた戦場カメラマンが生涯をかけて伝えようとしたものを、息子の目を通して描くドキュメンタリー。
どうぞご覧ください。
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