日本海事協会、テュフ ラインランド ジャパンのテクノロジーセンターに認定試験場の証書を交付
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)*は、この度、テュフ ラインランド ジャパン株式会社**(神奈川県横浜市)の試験場であるテクノロジーセンター(同)を、ClassNKの認定試験場とする証書を交付しました。
舶用品の製品認証業務において豊富な実績をもつClassNKと、世界有数の第三者認証機関であり、幅広い製品の試験・認証をグローバルに展開しているテュフラインランド グループは、試験と製品認証におけるグローバルなパートナーシップ協定を2015年9月に締結しています
テュフ ラインランド ジャパンのテクノロジーセンターは、ISO/IEC17025が定める製品検査や分析・測定等を行う試験場として、既にDAkkSやJNLAを始めとした世界各国の認定機関より認定を受けている施設です。
陸上・海上両用の機器の販売に至るには、原則として陸海それぞれの製品認証が必要であり、メーカーにとって認証取得に関わる費用や時間の削減が大きな課題となっています。この度のClassNKによる試験場認定に伴い、テュフ ラインランド ジャパンのテクノロジーセンターで実施可能な自動化機器の環境試験の内、高温試験、温湿度試験、振動試験、低温試験、塩水噴霧試験、無線機器試験及びEMC試験に合格した製品に対して、ClassNKの使用承認証明書発行に要する検査員の試験立会いの省略が可能となります。
ClassNKとテュフ ラインランド ジャパンは、今後も各々の知見と経験を共有・統合して、製品試験と製品認証における顧客の更なる利便性向上に向けた取り組みを順次拡大してまいります。
* 一般財団法人日本海事協会(ClassNK)
日本海事協会は1899年に創立され、海上における人命と財産の安全確保及び海洋環境の汚染防止を使命に、船舶や海洋構造物の安全性などを独自に制定した規則及び国際条約に基づいて検査する船級協会です。また、これらに用いられる材料や機器の安全性に関わる承認業務に加え、ISO9001やISO14001をはじめとした組織におけるマネジメントシステムの認証業務、温室効果ガス排出量検証業務などを実施しています。国内外約130ヵ所に検査ネットワークを有し、登録されている船舶の総トン数において世界最大級の規模となります。ウェブサイト: www.classnk.or.jp
** テュフ ラインランド グループ
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で19,600人、年間売上高は19億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com
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